OKAGE
- 失踪 (242)
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舞台は熊本市の各所と阿蘇山。人間のもつ邪悪な心から発するエネルギーが地球内部に蓄積され地震、噴火、津波の大災害が地球規模で起こる。物事の真実を見極める子供たちはほんの一部だけど生き延びることができる。彼らには自分から一時分離した幻獣がサバイバルのためのガイドとして彼らに付き添っている。でも、普通の人には幻獣がみえない。ある夜子供たちが失踪し当然親は大騒ぎする。子供たちは幻獣に導かれ高所に向かっている。 地軸の転移、フーリエ変換(時系列関数を周波数関数に変換するもので、複雑な形のグラフを様々な波長の正弦波に分解し、波や熱伝導方程式を解くのにも用いる。)といった難しい科学やハルマゲドン、ノアの箱舟、オウム真理教、ゾンビーを想像させるいろいろ要素を取り入れていますが、雑然として長くて主題がはっきりしません。 | ||||
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どれを読んでもハズレ無しの梶尾真治氏の数少ない ハズレだと思います。リリカルなものからハチャメチャまで幅広くこなされる氏ですが、これはモダンホラーを書こうとされたのか 、スティーブン・キングの影響を強く感じます。ホラーと謳わないで、いっそSFとした方が良かったのではないでしょうか。 ホラーとしては残念ながら楽しめませんでした。 | ||||
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世界中で子供達が突然謎の失踪を始める。失踪した少年達自身も自分達がなぜ行動を起こしたのか理解できていない。周囲の大人達に到ってはさらに理解不能でパニックに陥る。 新しい世界を目指す子供達と、それを追う大人達。さらには子供達を襲う怪物まで現われ、地球規模の天変地異まで起こり始める! 一体、どんな結末が待ってるのか?子供達の失踪の理由は何だったんだ?と期待して読み進めていったが、最後まで読んでガッカリ。 ネタばれになるから書かないが、こんな大仰な前振りでその結末はないんじゃないの?って感じだ。登場人物もやたら多くエピソードも多岐に渡るが、もう少し登場人物を絞って掘り下げた方が良かった。焦点がぼやけて、結局何が言いたいのかよくわからない。 | ||||
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一気に読める本である、ではない。読まされる本である。 「ハーメルンの笛吹き」のようにある日突然、全世界規模で子供たちが移動を始める。世界的規模の話なのだが、舞台はあくまで熊本県内に限定されている。だから話としては滑稽無等なのだが、身近に感じられて話は結構リアルである。作品冒頭に謎が提示され、その中身を知るために最後まで一気に読ませられるのである。 ただ、最終的な謎はあまりにも不思議SF。「旧人類」の私には「納得」は難しかった。「新人類」たる子供たちに祝福あれ。 | ||||
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