ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件
- エラリー・クイーン (1)
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
エラリー・クインの遺稿が見つかった。それを北村薫が訳して出した本、というふうな体裁で書かれた華麗なるクイーンのパスティーシュです。物語自体の内容は出版社の招きで来日したクイーンが幼児連続殺害事件を解決する | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クイーンの良質なパスティーシュが読めるかと思って期待したのだが、ふたを開けてみれば何のことはない、クイーン大好きおじさん(かつては若者)たちの昔話と道楽に付き合わされてしまった。 特筆すべき感想もそんなにないが、『シャム双子の謎』と国名シリーズがどうのこうのという考察には、なるほどねと思った。話としては、動物園での誘拐事件が未遂に終わる理由に、へえと感心した。 しかし芸能人にしろ作家にしろ、有名になると「内輪ネタ」も商売になるのだなあ、と思わずにはいられない。でも本格ミステリ大賞〈評論・研究部門〉受賞って…小説じゃないんかい! という話だが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
五十円硬貨ネタの架空話だという事は、若竹先生の「競作 五十円玉二十枚の謎」の話で知っていたので(目次には例によって戸川さん、法月先生と同面々)。 ヒロイン(?)奈々子他の生い立ち(おさらい)、エラリーの行動、作者のネタ出典・英訳注釈・個人話と大きく三~四の場面切り替えが同時並行し序盤は読み辛かったです。 前半で場面切り替えとしてヒロインを挟みつつ延々エラリーの来日後の活動記録(意見交換といった、作家としての講演活動程度、ずっと英語、日本語の言葉遊び)。 やっと本題に入るのが半分を過ぎた頃。ここまできてようやく例の五十円硬貨ネタを依頼。 この際、「浅見光彦」のように、北村先生ご自身が作中人物として顔を出してヒロインを食って欲しかった(同時並行のゴタゴタも、どちらもエラリーを前に「俺が俺が」なんだと無事解決)が残念でした。 「上野の動物園」や被害者児童の落書き、歌舞伎……さる謎の先生は「空飛ぶ馬」もさることながら、まるで上から写し紙を載せて線をなぞる様に先生の作品を隣に置いて一生懸命書いたのだなと微笑ましく思いながら楽しませてもらいました。生温かい目で「そろそろ動き辛くなってくるだろうし、ここまでバレバレなんだから、そろそろ仮面を剥いでみたら? 先生は読者の夢を守りたいんじゃなくて(女性)読者の強さを信じていないんだよ(その決して認めないグズグズしたところで、男女共、どちらか分かるんだよ)。読者以上に執着しているのは先生自身なんだよ」のジャブ一つ位入れつつ、さる謎の先生を生温かい目で見守って頂けると幸いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Very nice | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何これ? 同人誌? ひどい本だなあ。エラリークイーン知らなきゃ読めたもんじゃないよ。 パスティーシュ、パスティーシュって、そんなに煽てることないんじゃないの? 所詮は内輪受けなんだからさ。 肝心の幼児殺害事件や硬貨の謎も、中途半端どころか全く未消化。これで金取るとは・・。評価は星1つでもあげたくないくらい。 しかし、これがどうして2005年のミステリーベストテンなの? 国産ミステリーって、そこまでひどくないでしょ? 文春の見識を疑っちゃうよ、まったく。しっかりしてよね、頼りにしてるんだからさ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
エラリーファンのみ読んで下さい。 これはミステリなのか? 注釈も多く読むのにかなり疲れる | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 13件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|