(短編集)

彼女はそこにいる

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種別
短編集
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あらすじ

2023年06月30日 彼女はそこにいる

「人が居つかない家、というものは存在する」恐怖が3度襲うホラーミステリ第1話「あの子はついてない」母と共に庭付きの一軒家へ引っ越してきた中学生の茜里。妹の面倒を見ながら、新しい学校に馴染んでゆく茜里だが、家の中で奇妙なことが起こり始める。知らない髪の毛が落ちている。TVが勝手に消える。誰もいないトイレで水が流れる。ささやかだが気になる出来事の連続に戸惑う茜里。ある夜カーテンを開けると、庭に見知らぬ男性の姿が――。第2話「その家には何もない」不動産仲介会社に勤める朝見は、大学の先輩でフリーライターの高田に「曰わく付きの物件」を紹介して欲しいと頼まれる。次々に貸借人が入れ替わる家の話をしたところ、「内覧したい」という高田に押し切られて現地へ向かうことに。そこは最近まで中学生の娘と母親が暮らしていた庭付きの一軒家だった。第3話「そこにはいない」その家にはなぜ人が居つかないのか? 新たな住人をきっかけに、過去の「ある事件」が浮かび上がる。(「BOOK」データベースより)

評判

彼女はそこにいるの評価:

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彼女はそこにいるの総合評価:

9.00/10点 レビュー 4件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4
(5pt)

家も心霊も人間も怖い

出てくる人物の思考回路が痺れるほどオカシイのに物語は超緻密でロジカル。
何度も「ええ~!?」と叫びながら一気読みしてしまいました。ホラーでミステリでどんでん返しでジュブナイルな痛みもあって抜群に面白かったです。
よくこんなに多様な心の動きを説得的に描けるなと感嘆します。

最終章は雑誌で既読だったことにしばらく気づけず「私このストーリー知ってる…?ナゼここだけ?この記憶はどこで植え付けられた…?」と個人的な恐怖体験も味わわせてもらいました(笑)
彼女はそこにいる Amazon書評・レビュー: 彼女はそこにいるより
404113451X
No.3
(5pt)

きちんとしている

読みやすく、文中の手がかりが最後にきちんと集まってピタッと収まる感じがとても気持ちいいです。ホラー描写も過剰でなく、それでいてしっかりと怖く、よかったです。
ホラーよりはミステリ的な要素をより強く感じましたが、とはいえホラーとしての味わいも十分にあり、満足度の高い一冊でした。
彼女はそこにいる Amazon書評・レビュー: 彼女はそこにいるより
404113451X
No.2
(3pt)

★ネタバレあり★ 第一話の伏線が回収されていない

構成としては面白く、グイグイ読ませる話でした。ホラー要素とミステリーが上手く絡まって最後まで飽きさせないのは見事です。

しかし、第一話での人形のエピソードが、中途半端なままで、回収されたとは言い難いのが少し残念です。第一話には、それなりのオチはついているものの人形については納得行く答は示されていません。取ってつけた感がありました。

又第三話での展開は少し主人公の心理に説得力が欠ける気がします。

全体として先が楽しみになるストーリー展開ではありました。
彼女はそこにいる Amazon書評・レビュー: 彼女はそこにいるより
404113451X
No.1
(5pt)

愛ほど歪んだ呪いは無い

人の思いは人それぞれで,離れても子を見守ろうとする親の愛,他人には理解されにくい外見への拘り,他人の生命を奪うことになっても貫く大切な人への感情等,ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが,他者の日常生活を脅かす人間と幽霊,「本当に怖いのは幽霊か,人間か?」と多くはない登場人物と限定された場所に関わらず,多くの背景や心理描写を感じさせられる作品です。

 本作の題材である事故物件に関しての説明は不動産業者ごとに差があると思いますので.せめて内覧時に「過去に何か不自然なことありましたか?」と確認してから入居を決めるべき,と痛感した作品となりました。
彼女はそこにいる Amazon書評・レビュー: 彼女はそこにいるより
404113451X

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