ハリー・オーガスト、15回目の人生
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ハリー・オーガスト、15回目の人生の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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ミステリーのつもりで読み始めたら・・・・。 | ||||
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何度死んでも同じ時代の同じ日に生まれてしまう得意体質の人物が主人公。 前の記憶を残したまま数百年(千年?)を生き続けているので、あらゆる言語に習熟し、医者であり科学者、物理学、数学の大学教授、スパイでもあります。 序文からしてワクワクします。 引用: 「これを、私は君に宛てて書いている。 わが敵。 わが友。 もうわかっているだろう。 君の負けだ。」 個人的には主人公がソヴィエトに潜入する場面にハラハラしました。作者はどうやってあの時代の雰囲気を知ることができたのでしょう、とてもリアルな描写でした。 他の方もおっしゃっていますが、拷問シーンが何度も何度も出てきます。こういうのが苦手な方には辛いかも。 | ||||
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どこかの書評ブログで紹介されていたので、珍しく衝動買い(Kindle版)。数ページ読んだ後、やれやれこの手の話かと後悔、放置。 その後、しばらくして秋の夜長に暇つぶしにと思い再読。 結論、めちゃくちゃ面白かった。 仕事をサボってトイレでも読み耽った小説は久々。沢山の時間を消費した。リニアの人生のなんと儚いことよ、、。 | ||||
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主人公は何歳で死んでも、ゼロ歳から人生をやり直す、すべての記憶を引き継いで!これなら何回も人生をやり直したら、大天才になれる。主人公の出生は不幸だが、これはうらやましい。ケン、グリムウッド、に読ませてみたかった。 映画化を希望。 | ||||
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映画にしても小説にしてもいわゆるループものと呼ばれる作品には心惹かれます。 過去の小説だとケン・グリムウッドの傑作「リプレイ」や北村薫の「ターン」、映画だと「バタフライエフェクト」「トライアングル」「ミッション8ミニッツ」「All you need is Kill」、アニメだと押井守監督の「うる星やつら2ビューティフルドリーマー」や虚淵玄脚本の「魔法少女まどか☆マギカ」などが思い出されます。 そして、ここにあげた作品のいずれもが記憶に残る心揺さぶる作品で、何がそんなに心を騒がすのかと考えてみると、今までの人生で得た教訓や記憶を生かし次の人生では前回とは違ったことをやり直す、といった現実にはできないことを実現してくれるという物語に心が惹かれているのではないかと思います。 ところが本書の主人公ハリーは、これまでのループもの作品とはまったく逆の立場をとります。 つまり、できる限りこれまでの世界に影響を及ぼさないよう、物議を醸しだすような十数年後の知識を披露することなく、何度も何度も同じ人生を淡々と永遠に繰り返す道を選ぶのです。 では、なぜそのような人生を送らなければならないのか。 それは「世界の破滅が早まる」から。 本書では主人公ハリーの敵として、ヴィンセント・ランキスという男が登場します。 彼もハリー同様、何度も人生を繰り返す体質を持つ男ですが、彼の理想は、人生を繰り返すたびに新しいノウハウを身に付け、科学技術の進歩を加速させることで、「我々がなぜ存在するのか」との謎を解くとの志を持っています。 私自身は、このヴィンセントの考え方の方が前向きでしっくりくるのですが、どうでしょうか。 永遠に同じ時代の人生を繰り返す体質を持つ人間が生まれた目的が、人類の進歩を促すためのものと考えることがなぜだめなのか。 本当に「本来の進歩過程を超えた科学技術の加速的進歩=世界の破滅」につながるのでしょうか。 同じ人生の繰り返し(しかも何十回、何百回と永遠にループする)に満足できるのでしょうか。 本書は物語の発想がオリジナルな印象を持ち、なかなか楽しめる作品ではありますが、上記のような点が気になり、主人公の考え方に共感できず、ライバルのヴィンセントに同情してしまいます。 「人類は得た知識のせいで自滅すると言うつもりですか」 とのヴィンセントの叫びが痛切です。 | ||||
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「千年近く生きた人間の知性や行動をどう書くのか?」と思いながら読んだが、人物の描き方に違和感がなく十分楽しめた。 前半は生まれ変わりを体験した主人公の混乱や試行錯誤、クロノス・クラブと呼ばれる結社の秘密などが明かされる。 後半は一転して宿敵との知恵比べ。 拷問の描写が真に迫っているのは、多分評価すべきポイントでしょう。 時代背景ごとに様々なやり方を体験できます。 読んでるだけで痛いです。 | ||||
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