ドグマ・マ=グロ
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私はカジシンさんのファンです、と同時に夢野久作先生のファンでもあります。この作品は、「黄泉がえり」の大ヒットで復活した小説群の一冊ですが、あまりの評価の低さに、レビューを書かせていただきました。解説などを読むと、カジシンさんは若い時に、乱歩先生、海野先生や夢野先生に夢中になっていたそうですが、はっきり言って意外でした。この作品も、さきほど書いた諸先生の影響というより、ラヴクラフトの影響を強く感じました。しかしこのような作品においても、カジシンさんの持ち味である純愛、ユーモア、ホラー(ややドタバタしてますが)、SF設定(パラレル・ワールド)など、その後のカジシンさんの作品に通じるものが、この一冊に詰め込められています(やや詰め込み過ぎかも)。特にヒロインの由井美香さんの造形が素晴らしい、その後のつばきさん(つばき時跳び)や藤枝沙穂流さん(未来のおもいで)等に通じるヒロイン像を、この時点で作り上げています。尚、タイトル、最初と最後、たった1日(正しくは1夜)の出来事というのは、あきらかに「ドグラ・マグラ」を意識していると思いますが、オマージュとかパロディーとかではなく、同じ九州の先輩作家さんへのカジシンさんなりの挨拶だと思います。 | ||||
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凡百なパニックホラーに半端なSF要素をねじ込んだだけのがっかり作品。人物や描写もC級。 それだけならまだ良かった、ただ埋もれ行く作品で終わった。のだが、冒頭と最後でドグラ・マグラをオマージュしてるつもりなのが夢野ファンの神経を逆なでする。ドグラ・マグラ要素はタイトルと、冒頭と最後の文だけである。その文も多少変えてあるのがなおも腹立つ。 「梶尾真治の初期の駄作」で終わらせるには、夢野久作のタイトルは重きに過ぎた。ちょっとこの作品は闇に葬らなければならないのではないか。 | ||||
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読後感は割と爽やかだったんです。 が、よくよく考えると、これは、「由井美香」の永遠に続く「無間地獄」だったですね。 彼女とって、多層次元のどの世界でも、ショホロスク体との壮絶な闘いが必ず待っているという運命なんですね。 正に、恐れべき「無間地獄」です。 ・・・流石、梶尾先生、無間地獄を彷徨う美少女を見事に描き切りました。 読む継がれる名作です。 | ||||
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何が面白いんでしょ。屋根裏の散歩者、ドグラ・マグラのパロディとか行っているが、中身は全然違う化け物と戦うSFですから。 しかも視点がいったりきたりで読みにくいし、期待してたのと全然違うし、馬鹿馬鹿しくて読むきなくすし。 | ||||
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一気に読めたのだけど、少し軽い。ホラーというには怖さが少ないし、 SFというには最後の部分が納得しにくい。一気に読めたということは 面白かったということなんだけど・・・・読後感が物足りないです。 アイディア、小道具、大道具などはとてもいいので、文体のせいかも しれません。暗くならないというこの作者の長所が裏目に出た感じが します。 | ||||
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