(短編集)
ヤミナベ・ポリスのミイラ男
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カジシン幻の傑作SFコメディ、待望の復刊です。 テロに遭ったスーパーヒーロー(超人)たちの バラバラ死体をつなぎ合わせて誕生した、快傑ミイラ男。 微妙にしょぼい悪の組織と戦います。 下敷きとなる世界観はむろんSFなのですが、 作者の特撮・アニメヒーローへの愛着や皮肉がこめられていて、 ニヤリとさせられる部分が多々。 長編ではなく連作形式なので、気の向いたときに気軽に読めます。 同じ出版社から出ている「未来のおもいで」を読んだつながりで この本を手に取った人は、間違っても同じ作風を期待してはいけません。 でも、まったく違った面白さが体験できます。 ただ、「作者のお遊び」が許せない人には向きませんけど。 | ||||
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梶尾真治と言えば(特に最近では)リリカルな作品群の著者として有名だが、氏の本領はやはりスラップスティックなユーモア物にあると思う。その証明がこの「ヤミナベ・ポリスのミイラ男」である。 『舞台は、文化混ざる所、惑星ズヴゥウルVのヤミナベポリス。平凡な浪人生であるカズヒコは、ある日、超人たちのパーティを狙った爆弾テロに巻き込まれ重傷を負う。しかし、天は彼を見放さなかった(?)。カズヒコは、爆死した超人48人ぶんの肉体パーツを移植され、究極の超人・ミイラ男として蘇ったのだ! かくして、ヒーロー不在となった宇宙の平和を守るため、ミイラ男は(嫌々ながら)正義の超人としてデビューするが・・・』という連作短編集。 これがもう面白すぎるのである。私などは本書を初めて読んだ時、あまりの可笑しさに、本当に抱腹して絶倒して床を転げまわってしまった位だ。SF者の心をくすぐる小ネタの数々といい、毒を含んだユーモアといい、横山えいじのイラストといい、全てが絶妙に・完璧に決まっているのである。「銀河遊撃隊」「優しい侵略者」「銀河ヒッチハイク・ガイド」等といった海外ユーモアSFの定番と比較しても何ら遜色がない。 この無冠の傑作が(イラストもそのままに)復刻されるとは! 光文社の英断にエールを送りたい。これを機に、未読な方はぜひ一読を。 | ||||
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私は腰が砕けました。 なんしろ「クロノス・ジョウンターの伝説」と「スカーレット・スターの耀奈」をウルウル読んだ後でしたので。 まぁ、これら2冊もあわせて、お読みください。 | ||||
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