女神記
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古事記。この最古の名作を読むのは、なかなか大変だろう。この名作をモチーフに、主人公を通してイザナミ、イザナキの描写が後半に向け徐々に盛り上がる。ここから古事記に入っていくのもよいかもしれないなと感じた。 | ||||
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前半は桐野作品らしい人間の闇や愛憎を感じました。 が、後半はう〜ん……古事記や神話・民俗学も好きな私ですが 桐野作品に求めているのはこれではないのです。 ここまで冗長に古事記を組み込まなくても、貧しい南の島の因習に翻弄される女性達だけで、 桐野さんなら充分魅力的なストーリーを紡いだのではないでしょうか? イザナミ・イザナキに対する解釈も「さすが桐野」というものでも無いし、 ナミマとマヒトの関係性とのリンクまたは対比も、私には読み取れませんでした。 | ||||
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私でもよく知っている神様の生い立ちが紹介されていて勉強になった。 ただ、桐野文学に通底している暗さみたいなものが神様論にはまるでなじまない気はした。 神様というものに対する著者の考え方は、余りにも夢がない。 仏様の夢を見た経験から言わせて貰うと、まだ悟りとは程遠い神様と言えど、やはり人間的な感情は遥かに超越している筈で、このようなドロドロとした内容にはならない気がする。 天皇というものが、かつて派閥争いに明け暮れ殺し合っていたとしても、それは本来の神様とは本質的に無関係な気がする。 | ||||
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2回も読み直すほどの魅力に満ちた作品でした。 どちらかというと殺人や犯罪というサスペンスやミステリーが嫌いな読者の私には、桐野さんのこの作品は孤高の文学と評価します。 これを機会に「古事記」「日本書紀」を丹念に読み直す必要を感じるくらいのインパクトがありました。 巫女やイザイホー(沖縄久高島)の世界を学び、まだまだ知らない世界があることに気づかされた作品でもありました。 なお書籍の表紙の女性像も魅力的でした。 | ||||
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壮大なスケール感でまさに桐野ワールドでした!大ファンです!! | ||||
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