冬のオペラ
- コンビニエンスストア (16)
- 名探偵 (559)
- 安楽椅子探偵 (188)
- 本格ミステリ (563)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
冬のオペラの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三編の連作短編集ですが、第三話目の「冬のオペラ」が立っていました。 探偵&助手コンビより、各話の犯人のキャラクター造形に引き込まれました。 京都に椿の花を観に行きたくなります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「名」探偵、巫弓彦と筆記者である姫宮あゆみの物語。 この物語を言いかえるならば、「素敵」である。 ミステリの体裁をとってはいるものの、 描かれる人の哀しさは読者の胸をうちます。 目新しいトリックはないけど、発想の変化が巧いと思ました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2011年4〜5月、NHKで視聴者参加型推理クイズ番組「探偵Xからの挑戦状!Season3」が放送されましたが、第2話「ビスケット」の出題者が著者であり、本作品の続編と言う設定でした。 著者の作品は「日常の謎」を扱うことで有名になった【空飛ぶ馬】や【夜の蝉】は既読でしたが、本作品は知らなかったので、読んでみることとしました。 本シリーズは、「探偵は存在であり意志である」と言う哲学により名探偵を自称する巫(かんなぎ)弓彦を主人公とする連作ミステリ。 本書には、2つの短篇と1つの中編が収録されています。 短篇の【三角の水】と【蘭と韋駄天】は「日常の謎」を題材としており、中編の【冬のオペラ】はダイイング・メッセージがテーマの殺人事件の謎、と言うのが大まかな特徴です。 読み始めてすぐに感じたのが、文章の巧みさ。 直木賞作家に、文章がうまいなどと言っても誉め言葉にはならないでしょうが、単なる「謎解き」ではなく、「物語」として綺麗にまとまっています。 ワトソン役を自ら買って出た二十歳の女性、姫宮あゆみの一人称で描かれる本シリーズは、明るくユーモアにも富んだ彼女によって、エキセントリックな探偵を小気味良く読者に橋渡しすることに成功しています。 作中のトリックは奇抜さや斬新さはあまり感じませんでしたが、物語全体としてみた場合、無理なく溶け込んでおり、ストーリーテリングの妙を感じさせます。 巧みな小説を読んだな、と言う充足感を持って書を閉じることの出来る作品だと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
名探偵とうたってはいるがあんまりキャラは立っていない。事件もしょぼい、ワトソン役もおなじみの優等生的小市民。何が売りなのか?北村薫ファンには良いんだろうな、こういうの。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
妙な探偵を生み出したものだ。 現代において名探偵として生きるには、こうでもしないと成立しない。 著者の本格に対する愛を強く感じる。 このような探偵像は一歩間違えば、滑稽にもなる。 しかし、真摯な姿勢に心を打たれる。 哀しい3つの事件 ヒロインの存在が温もりとなる | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 25件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|