リセット



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長編小説

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リセット (新潮文庫)

2003年05月31日 リセット (新潮文庫)

遠く、近く、求めあう二つの魂。想いはきっと、時を超える。『スキップ』『ターン』に続く《時と人》シリーズ第三弾。 「また、会えたね」。昭和二十年五月、神戸。疎開を前に夢中で訪ねたわたしを、あの人は黄金色の入り日のなかで、穏やかに見つめてこういいました。六年半前、あの人が選んだ言葉で通った心。以来、遠く近く求めあってきた魂。だけど、その翌日こそ二人の苛酷な運命の始まりの日だった→←流れる二つの《時》は巡り合い、もつれ合って、個の哀しみを超え、生命と生命を繋ぎ、奇跡を、呼ぶ。 (「BOOK」データベースより)




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リセットの総合評価:7.82/10点レビュー 45件。Cランク


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(6pt)

リセットの感想

「時と人三部作」三作目。

読了後まず不思議に思うのはそのタイトルである。
何故「リセット」なのか?未だに分かっていなかったりする。
所謂輪廻転生モノだが、「やり直す」と言う程、後悔の残る人生を送っていたようにも思えない。
そして一番大切なものはリセットされていないのに・・・
たとえ時に翻弄されようが大切なモノに気付いている人は強いという事が主題だと思っているのですが・・・
真逆かと思えるタイトルに少し戸惑っています。

二部構成になっていて、
太平洋戦争という「死」が身近にあった時代に翻弄される一人の少女を描いた第一部。
入院中の父親が自身の不思議な体験談を娘に聞かせるため、(彼自身が書いた)日記を元にしてテープに録音するという独白形式の第二部。
さすが国語教師の作者だけあって、第一部は、多くの文献を元に時代背景を非常に丁寧にそして克明に描いています。
ただ上流階級に育った少女の日常という事もあって、戦中でありながら起伏が少なくどこかまったりしている。
どこか入っていきづらい。しかも長い。


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梁山泊
MTNH2G0O
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No.44:
(5pt)

なし

なし
リセット (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:リセット (新潮文庫)より
4101373280
No.43:
(2pt)

長いですよ。耐えられますか?

話が動くまで200ページかかります。
本当に第一部が長い。スキップ、ターンと読んできて、後半話がひっくりかえること前提で読んでるから、
どうしても前半飛ばし読みになってしまう。 てか半分以上飛ばし読み。そうしないと読めない。
でもそうすると物語の面白さがわからない。 ああ、ジレンマ。
多分2回読めば面白さがわかる、よ。
リセット (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:リセット (新潮文庫)より
4101373280
No.42:
(3pt)
※削除申請(1件)

物語の面白さ以前に“漢字”が気になってしまいました

久しぶりに、北村薫氏の作品を読んだ。人によっては、まだるっこしいかもしれないが、戦時下における日常生活の描写などは、さすが。全体としては、それなりには面白い。初期のミステリに比べると、物足らなくも感じるが、好みの問題だ。ただ、気になるのが、漢字。「わたし達」などの“達”は、常用漢字では“たつ”としか読めず、「友達」が例外で認められているだけ。誤用である。また、「皆なで」とあり、“みなで”もしくは“みんなで”と読むのだろうが、“皆”は“みな”と読み、“み”や“みん”という読みは存在しない。一方で別のところでは、「皆」に正式な読みである“みな”というルビがわざわざ振ってある。編集者や校正者の責任もあるが、著者は高校の国語教員をされていたのだから、こういった点には注意してもらいたい。
リセット (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:リセット (新潮文庫)より
4101373280
No.41:
(5pt)

深みのある3作目

心に幾つもの風を吹き込む
著者の筆力に恐れ入っている。
恐らく誰もが経験されたであろう
戦時下の悲惨さ、
残された人の生き方の重さ。
何時の時代も変わらない、
恋が昇華することの不思議さ、嬉しさ、
脈々と流れる次世代への愛
この世知辛い21世紀に読む、
時空を超えた巡り合いのお話しは、
すてきな恋愛小説というだけでなく、
「鉄道事故」「組織のいじめ」「獅子座流星群」のように
繰り返される現象を
あなたはどのように捉え
何をリセットするのか、次に何が出来るのかを
問いかけているようにも思う。
リセット (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:リセット (新潮文庫)より
4101373280
No.40:
(4pt)

時代を超えて

北村薫氏の筆力に身を任せ、読者はまず、昭和10年代後半の芦屋の女学生の生活を味わいます。そこから先は、とにかく北村薫氏にお任せしましょう。綿密な取材と明確な構想に基づいた素晴らしい作品です。戦争を扱っていますが、読後感は爽快。そこのところはご心配なく。真実の友情、愛情に出会えます。大切なものを大切に、信じたいものを信じたくなります。「時と人シリーズ」の3作目。温かな作品です。
リセット (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:リセット (新潮文庫)より
4101373280



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