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ヒロイン



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【この小説が収録されている参考書籍】
ヒロイン

ヒロインの評価: 3.91/5点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.91pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(2pt)

モデルの女性とは関わりが違う

なぜ戸籍を使えないリスクがあっても出頭しなかったのか。
出頭しても無罪という事は本人も知っていたわけですから逃亡の理由がわからない。
なので展開にも心が動かない。

実際に指名手配犯になり無罪が確定した女性信者とは、テロ行為への関わりや一緒に教団幹部と潜伏して居なかった事など全く立場も状況も違うかと。
その女性と違い、当日と翌日に実行犯と行動を共にしていただけなのだから。

そのディティールに疑問が残ります。

また戸籍が無いのに先の事を考えずに出産をする事、夫の友達が指名手配犯犯と唐突に気付く事。
そこも甘い。
とにかく甘い部分が多すぎます。
ヒロインAmazon書評・レビュー:ヒロインより
4620108707
No.10:
(1pt)

実在の人物をモデルに描いてよい内容ではない

どうしても、指名手配をされ、無罪判決であったあの女性をモデルにしているとしか思えない。

彼女にも生活があるだろう。人生があるだろう。この小説は、ご本人の承諾を得て書いたのか。

そうでなければ名誉毀損であるし、人の人生を食い物にした悪書としか言いようがない。

実在の人物を描く場合、ご本人の承諾はもちろん、その人生にレッテル張りや悪影響を与えないよう、気づかいが必要なのは言うまでもない。
ヒロインAmazon書評・レビュー:ヒロインより
4620108707
No.9:
(4pt)

好きな作家

ところどころ既視感が
前にもあったような場面が
ヒロインAmazon書評・レビュー:ヒロインより
4620108707
No.8:
(2pt)

ちょっと気が滅入る

桐野夏生風の展開で、女性達が死体をバラバラにして隠すなど、どことなくパクっている感じもする。
桐野作品がダークな雰囲気が漂いながらも、どこか、あっけらかんとして読後感はそれほど悪く無いのに比べ、この作品は陰惨なイメージだけが残る、後味の悪さがある。
冒頭で逮捕されるシーンから始まるので、結局捕まるんだな、とネタバレ状態で読まなくてはならないのが残念。
主人公がまったく罪を犯していないのだから、堂々と名乗り出れば良いものを他人になりすまして、ずっと逃げ回るのも無理矢理な展開で、違和感がある。
他人になりすます、というのも「火車」を連想させる。ただ、「火車」の方が圧倒的に作品レベルは高い。
もう少し、細部を工夫すれば、もっと面白い小説になったのではないか、と思いました。
ヒロインAmazon書評・レビュー:ヒロインより
4620108707
No.7:
(5pt)

ばたやんおすすめ

読み応えあり!!勇気をもらえるシスターフッドストーリー!
ヒロインAmazon書評・レビュー:ヒロインより
4620108707
No.6:
(4pt)

リアルで面白かったです。

自身の二十歳前後の゙頃思い出し、少し怖くなりました、自分にもあり得たかもと。
ヒロインAmazon書評・レビュー:ヒロインより
4620108707
No.5:
(5pt)

女性の内面描き方

新興宗教が起こした殺人事件に巻き込まれた女性の逃亡劇。
何も知らずに宗教施設に暮らしていただけの女性の可哀そうな物語かと思いきや、読み進めていくうちに関連する女性も含めて、したたかさや内に秘める強さや悪意、どこかゆがんだ愛情や心のうちなど、とにかく心理描写が丁寧でぐいぐいと迫ってくる。

女性を描かせたら特筆ものの著者は複数いるが、桜木さんははずれの作品がない。
ストーリー全体からの余韻の残しかたも秀逸。
ヒロインAmazon書評・レビュー:ヒロインより
4620108707
No.4:
(5pt)

数奇な運命、立ち止まってしまった1行

17年間の逃亡、何も知らされずに巻き込まれた事件から始まる数奇な運命、いくつかの場所と出会い、日常と非日常の不確かな輪郭、他人を演じ続ける女とその心情、それに重なる自身の生い立ち、家族、子ども…。静かに起こるそれらはどれもが実は激しくて印象的でした。個人的に印象に残ったそれは30歳で引退することになった義妹に花束を渡すキッズの名前のアナウンスだったかも知れません。その1行に思わず涙ぐみ、少し立ち止まってしまいました。
著者の小説全てを読んでいませんが、これまでは「俺の師匠とブルーボーイとストリッパー」が一番好きだと思っていましたが、この物語はそれ以上に不思議な感覚を残してくれました。
ヒロインAmazon書評・レビュー:ヒロインより
4620108707
No.3:
(5pt)

その女、その歩み、その姿。

”なにが普通かわからない、普通がなんであるか”を問う不協和音が鳴り響く。
そのきっかけに数奇な運命をたどる。
”逃げていたわけではない。見つからなかっただけ”
モノクロの世界のなかで、カラスウリの実は赤く染まる。
それは信じた色の実、ワンウェイ。
”いや、戻るのなら、いやいや新調したエスメラルダの衣装を着たあの日”
その”罪には名前がない”
ヒロインAmazon書評・レビュー:ヒロインより
4620108707
No.2:
(5pt)

関節技系犯罪小説の頂点

クライムノベルは数々あります。「生い立ち系」「暗黒の環境系」「反社系」「打撃系」「乱れ飛ぶ銃弾系」「暗殺系」「劇場系」「組織謀略系」時代劇であれば「チャンバラ系」など枚挙にいとまがありません。

けれども本作は爆発的な犯罪ではなく、じわじわと関節を絞められていく初めての感覚を味わいました。お約束の「なぜ逃げるのか?」「逃げる理由がわからない。」から「なぜ捕まらない?」「なぜ匿ってくれるのか?」「それで逃げとおせるのか?」という基本的な疑問を繰り返しながら無事に乗り越えた小説的技巧、心情描写には圧倒させられます。

2023年個人的なベストワン小説として記録しておきます。
ヒロインAmazon書評・レビュー:ヒロインより
4620108707
No.1:
(5pt)

全部女の血で書いたような本

震えが止まりません
ヒロインAmazon書評・レビュー:ヒロインより
4620108707

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