(短編集)

絞首台の黙示録



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    初公開日(参考)2015年10月
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    短編集

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    絞首台の黙示録

    2015年10月21日 絞首台の黙示録

    長野県松本で暮らす作家のぼくは、連絡がとれない父・伊郷由史の安否を確認するため、新潟の実家へと戻った。生後3ヶ月で亡くなった双子の兄とぼくに、それぞれ“文”“工”と書いて同じタクミと読ませる名付けをした父。だが、実家で父の不在を確認したぼくは、タクミを名乗る自分そっくりな男の訪問を受ける。彼は育ての親を殺して死刑になってから、ここへ来たというのだが…神林長平、三十六年目の最新傑作にして、最大の野心作。(「BOOK」データベースより)




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    No.9:
    (4pt)

    癖になる絶妙さ。

    作家である主人公は一本の電話により父の消息不明を知る。不審に思い実家を訪ねると同じ顔をした人物と遭遇するはめに。そんな二人が出会った事で展開される自身について白熱していく議論は自身(色々な意味での立場)を取り戻す為の闘いの様に思えた。今回、再読3回目。文庫化のお陰で解説が載り、物語が分かりやすくなった?と思ったものの新たな疑問が湧く。間を置いて再読するしか無い。この分からなさが癖になる。
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    No.8:
    (3pt)

    世界は意識が創るものとか

    意識が個を創り上げる(我思う故に我在り)を芯とすれば解りやすいか。「作家のタクミ」=「読み手が最初に感情移入するであろう人物」が消失し、物語上消失していた人物が戻って来る結末は見事。然して、「そして誰もいなくなった」。
    絞首台の黙示録Amazon書評・レビュー:絞首台の黙示録より
    4152095687
    No.7:
    (3pt)

    凡人には理解不能な哲学的野心作だが、細部が魅力的で面白い。

    これは参った。平易な文章で簡単に読めるものの、刑を執行された死刑囚がそれを観察していると言う不思議な出だしで、作者らしい人間の意識のありかを問う哲学的思弁SFと思っていたら、物語を語っている意識が次々切り替わって混乱し、付いていけなくなった。途中から普通の小説としてストーリーを理解しようとする無駄な努力を放棄し、死者を復活させるクローン技術だの、宗教と死んでいく人の意識の救済だの、と魅力的な細部を楽しむように読んだ。
     解説を読んでなるほどと、作者が何を試みようとしたのか分かったのだけど、これを理解するのは凡人には無理と思う。だが、読んでいてグイグイ引き込まれる面白さを備えているのは確かで、こんな野心作を世に問う神林長平の蛮勇に敬意を表したい。
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    No.6:
    (4pt)

    ミステリー

    SFというより推理小説として読んでいました。書かれている設定をすべて受け入れば、すっきりと読めます。
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    No.5:
    (5pt)

    黒沢清監督作品を連想させる

    ワイヤード誌のインタビューで、『僕らは都市を愛していた』は当初いかに自分が死を迎えるべきかという心象を描いた小説だったが震災のあとでテーマが変わったと言っていた。この小説はそのテーマ、いかに老年と死を迎えるかということを改めて書いているように思える。
     全体的に黒沢清監督の『ドッペルゲンガー』を連想させる内容だった。
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