夜の蝉
- 円紫さんシリーズ (6)
- 安楽椅子探偵 (188)
- 日本推理作家協会賞受賞 (110)
- 本格ミステリ (563)
- 死なないミステリ (100)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.33pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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日本推理作家協会賞受賞のこの短編集。しかし私は1作の『空飛ぶ馬』の方を推す。 | ||||
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地味ながら安心して読める短編集でした。 | ||||
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季節は春、「私」は20歳になり所謂「大人」の仲間入りをしたが、相変わらずお洒落より読書を愛する文学少女である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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日常の出来事に対してそういう受け止め方もあるかと楽しく読みました。夜の蝉は別の昆虫ですが自分自身も経験したことだったので、身につまされました。 | ||||
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中古品を注文しましたが届いた本は新品並みで気持ちが良いです。 | ||||
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「空飛ぶ馬」以来本当に久方ぶりに北村薫を読む。「空飛ぶ馬」では日常生活に潜む小さな謎を 解いていく小気味よさが印象的であったし、こういう形の推理小説が出来るんだという驚きもあった。 そして、この短編集「夜の蝉」。ここに収められた3篇においても日常生活の中でのちょっと理解でき ない出来事が円紫師匠の推理によって解かれていくというパターンは守られているが、それは作品に おいては決してメインディッシュではない。特に表題作の「夜の蝉」では主人公「私」と5つ年上の美貌の 姉との関係が情感を持って描かれる。姉の失恋をめぐる謎解きで読者を惹きつけておいて、この姉妹の 幼児時代からの確執、女同士の葛藤的なもの、そしてそれらの氷解も軽いタッチで描いていく。筆者が 何を書きたいのかということをはっきりと分からせてくれるような運び方だ。3つの作品を通じて、 筆者の広い分野における博識も印象的である。筆者は多くの人が知るように男性ではあるが、 この作品、特に「夜の蝉」はきっと女性が書いた作品であると言われても私は信じる。男性が ここまで女性の世界が描くことが出来ることに私は驚く。 | ||||
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江美ちゃんの結婚、姉の失恋・・・。 何でもかんでも聞いちゃダメでしょって思ったりもするが、 それがこの物語でもある。 隙のない完璧ともいえる美しい姉に訪れる不和。 そこに日常の悪意が潜み、 避暑地の何気ない悪戯が後々の結婚を暗喩する・・・。 決して作り事には思えない出来事が続く中で、 軽やかにあっさりと謎が解かれていく爽快感と複雑な思いが 駆け巡りつつ、あっという間に読了となった。 | ||||
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呼吸するように本を読む主人公の「私」を取り巻く女性たち―ふたりの友人、姉―を核に、ふと顔を覗かせた不可思議な事どもの内面にたゆたう論理性をすくいとって見せてくれる錦繍の三編。色あざやかに紡ぎ出された人間模様に綾なす巧妙な伏線が読後の爽快感を誘う。第四十四回日本推理作家協会賞を受賞し、覆面作家だった著者が素顔を公開するきっかけとなった第二作品集。 | ||||
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