(短編集)
スカーレット・スターの耀奈
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スカーレット〜は泣ける、キュービック〜は大人でも考えさせられる、という作品。 当時「ログアウト」というゲーム系雑誌に掲載されていたのですが、 その時の挿絵が「クリィミーマミ」などで有名な高田明美さん。 しかしその後ハードカバー版・文庫版ともに高田さんの挿絵は無しになってしまいました。 表題作の「ヨーナ」は当時表紙イラストになっておりとても綺麗でした。 若い方向けに挿絵再録の文庫版も再販してほしいです。 | ||||
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この本には4編の作品がはいっていますが、どのストーリーもSFを題材にした愛の物語だと思います。 私が特に好きなのは4作品目「キュービック・スターの麻綾」です。 結婚の許しを得るために出された条件はある星で一年間2人で暮らすこと。一見住みやすそうに見える星で2人を待っていたのは大きな試練だった。少し哲学っぽさもあります。 純愛ものが好きな方はすっと入っていける作品かな?と思います。 梶尾さんの作品はどれも希望があるというか、読後感がさわやかなところが良いです。 | ||||
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1994年にアスペクトから出たものの再刊。 4編のSFっぽい恋物語が収められている。宇宙のどこかの星で死んだはずの恋人に出会ったり、愛を試されたりするお話で、梶尾慎治らしい叙情性と甘さに満ちていて、満足できる一冊だった。 表題作の「スカーレット・スターの耀奈」は駄作だと思う。あまりにも強引でご都合主義的な展開に冷めてしまった。しかし「ドリーム・スターの亜眠」、「ホーンテッド・スターの玲乃」と進むに連れてレベルが上がり、4編目の「キュービック・スターの麻綾」は一級品の輝きを放っているように感じられた。カジシンの物語世界に毒されていったということかも知れないが。 本書の特徴は、普遍化される愛にある。男女の愛が惑星レベルに昇華したり、人類一般に拡大したりする。その過程が無理なく描けているかどうかで作品の質が問われることになる。そこをどう見るかで評価が変わってくるだろう。 | ||||
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