ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件



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初公開日(参考)2009年04月
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長編小説

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ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))

2009年04月20日 ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))

ミステリ作家にして名探偵エラリー・クイーンが出版社の招きで来日、公式日程をこなすかたわら、東京に発生していた幼児連続殺害事件に関心を持つ。同じ頃アルバイト先の書店で五十円玉二十枚を千円札に両替する男に遭遇していた小町奈々子は、クイーン氏の観光ガイドを務めることに。出かけた動物園で幼児誘拐の現場に行き合わせるや、名探偵は先の事件との関連を指摘し…。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件の総合評価:6.14/10点レビュー 14件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件の感想

エラリー・クインの遺稿が見つかった。それを北村薫が訳して出した本、というふうな体裁で書かれた華麗なるクイーンのパスティーシュです。物語自体の内容は出版社の招きで来日したクイーンが幼児連続殺害事件を解決する
話しですが、そのストーリーに絡めてクイーン諭が展開される楽しさです。女子大生の小町奈々子が書店でアルバイト中に一人の男から五十円玉二十枚を千円札に両替を頼まれます。男は始終顔を伏せボソボソ喋り札を手にすると急いで
店から姿を消すので印象は余りないのですが、五十円玉二十枚を千円札に両替という変わった行為が記憶に残りました。そして小町奈々子は大学のミス研にいる関係から出版社と関わりがあり、来日したエラリー・クイーンの日本滞在の
案内役をすることになります。その時期発生していた幼児連続殺害事件を新聞で読んだクイーンはこの事件に強い関心を持ちます。そして奈々子から聞いた不思議な両替客のことを知り事件の真相に迫る推理を繰り広げて・・・という趣向
です。まぁ本全体が一冊のクイーン諭と云っても良いような内容でミステリファンであれば始めから終わりまで楽しく読み進められるでしょう。いわずもがなのあとがきも非常に興味深く、書店でアルバイトをしていた若竹七海さんが実際に
経験したことのある両替客のことで、小町奈々子とは若竹七海さんがモデルとなっているそうです。未だに根強いファンを持つエラリー・クインを主人公にして諭とミステリと両方を楽しめる内容は北村薫氏ならではの世界と云えます。
氏のデビューのいきさつなども記されていて色んな意味で楽しい一冊です。

ニコラス刑事
25MT9OHA
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未読の方はご注意ください

No.13:
(2pt)

「内輪ネタ」の商品化

クイーンの良質なパスティーシュが読めるかと思って期待したのだが、ふたを開けてみれば何のことはない、クイーン大好きおじさん(かつては若者)たちの昔話と道楽に付き合わされてしまった。

特筆すべき感想もそんなにないが、『シャム双子の謎』と国名シリーズがどうのこうのという考察には、なるほどねと思った。話としては、動物園での誘拐事件が未遂に終わる理由に、へえと感心した。

しかし芸能人にしろ作家にしろ、有名になると「内輪ネタ」も商売になるのだなあ、と思わずにはいられない。でも本格ミステリ大賞〈評論・研究部門〉受賞って…小説じゃないんかい! という話だが。
ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))Amazon書評・レビュー:ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))より
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No.12:
(2pt)

最後まで日英言葉遊び

五十円硬貨ネタの架空話だという事は、若竹先生の「競作 五十円玉二十枚の謎」の話で知っていたので(目次には例によって戸川さん、法月先生と同面々)。

ヒロイン(?)奈々子他の生い立ち(おさらい)、エラリーの行動、作者のネタ出典・英訳注釈・個人話と大きく三~四の場面切り替えが同時並行し序盤は読み辛かったです。

前半で場面切り替えとしてヒロインを挟みつつ延々エラリーの来日後の活動記録(意見交換といった、作家としての講演活動程度、ずっと英語、日本語の言葉遊び)。

やっと本題に入るのが半分を過ぎた頃。ここまできてようやく例の五十円硬貨ネタを依頼。

この際、「浅見光彦」のように、北村先生ご自身が作中人物として顔を出してヒロインを食って欲しかった(同時並行のゴタゴタも、どちらもエラリーを前に「俺が俺が」なんだと無事解決)が残念でした。

「上野の動物園」や被害者児童の落書き、歌舞伎……さる謎の先生は「空飛ぶ馬」もさることながら、まるで上から写し紙を載せて線をなぞる様に先生の作品を隣に置いて一生懸命書いたのだなと微笑ましく思いながら楽しませてもらいました。生温かい目で「そろそろ動き辛くなってくるだろうし、ここまでバレバレなんだから、そろそろ仮面を剥いでみたら? 先生は読者の夢を守りたいんじゃなくて(女性)読者の強さを信じていないんだよ(その決して認めないグズグズしたところで、男女共、どちらか分かるんだよ)。読者以上に執着しているのは先生自身なんだよ」のジャブ一つ位入れつつ、さる謎の先生を生温かい目で見守って頂けると幸いです。
ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))Amazon書評・レビュー:ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))より
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No.11:
(5pt)

Very nice

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No.10:
(1pt)

何、これ?

何これ? 同人誌? ひどい本だなあ。エラリークイーン知らなきゃ読めたもんじゃないよ。

 パスティーシュ、パスティーシュって、そんなに煽てることないんじゃないの? 所詮は内輪受けなんだからさ。

 肝心の幼児殺害事件や硬貨の謎も、中途半端どころか全く未消化。これで金取るとは・・。評価は星1つでもあげたくないくらい。

 しかし、これがどうして2005年のミステリーベストテンなの? 国産ミステリーって、そこまでひどくないでしょ? 文春の見識を疑っちゃうよ、まったく。しっかりしてよね、頼りにしてるんだからさ。
ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))Amazon書評・レビュー:ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))より
4488413064
No.9:
(1pt)

う~ん

エラリーファンのみ読んで下さい。
これはミステリなのか?
注釈も多く読むのにかなり疲れる
ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))Amazon書評・レビュー:ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))より
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