(短編集)

美亜へ贈る真珠



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美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)

2016年12月20日 美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)

出会うたび、時間を巻き戻すかのように美しく若返っていく不思議な女性・時尼。彼女を深く愛し始めたとき、その正体と儚き真実が明らかにされる―「時尼に関する覚え書」。並行世界で邂逅した想い人・江里の運命を、生命を賭けて変えようとする研究者の物語「江里の“時”の時」。そして、異なる時の流れに分かたれた男女の哀惜を綴った著者の伝説的なデビュー作「美亜へ贈る真珠」など、時間と恋愛がテーマの傑作八篇。(「BOOK」データベースより)




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美亜へ贈る真珠の総合評価:8.40/10点レビュー 15件。Cランク


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(6pt)

美亜へ贈る真珠の感想

SFにおける時間要素と恋愛小説を掛け合わせた短編集。
新版では8作品収録されています。短編集タイトルになっている『美亜へ贈る真珠』に至っては1970年代の作品。

80年代、90年代、そして現代に至るまで、時を扱った作品は小説や映画や漫画やアニメなど数多くあります。それらの時間要素と恋愛作品を絡めた作品の歴史において、本書は外せない1作という情報を得て手に取りました。

確かに読んでみると数多くの作品を思い浮かびます。このネタはあれだ。あの映画もこのネタなのか。などなど。SFとしての時間要素は昔からあれど、そこに恋愛要素を加えて淡く叙情的なドラマを感じさせているのは中々見事で楽しめました。

ただ一方、既存作品に慣れているから仕方がないですが、原点的な本書を読んでも新鮮な読書にはなりませんでした。文章が少し古いというか固く難しいので面白かったかどうかと聞かれればSF作品×恋愛の歴史としてこういう作品があったのかと知識として体験した感想。
ミステリで例えると、2000年代のミステリから入った若い人へモルグ街や海外古典を読んで大絶賛するか……という話で、ちょっと違う気がするような感覚。なのでそのジャンルの歴史を体験したという感想でした。

個人的に好みだったのは
『詩帆が去る夏』と『梨湖という虚像』での恋人の再現。
『玲子の箱宇宙』『"ヒト"はかつて尼那を……』という、多次元や宇宙を扱った物語。
ここらが読み易く印象に残りました。

egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.14:
(5pt)

ド名作

漫画レビューサイトで話題になっていたので購入。
古い作品ですが今読んでも充分過ぎるほど通用するストーリー、絵の描き込み。
作者の他の作品も購入しましたが、流石の実力でした。
美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)より
4150307318
No.13:
(5pt)

カジシンさんは本当に凄い!

私はこの本の旧版が出た時に、読んだのですが、今この新版を手にしている方を羨ましく思います。なぜかというと、まず「きみがいた時間ぼくがいく時間」に収録されていた「時の果の色彩」が収録されていて、なおかつ内容を知らないからです(私は何度も読んでしまい、記憶を消したいぐらいです)。他の方のレビューを読むと、文体が古いとの意見もあります。たしかに「美亜へ贈る真珠」なんかは47年前の作品ですし、比較的新しい作品でも90年代の作品です。では文体が古く、時代背景が古いと作品も色褪せるのかというと、とんでもございません。カジシンさんの作品はいつだって、私にとって魅力的です。七月先生の「ぼくは明日昨日のきみとデートする」や新海先生の「君の名は」などは、とても良い作品だと思います。しかし60年代の「時をかける少女」などのジュブナイルや、このカジシンさんの作品群がなかったら、果たして存在したでしょうか(ちょっと大げさかもしれませんが)?ラノベ・ファンの方、一般小説ファンの方すべての本好きの方にご一読をお勧めします。ちなみに私は「ヒトはかつて尼那を・・・」の、ワルッェイン人の少年パンチェスタとヒト(ヨシユキ)の友情が大好きです。
美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
4150312591
No.12:
(5pt)

作者のセンスを感じさせる作品

最近はやっている時空を超えたラブストーリーの元ネタともいえる作品で、梶尾真治氏の才能が伝わってきます。
短編集なので非常に読みやすいです。書かれてから50年近く経っている作品もあるので、それなりの文体や当時の科学技術レベルなどを感じさせる部分もありますが、センスを感じさせる名作です。
美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
4150312591
No.11:
(1pt)

文章が古臭く感じられた

ぼくは明日、昨日のきみとデートするの元ネタと紹介されていたので読んでみたが、
文章が古臭くて全然面白みがなかった。
美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
4150312591
No.10:
(3pt)

■「愛」と「時空」

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の「元ネタ」とも言われる「時尼に関する覚え書」を収録。
旧版に「時の果の色彩」を追加した新装版です。
私はこのタイプの本はほどんど読まないのですが、「ぼく明日・・・」が気になったので、「ラウレンティス・・・」と一緒に読んでしまいました。

■時空がポイント
異なる時空での恋愛小説(短編)ですかね。
設定にはなかなかムチャがあるので、そこはスルーして楽しんで読んでください。

■時間・宇宙
作者の梶尾真治さんは、時間・空間・宇宙オタクなんでしょうね。
そういう意味では、新海誠さんと類似系ですね。
美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:美亜へ贈る真珠 〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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