図書館島



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    初公開日(参考)2017年11月
    分類

    長編小説

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    図書館島 (創元推理文庫)

    2022年05月12日 図書館島 (創元推理文庫)

    世界幻想文学大賞など4冠 「わたしの物語を書いて」と、死せる天使は言った。 文字を持たぬ辺境に生まれた青年は 世界中の書物を収めた島に幽閉される。 文字を持たぬ辺境の地に生まれ、書物に没頭して育った青年は、長じて憧れの帝都へと旅立つ。だが航海の途中、病に冒された娘と出会ったことで、彼の運命は大きく変転する。あらゆる書物を収めた図書館のある島に送られた彼はそこで、書かれた言葉を奉じる人々と語られた言葉を信じる人々の戦いに巻き込まれる……デビュー作にして世界幻想文学大賞・英国幻想文学大賞など4冠、書物と物語をめぐる傑作本格ファンタジイ。(「BOOK」データベースより)




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    図書館島の総合評価:7.33/10点レビュー 6件。Cランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.6:
    (3pt)

    うーむ、、

    めくるめく冒険はなく、地味なストーリー。
    ダメな青年の最長という昔からストーリーではあるが、どこかに新味はあり、最後までは読めた。価値があるかどうかは、よく分かりません。
    図書館島 (海外文学セレクション)Amazon書評・レビュー:図書館島 (海外文学セレクション)より
    4488016642
    No.5:
    (1pt)

    うーん・・・いまいち。

    タイトルにひかれて、図書館の魔女や、図書館の大魔術師みたいなものと期待したのが、悪かった・・・。文章も主人公視点の流れなのか、物語の中の物語の一節なのか、その境目がわかりづらく読みにくい。失敗した・・・。
    図書館島 (海外文学セレクション)Amazon書評・レビュー:図書館島 (海外文学セレクション)より
    4488016642
    No.4:
    (5pt)

    傑作ファンタジー

    傑作ファンタジー

    特に詳細な情景描写が秀逸ですね
    図書館島 (海外文学セレクション)Amazon書評・レビュー:図書館島 (海外文学セレクション)より
    4488016642
    No.3:
    (3pt)

    最後までワクワクしたかった

    表紙、副題、タイトル、そして巻の一までは最高。
    なにか得体の知れない宝物に夢中になる感覚で一気に読めました。

    ただ、それ以降は主人公が〇〇になって〇〇するために何かしているのを延々書いているだけに見えました。
    最初こそ翻訳の美しさに良い意味で騙されましたが、後半、特に終盤は期待が大きかっただけに残念でした。
    また、ある程度の知識が必要なのか、海外の慣習を知っている必要があるのか、一回読んだだけでは
    理解しきれない文章、言い回しがあるのは個人的には二回目以降も楽しめる代わりに一回目の楽しさは薄くなりました。

    それでも、2日寝る間も惜しんで読んだことを考えれば良い作品だったとは思います。
    図書館島 (海外文学セレクション)Amazon書評・レビュー:図書館島 (海外文学セレクション)より
    4488016642
    No.2:
    (5pt)

    執筆に二年、手直しに十年

    この本『図書館島』には、副題があります。「交霊者ティオムのジェヴィックの回顧録」

    この本は「回顧録」。文字がびっしり詰まっています、図書館のように。押し寿司のように、文字が押し込まれている本です。

    この副題の語句について、説明されている語句を本書より抜粋する作業から始めました。楽しい作業の始まりです。

    「ティオム」とは、「紅茶諸島に属するティニマヴェト島の西部、青くかすんだティオム村」(11頁)。
    「紅茶諸島に属するティニマヴェト島」の位置については、巻頭の<地図>参照。
    「ジェヴィック」とは、ティオム村で生まれた、この物語の主人公の名前。この物語の語り手「わたし」。

    「わたし」「ジェヴィック」の父は、ティニマヴェト島に広大な胡椒(こしょう)農園を持っており、そこから富を得ています。

    なお、この本の原題は、「A Stranger in Olondria」(直訳すれば、オロンドリア帝国からの客人)。
    この原題についても、説明語句を本書より抜粋してみます。

    「オロンドリア帝国」とは、巻頭の見開き二ページにわたる「オロンドリア帝国及びニシアと紅茶諸島」の<地図>参照。
    紅茶諸島の北部に位置する帝国です。

    「客人」とは、「わたし(ジェヴィック)」の家庭教師として、オロンドリア帝国の胡椒市場のある港町ベインから父がティオム村に連れてきた異邦人「ルンレ先生」(20頁)です。
    わたしは、オロンドリア人のルンレ先生から本の「しるし」(数字と文字)を教えられます。
    九年にわたる教育という贈り物によって、ルンレ先生が携えてきた本を読めるまでになり、先生のように本を読む喜びを知ります。
    「村の人々はルンレ先生を<黄色い人>または<よそ者>と呼んでいた」(35頁)

    そして、わたしはオロンドリアに憧れるようになり、父の死後、港町ベインを目指し、島を出ます。
    ルンレ先生は島に残ることになり、それではと、オロンドリアから土産物として何を持ち帰ったらいいか先生に聞きます。
    先生はそれなら「秋を」とつぶやきます。
    <巻の一>は、先生の「秋を」という言葉で終わります。「秋を」持ち帰る? 不思議な土産物です。

    この本は、<巻の六>まであります。
    この先を読むのが楽しみになりました。でも、こんな調子で読んでいくと、読み終わるのはいつになることでしょう。
    謝辞に、「この本は執筆に二年、手直しに十年かかりました」(351頁)と著者は書いています。
    この本を読む読者のほうも、相当長い時間かかりそうです。なんと楽しみな本ですこと。
    図書館島 (海外文学セレクション)Amazon書評・レビュー:図書館島 (海外文学セレクション)より
    4488016642



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