ヒロイン
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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2022年〜23年の週刊誌の連載に加筆・修正した長編小説。カルト教団が引き起こした事件に関与して指名手配された女性の逃亡と生き直しを、徹底的に女の視点から描いた桜木紫乃ワールド満開のダークなロマン・サスペンスである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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なぜ戸籍を使えないリスクがあっても出頭しなかったのか。 出頭しても無罪という事は本人も知っていたわけですから逃亡の理由がわからない。 なので展開にも心が動かない。 実際に指名手配犯になり無罪が確定した女性信者とは、テロ行為への関わりや一緒に教団幹部と潜伏して居なかった事など全く立場も状況も違うかと。 その女性と違い、当日と翌日に実行犯と行動を共にしていただけなのだから。 そのディティールに疑問が残ります。 また戸籍が無いのに先の事を考えずに出産をする事、夫の友達が指名手配犯犯と唐突に気付く事。 そこも甘い。 とにかく甘い部分が多すぎます。 | ||||
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どうしても、指名手配をされ、無罪判決であったあの女性をモデルにしているとしか思えない。 彼女にも生活があるだろう。人生があるだろう。この小説は、ご本人の承諾を得て書いたのか。 そうでなければ名誉毀損であるし、人の人生を食い物にした悪書としか言いようがない。 実在の人物を描く場合、ご本人の承諾はもちろん、その人生にレッテル張りや悪影響を与えないよう、気づかいが必要なのは言うまでもない。 | ||||
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ところどころ既視感が 前にもあったような場面が | ||||
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桐野夏生風の展開で、女性達が死体をバラバラにして隠すなど、どことなくパクっている感じもする。 桐野作品がダークな雰囲気が漂いながらも、どこか、あっけらかんとして読後感はそれほど悪く無いのに比べ、この作品は陰惨なイメージだけが残る、後味の悪さがある。 冒頭で逮捕されるシーンから始まるので、結局捕まるんだな、とネタバレ状態で読まなくてはならないのが残念。 主人公がまったく罪を犯していないのだから、堂々と名乗り出れば良いものを他人になりすまして、ずっと逃げ回るのも無理矢理な展開で、違和感がある。 他人になりすます、というのも「火車」を連想させる。ただ、「火車」の方が圧倒的に作品レベルは高い。 もう少し、細部を工夫すれば、もっと面白い小説になったのではないか、と思いました。 | ||||
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読み応えあり!!勇気をもらえるシスターフッドストーリー! | ||||
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