(短編集)
ゑゐり庵綺譚
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なんか期待していたよりも面白くなかった。 宇宙にある絶品お蕎麦屋さんに訪れる宇宙人たちの物語だが、ブラックでもなく、どちらかというと星新一のショートショートに近いのだが、それにしては描写が細かすぎて話がもたついている。 下品さが売りと聞いていたのだが、最後に収録されている「包茎牧場の決闘」くらいで、それもあまりギャグやブラックさは感じられなかった。 何が魅力なのかよくわからない作品。 | ||||
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惑星ズヴゥフルⅤにあるソバ屋「ゑゐり庵」(エイリアン)の主人であるアピ・北川を主人公としたSF短編が16本と、わりとシリアスな内容の短編2本、それから『包茎牧場の決闘』というもの凄く卑猥なのに、読み終わってみるとなんだか壮大な話だったという短編からなる。 本の最初で、「これは、アイデア・ストーリーを作るという作業に、ひたすらのめり込んでいた時期の作品です」とあるとおり、いずれもキラリと光るアイデアを小説に紡いだという感じで、どれもこれもが面白かった。タイトルからは、もっとフザけた感じのドタバタSFかなと思っていたが、内容はシリアスなものも多かった(ただし登場人物や惑星や宇宙船の名前などはかなりユーモラス)。 SFというだけで毛嫌いする人がいるが、SFは舞台を近未来・未来に設定してあるだけで、中身は普通の小説同様に人間模様や心の機微を描いてあることが多いし、またそうでなければ読んでいて面白くない。本書もSFではあるが、通常の短編集と考えて読んでも充分に楽しめるし、SF初心者にはよくまとまった短編ばかりなので読みやすいはずだ。 | ||||
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けっこう長いファンです。短編集、長編はけっこう読んでると思います(ただし黄泉がえり以前までの作品のファンですが)。 そのなかでも好きなのが、長編の「サラマンダー殲滅」と、短編集であるこの本。 短編の名手で有名ですので、すごい話はほかにもあるのですが(アンソロジーに組まれるような)、短編集としてみたとき、この本が一番すきかな、と。 とある宇宙の中継点の、有名なそば屋さん、そこにあつまるさまざまな宇宙人と宇宙人たちにかかわる物語。 短編の名手として有名なカジシンのリリカル、ブラックユーモア、叙情などといったさまざまな魅力がわりと万遍なく楽しめるシリーズだと思います。 単にキャラクターものが好きなだけかもしれませんが。 ちょっと疲れたときにひょいと読み返す。日本の古きよきSFの魅力を感じます。 | ||||
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面白かった! です。 色々説明するよりも、 読んでもらいたい一冊です。 楽しく読むことができました! | ||||
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『美亜へ贈る真珠』など「リリカル梶尾」とは別の側面である、梶尾真治のユーモア溢れる設定の短編小説では、コレがいち押し。 とある中継宇宙港にある『宇宙一』のソバ屋の店主が、店を訪れる宇宙人(客)の体験談を聞くという設定で話は進む。ユーモアありショックあり多彩な雰囲気の短編連作を納めた本です。 疲れた時に、ライトな短編SF(半お笑い)を読みたい方にお勧め。外国のSF作家などのハードSFとは違った魅力を発見できると思います。 | ||||
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