(短編集)
もっと悪い妻
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この作家の作品を初めて読むので、いつもこんな感じの小説なのか、判断が難しい。 6編の短編が収められており、そのうち初出は「悪い妻」だけが週刊文春で、他は皆オール読物である。 「武蔵野線」や「みなしご」の最後の落ちは、切れ味鋭い。 「残念」は意外と共感する方も多いだろう。そういう気持ちになっている方は男女ともに世の中にいるはず。 「オールドボーイズ」の最後の落ちは、不快感を覚える。 「悪い妻」と「もっと悪い妻」を比較すると、悪い妻の方がそれほど悪い妻には思えなくなる。普通ではないかな。逆にもっと悪い妻は、この妻の旦那が確かに異常だ。本当にこんな感じの旦那がいるのかな?小説だから、成立するだけのキャラではと思ってしまう。 全体的にとても軽い。オール読物という制約の中で、こういう軽いものを書いたのか?この作家の他の小説(ちょっと長めのやつ)も読んでみないと、なんとも評価のしようがない。 | ||||
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桐野夏生さんの毒と悪意とユーモアが一つもない短編集。短編ならではの味もありません。 ガッカリでした。 表紙も訳がわからないデザインで。 「錆びる心」という優れた短編集と同一作家のものとは思えない。 柔らかな頬やグロテスクなど好きな作品を読み返してお口直しします。 | ||||
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著者らしくないというか、女性のドロドロ感が読み応えなのにそれらが全く感じられない作品集。 ただどの作品も読みやすいので万人受けはするかもしれないけど、著者の作風が好みの人には向かないであろう。 むしろどの作品も、その後の展開が読みたいのだけど…という展開で終わっていて消化不良。 先が気になるという点では著者の技巧はさすがなのだけど。 | ||||
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全体に、桐野夏生にしては薄味というか小粒というか。 意図的なものだろうが、各編とも、長編小説の一部分だけを無造作に抜き取ったような印象。どの短編も、結末がまったく「オチ」っぽくない。 それでも、けっしてつまらなくはない。「ああ、この短編、もっと続きが読みたい」とは思うけれど。 それに、1つの短編を読み始めると、たちまちその世界にスッと引きずり込まれる。そのへんの磨き抜かれたテクニックは、やはり大したものだと思う。 | ||||
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著者の長編小説のファンです。 これまで短編は読んだことが無かったので、期待を持って読み始めましたが1話目で本を閉じそうになりました。 この本は薄くて文字も大きくすぐ読めそうだったので、判断は全部読んだから、、と思い直し2時間半ほどで読了。 いつも通り人物描写は巧みなのですが、他の方もおっしゃっているように、読後に何の印象も残りませんでした。 桐野さんならもう少しドロっとした読後感があって欲しかったです。 | ||||
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