デンジャラス
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全1件 1~1 1/1ページ
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谷崎潤一郎の晩年を、三番目の妻の妹の視点から描いた私小説風の物語。作家という人種の業の深さを感じさせる作品である。 | ||||
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題名からは内容をとても想像出来ない物語。文豪、谷崎潤一郎の半生を描くが、どこまで真実かどこまでフィクションか判然としないまま、物語は進む。 女性の情念を細やかに描くのは女流作家ならではだろう。私を小説の中で描いてもらったと、喜ぶ主人公の気持ちは分からなくもない。何も無いまま、死んでいくより、そのことを生きる縁にするのも良いと思う。 名前は知っているが、読んだことのない作家の代表であるが「細雪」や「瘋癲老人の日記」なんかは、読んでみたいなと思った。 しかしながら、多くの時間を過ごした神戸の情景がまったく出てこないのは、どうしたことだろう? 著者自身に馴染みがないし、あまり調べようともしなかった結果だろうけど、残念です。 | ||||
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欲しかった本なので、購入できてよかった。 | ||||
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谷崎潤一郎を、妻や義妹や子供や孫との関係に対して、義妹の目線で描いた興味深い作品。周りに女たちを囲っているのが好きな性分のようにもみえ、谷崎潤一郎の人柄を勝手ながら誤解すること間違いなし。タイトルのデンジャラスの意味は何でしょうね。 | ||||
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小説のモデルになったのが谷崎潤一郎とその家族の話だったので、興味深く読みました。主人公は谷崎の妻の妹の重子で、姉の家族に世話になっている居候のような存在で、最初は男性に庇護される弱い存在と思いきや、最後は以外にもという感じです。桐野さんの作品の主人公の女性はいつも自分の意見をもって、きっぱりと相手に言うところが大好きです。新作の日没の主人公もそうですが、いつもすっきりします。 | ||||
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桐野さんの他作品が面白かったので読んでみました。 女性の心の機微が緻密にえがかれており、そこに居たかのような臨場感を感じられます。 過激な描写はないのに、ページをめくる手が止まらないことが、桐野さんの実力を現していると思います。 私は谷崎文学は一作も読んだことがありませんが、非常に楽しめました。 | ||||
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