七人の中にいる



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初公開日(参考)1994年09月
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長編小説

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七人の中にいる (中公文庫)

1998年12月01日 七人の中にいる (中公文庫)

ペンション「春風」のオーナー・晶子のもとに、21年前のクリスマスイヴに起きた医者一家虐殺事件の復讐予告が。現在の幸せのために、葬ったはずの過去なのに―折しも明後日に控えたクリスマス・パーティーに常連客が次々とやってくる。元刑事・佐竹の協力で明かされていく客たちの身元は?オルゴールの蓋が開き、旋律が流れるとき、封じてきた惨劇が甦る。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

七人の中にいるの総合評価:6.24/10点レビュー 17件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(7pt)

面白いしよく出来てると思うけど主人公がちょっと……

愛する男と再婚が決まり、その身に彼の子供を宿し、自身の経営するペンションに集まった常連客たちに祝福され、幸せの中にいる女性。
しかし彼女は21年前のクリスマスイブに、とある家族を襲った強盗殺人事件の共犯者という過去を持っていた。
そしてそんな彼女に、彼女とその家族の命を狙う復讐者からの脅迫の手紙が、惨殺された共犯者の写真を添えられ届く。
果たして脅迫者の正体はクリスマスイブの今夜、ペンションに集まった者の誰なのか……

そんなサスペンス色の強いミステリー作品です。
ページ数は少し多めですが全体にストーリーの流れのテンポが良く、次々判明する新事実が飽きさせず、楽しく読めました。
伏線回収なども巧みで、消化不良に終わった部分もなく、よく出来ていると思います。
今邑さんの作品は全体的にエンタメと割り切ってあえてB級感を漂わせつつも、完成度は高いと感じるものが多く、私の好みというか相性がいいと感じますね。(それだけに若くして亡くなられているのを知り残念です)

ただ、他の方の感想を見ても同じことが言われてますが、いくら自分は直接手をくだしていないとはいえ凶悪犯罪の共犯者である主人公を1ミリも応援する気が起きません。
むしろ罪の意識や後悔よりも、再三「あくまで自分は手を下してない、見てるだけだった」と自己弁護ばかりなのが余計に心証が悪いです。
親しくしていた常連客たちを無差別に片っ端から疑うのもこの女の自己中心的な本性が出ているのを感じてしまい不愉快な気分になります。
この辺がひっかかって高得点をつけきれず7点止まりで。

なお、他所でクローズドサークル作品と紹介されることがありますが、明らかにクローズドサークルの定義は満たしていません。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.3:
(4pt)

七人の中にいるの感想


▼以下、ネタバレ感想

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カミーテル
MCFS6K6O
No.2:
(6pt)

七人の中にいるの感想

標準的で万人受けする感じです。
ミステリーの入門書として良いかもしれません。

Hidezo
GX0TU62Y
No.1:
(7pt)

七人の中にいるの感想

楽しめなくなくはない感じです。
しかし、主人公が気に食わないです。
自分に非はないアピールうざいです。
まあ、キレイにまとまっているとは思います。

LN
XL1SRHRZ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13:
(3pt)

後味の悪さが残る!

この作品!結末を迎えた結果に何か後味の悪さを覚えました。過去にあったクリスマスイブの夜の一家惨殺事件、余り詳しく書こうとするとネタバレになる事を書かなくてはならないから、敢えてレビューを書くなら、被害者が加害者として終結を迎える時に、正義とは何だろう?と素朴な疑問に捕らわれてしまった。殺人に加担しょうがしまいが共犯と言う罪の意識を作者はどう捉えているのか?今邑彩さんの作品としては最後まで疑問を感じてしまった作品でした。
七人の中にいる (中公文庫)Amazon書評・レビュー:七人の中にいる (中公文庫)より
4122053641
No.12:
(3pt)

普通

普通でした。
七人の中にいる (中公文庫)Amazon書評・レビュー:七人の中にいる (中公文庫)より
4122033055
No.11:
(3pt)

受け付けない主人公(ネタバレあり)

序盤で犯人はわかった。
それでも怪しい人物が続々と出て来て、もしかして、という疑念を想起させる。
ページは厚めだが、表現はあっさりとしてるし、展開もスピーディーでまった退屈させない。
一日で読み切った。

で、
オチの部分だが、序盤の殺人を読んだものとすれば、当然その犯人である主人公にはそれ相応の罰が下るべきだと思うはず。
でも……
最後は、寧ろ犯人を応援していました。
そんな説得に納得せず、罪を罪と思わない主人公を一思いにやってしまえと。
妙に清々しい締めとは裏腹に、私には後味の悪さが残りました。
七人の中にいる (中公文庫)Amazon書評・レビュー:七人の中にいる (中公文庫)より
4122053641
No.10:
(1pt)

甘過ぎ

ネタバレあり。
「鋏の記憶」「鬼」「よもつひらさか」等の名作の作者とは思えないほど後味が悪く余韻が残らない。ページの残量からまだまだ何かがあるという点ではそこそこだが、主人公の気持ち・行動に全く共感できない。実は主人公は別の人・・・とも思われないし。そもそも<殺人罪における幇助の罪>それも6人ですぜ。ちょっと甘過ぎます。
七人の中にいる (中公文庫)Amazon書評・レビュー:七人の中にいる (中公文庫)より
4122053641
No.9:
(4pt)

ヒロインに同情しない

どんな理由であれ、犯罪に加担したことは同罪だと思う
わたしはやってない!なんてよく言えたもんだ。
幸せになんてなって欲しくないし、愛されていたなんで死んでも思うな!
と、思ってしまった私は心が少し疲れているのだろうか。
終わりが以外と明るい感じでそれが良かったと思う人もいるかもしれないけれど
私はもっとどん底で終わっていたらスッキリしたかもしれない。
七人の中にいる (中公文庫)Amazon書評・レビュー:七人の中にいる (中公文庫)より
4122053641



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