杏奈は春待岬に
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杏奈は春待岬にの総合評価:
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面白く拝読しました。 | ||||
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タイムトラベル物が好きで一気読みしました。 切ない!!! ハッピーエンド…だけど、さみしい。 読了後の切なさが梶尾さん、が私の印象。 この切なさに私は心惹かれて、読むのだろうと再確認。 | ||||
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カジシンさんの作品となると、やや冷静さを欠いてしまう私ですが、タイムトラベル・ロマンスの名手カジシンさんは、いくつになられても健在です!最近はラノベの作家さんの活躍も目立つこの分野ですが、さすが元祖カジシンさん!アイデアや展開も独創的で、やはりラノベ作家さんたちとは一線を画しています(カバーイラストはラノベ風ですが)。ただ今回はいつものハッピーエンドではなく(ある意味ではハッピーエンドですが)、主人公の立場になると、ちょっと寂しいというか、悲しい気分になるかもしれません。カジシンさんファンなら分かると思いますが、イノー・ジュンさんより吹原和彦さんの立場に近いと思います。だからエンディングは好みで分かれるかもしれませんね。 | ||||
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「思い出のマーニー」のようにステイ先で見かけた少女へ思慕をつのらせていくストーリーで、 よくある歳の差恋愛ものかな?と思って読んでいくと、 まあこの作者だから、クロノスと呼ばれるタイムマシンが登場し、 いっきにSF色を強めていき、一抹の不安を覚える。 だがその後もしっかり恋愛小説としての側面が書かれぐいぐい引っ張るが(実際いっき読みした)… そのあたりをピークにやや減速してしまった(それさえなければ星5だった)。 とくに中盤から終盤まで、杏奈がまったく登場しない。帰還はしてるはずなのに。 そしてここらから、テーマが完全に恋愛からSFや、老人となった主人公の悲壮感の描写にかわっていき、 すっかり別の小説へとかわってしまった。近いところで「火の鳥」とか「伶也と」っぽい。 紹介には「究極の恋物語」「そんなとき、あなたは、どうしますか?そして“ぼく”の選択を、どう思いますか?」とあるように、 これは主人公である「ぼく」の一生をささげた、いちずすぎる愛を描写した小説だったんだなと、 若い息子に杏奈をたくした、年老いた主人公を見ておもった。 ラストシーンで犠牲になった主人公とカズヨシのこともすっかり忘れて時間旅行を楽しむ息子と杏奈と、 それを地面から見上げる主人公が悲し過ぎる… ハッピーエンドでもありその真逆でもあるが、テーマ性を考えると描写は的確だったかな。 でも本当の意味で主人公と梓には幸せになって欲しかったな。 主人公は本当は杏奈と結ばれて欲しかったが、すでにそういう話じゃないしな。 そういえば主人公の母がいつのまにか登場しなくなってた。いつ逝ったのか。 | ||||
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読み始めたら止まりません。 次は次は?・・・と、急かされる感じではなくて、流れに乗ってどこまでも行きたい・・・という感じです。 読み進めていくなか、主人公の心に寄り添いたいと思いながらも、桜が咲くたびに、なんだか悔しいというか、哀しい気持ちになりました。でも、人の心の強さや優しさに勇気づけられもしました。 何度も読み返したいと思える作品です。読むたびに新しい発見がありそうです。感じ方も変わりそうです。 | ||||
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