メタボラ
- 貧困 (21)
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一気に読みました。 最後のシーンが切なかったです。 | ||||
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陽気でノンキな宮古産青年のジェイクこと昭光、記憶を失って沖縄のジャングルを彷徨い昭光に拾われたギンジこと雄太。 二人の息詰まるほど目まぐるしい旅路から目が離せず、一気読み確実。 ジェイクもギンジも最底辺に追い込まれた若者ということになるんでしょうが、なぜこんなに愛しいのか。 人は一人では生きられない、と思ったり、若者たちを飲み込む歪んだ家族、巨大な搾取、暴力といった社会的なシステムの恐ろしさを感じたり、雄太が絶望に至る過程の克明な描写に深く共感したり、といろんな意味で読み応えのある内容になってます。 続編が読みたいが、、 | ||||
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10年ほど前の作品だった気がしますが、久々に再読。 読む手を止めさせない圧倒的な筆致は流石としかいいようがないです。 あぁ、桐野夏生が好きだ。と。 呆れるほどの楽観主義で放埒なアキンツ、記憶喪失がもたらす、常時四面楚歌のような悲観的なギンジの物語だが、対照的に見える2人でも抱える表面的な問題は同じ。 「悲惨な程の選択肢の無さ」 選択する能力も、先を見て進む計画性も無い若者達が多く登場しますが、彼らは似たり寄ったり。 私の置かれた環境から考えると異次元の話であり、本当にこんな世界があるのかと疑いたくなります。 そういう意味では路上のXもそうですね。 ★ここからネタバレあり。★ 最後の最後まで救われないアキンツは、この物語の象徴なわけだが、全てが自業自得でもある。 それをもってしても救われなさすぎて読後は凹む。 グロテスクはある意味悲惨ではあったけれども救いもあった。 ポリティコンも冷たく苦しくはあったが、どこか救いはあった。 これは打ちのめされてしまうのです。 また10年後くらいに再読しようかな。 | ||||
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読み進めるのが億劫になるくらい暗くて重たかった 10年以上前の作品なのに、扱ってる問題がタイムリー 頑張れば報われる、なんて時代は終わったのだと言われているような気がした | ||||
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初めての作家だったので面白く読みました。こんな世界が今の世の中、日本中に満ちているのかとため息が出ます。非正規、パート、アルバイト 周りを見回しても100歳まで生きる時代と言いながら 格差が広がって気が付けばゆとりある時代とはとても言えません。それをはっきり示している小説でした。 | ||||
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