ホープは突然現れる
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
ホープは突然現れるの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
ホープは突然現れるの総合評価:
8.40/10点 レビュー 5件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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人に忘れられる特殊体質の女泥棒ホープ。
人を無個性単一化し思考を放棄させていくパーフェクションという魔物アプリの存在。
今回もまたすごく美味しい設定です。
読み手も相当エネルギー使うから。1、2日で読み切るタイプの本ではない。
あらゆる雑学、学識、哲学、考察がほとんど1、2段落ごとに描かれるし、
何度「あれ、今結局どこにいるんだっけ?」状態になったか。今回はやりすぎ。
(まあその各エピソードも面白く描かれてはいるんだけど)
後半は「寄り道はもうおなかいっぱい!!早くラストを、物語を見せてよ!」とキレそうになり・・。
どうもいたるところに散りばめた考察・雑学で煙に巻いてる感も否めない。
やりすぎたせいでいまいち肝心のホープの悲愴が表層的にしか伝わってこなかったような。
あと、ハリー・オーガストなら何度転生したかしれないリプレイ設定だったから、
何カ国語も操りあらゆる素養を身につけても納得だったところが・・
10数年の孤独を埋めるために知識を詰め込んだにしては・・うーん。
カードカウンティングまでできて、アラビア語・英語・フランス語・ドイツ語・中国語・日本語も少し。
哲学、音楽もわかってて歴史、政治経済も語れる。ダークウェブもお手の物。
もはやIQ160とかありそう。チートすぎかなあ。
まー疲れつつも面白かったんですけどね。
ジョージ・オーウェルとヴォーグ。リベラルさとシニカルさとディオールのドレス。
なかなかそのどちらも巧みに描ける作家さんはレアでしょうし、さすが時代の申し子というか。
そして今のこの世界。限りなくディストピアに向かってる管理社会。
テレビもニュースもCMも気持ち悪いし、SNSも大衆操作ツールになってる昨今。
(私にもずいぶん前からわめき声が聞こえてきてます笑)
クレアノース流のまさに時流に乗った1984・・と見ても十分面白かった。
ただサラっと数ページの回想を描いてもすごく面白く描ける力量のある作家さんだと思うので、
時間軸ジグザグ考察雑学寄り道バシバシでないヤツを・・描いて欲しいなあ。