(短編集)

よもつひらさか



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←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1999年04月
分類

短編集

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よもつひらさか (集英社文庫)

2002年08月31日 よもつひらさか (集英社文庫)

現世から冥界へ下っていく道を、古事記では“黄泉比良坂”と呼ぶ―。なだらかな坂を行く私に、登山姿の青年が声をかけてきた。ちょうど立ちくらみをおぼえた私は、青年の差し出すなまぬるい水を飲み干し…。一人でこの坂を歩いていると、死者に会うことがあるという不気味な言い伝えを描く表題作ほか、戦慄と恐怖の異世界を繊細に紡ぎ出す全12篇のホラー短編集。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

よもつひらさかの総合評価:8.28/10点レビュー 50件。Bランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(7pt)

よもつひらさかの感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

よもつひらさかの感想

「見知らぬあなた」「ささやく鏡」「茉莉花」「時を重ねて」「ハーフ・アンド・ハーフ」「双頭の影」「家に着くまで」「夢の中へ……」「穴二つ」「遠い窓」「生まれ変わり」「よもつひらさか」の全十二話の短編集です。
ミステリというよりもホラーファンタジーのテイストが強いです。
ブラックな結末でゾクっとするタイプの短編で、世にも奇妙な物語のような雰囲気です。
実際、「家に着くまで」「穴二つ」の二作は世にも奇妙な物語で映像化されています。
短編ながら全十二話もあるので、ボリューム感があります。
話数があるので好みの話が一つは必ずあるのではないかと思います。
しかし、ミステリやホラーをある程度読み慣れた人はオチが読めてしまうと思います。
数話読むことで傾向を掴み、オチが先読みできるようになる人もいそうな気がします。
また、確かにゾクっとするタイプではあるのですが、少し軽めな気がします。
ゾクっとする怖さの方を求めている方は、オチが読めてしまうと当然ながら怖さが軽減されてしまうので、面白味が半減してしまうでしょう。
私は帯の謳い文句のおかげで期待が高かったので、少し残念でした。
世にも奇妙な物語のような雰囲気満載で、ブラックなオチだとは思います。
どんでん返しはあります。
しかしある程度先が読めてしまうため、更なるどんでん返しを期待してしまいます。
スッキリしたオチで綺麗にまとまっているのですが、つい物足りなく感じてしまいます。
ただ、先読みできるといってもオチの質やレベルはある程度保障されており、ある種安心感があります。
先述の通りボリュームはありますし、文章も読みやすく、質は高めの話ばかりです。
そのため、少し怖いブラックな話をサクッと読みたい人にオススメです。

個人的に世にも奇妙な物語のような雰囲気の短編集ならば、道尾秀介氏の「鬼の足音」の方がゾクっとしました。
ブラックなオチの短編集で、結末に読者の想像の余地があるもの。
悪く言えばあまりスッキリしないオチの方が好みならば道尾氏。
オチを先読みできなくもないが、割合軽めでオチがスッキリしている方が好みならば今邑氏かなと思いました。

十二話の中では表題となっているだけあって、「よもつひらさか」が一番面白かったです。

▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB
No.2:
(8pt)

よもつひらさかの感想

今邑さんの別の作品の鬼に似た感じです
この作品も素晴らしかったです
また、世にも奇妙な物語で登場したものもありますし
映像が見たくなる作品です
というか、全短編を映像化してほしいです(切実)

LN
XL1SRHRZ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

よもつひらさかの感想

ホラーとミステリーが同時に楽しめます。
短編の全てがバラエティに富んでいます。
ゾクッとしたオチが病みつきになりました。

判子
9NSL6FZ2
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.46:
(3pt)

期待はずれ

作者の作品の少女Aの殺人が面白かったので、こちらの商品も買ってみた。
表題作は設定に矛盾を感じたり他の作品ではオチにガッカリしたりで個人的には期待はずれだった。
よもつひらさか (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:よもつひらさか (集英社文庫)より
4087474909
No.45:
(4pt)

看板にちょっと偽りあり

ミステリー作家である今邑彩が、‘93~‘98年に書いた作品集です。

①「見知らぬあなた」・・・・謎のペンフレンドの凶行を描く、よく出来たサイコ・ミステリー。

②「ささやく鏡」・・・・未来を映す鏡にまつわる、れっきとしたホラー。

③「茉莉花」・・・・女性作家の過去を暴くミステリー。恐怖感は皆無。

④「時を重ねて」・・・・探偵もの+ファンタジー。まあ楽しめる。

⑤「ハーフ・アンド・ハーフ」・・・・ある偽装結婚の顛末。途中でオチが見え見え。

⑥「双頭の影」・・・・天井に浮かぶ染みの謎。推理より、因縁の不気味さに味あり。

⑦「家に着くまで」・・・・タクシーの客と運転手による推理。二転三転が、ちょっと面白い。

⑧「夢の中へ」・・・・暗澹たる思春期小説。苦い後味が魅力。

⑨「穴二つ」・・・・ネットストーカー物。今となっては陳腐で、オチも読める。

⑩「遠い窓」・・・・親の心子知らずな、黒いミステリー。作者の悪意に思わずニヤニヤしちゃう。

⑪「生まれ変わり」・・・・パラノイア物? 倒錯したハッピーエンドに、これもニヤニヤ。

⑫「よもつひらさか」・・・・堂々たるホラー。『お前、食べなかっただろ』のセリフに背筋ゾクゾク。

以上の12篇です。

カバーには「ホラー短編集」とあるのに、ホラー(超自然的恐怖)の作品は、わずか2つ。
ホラーを期待した者としては、騙された感が否めません。

けれど好みは別として、全体的に完成度は高いです。
特に、大トリが傑作ホラーだったので、読後には満足感がありました。
よもつひらさか (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:よもつひらさか (集英社文庫)より
4087474909
No.44:
(5pt)

来世への入り口はあると信じる。

人は、ふと考えてしまいます。死の世界のあるナシを。まずは、読ませていただいたら、見えてくるかもしれません。
よもつひらさか (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:よもつひらさか (集英社文庫)より
4087474909
No.43:
(5pt)

面白い!!

面白かったです。とくに題名になっている、「よもつひらさか」は、とても面白かったです。
よもつひらさか (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:よもつひらさか (集英社文庫)より
4087474909
No.42:
(3pt)

黄泉平坂、イメージが違う

黄泉平坂には行ってみたい。でも本物の黄泉平坂だ。そこらの町にある坂ではない。それが、いつのまにか古臭いよもつひらさかではなく、三途の川の手前の黄泉平坂です。帰ってこれる黄泉平坂です。お花畑の黄泉平坂です。そういう黄泉平坂の話を待っています。
よもつひらさか (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:よもつひらさか (集英社文庫)より
4087474909



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