図書館島
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めくるめく冒険はなく、地味なストーリー。 ダメな青年の最長という昔からストーリーではあるが、どこかに新味はあり、最後までは読めた。価値があるかどうかは、よく分かりません。 | ||||
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タイトルにひかれて、図書館の魔女や、図書館の大魔術師みたいなものと期待したのが、悪かった・・・。文章も主人公視点の流れなのか、物語の中の物語の一節なのか、その境目がわかりづらく読みにくい。失敗した・・・。 | ||||
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傑作ファンタジー 特に詳細な情景描写が秀逸ですね | ||||
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表紙、副題、タイトル、そして巻の一までは最高。 なにか得体の知れない宝物に夢中になる感覚で一気に読めました。 ただ、それ以降は主人公が〇〇になって〇〇するために何かしているのを延々書いているだけに見えました。 最初こそ翻訳の美しさに良い意味で騙されましたが、後半、特に終盤は期待が大きかっただけに残念でした。 また、ある程度の知識が必要なのか、海外の慣習を知っている必要があるのか、一回読んだだけでは 理解しきれない文章、言い回しがあるのは個人的には二回目以降も楽しめる代わりに一回目の楽しさは薄くなりました。 それでも、2日寝る間も惜しんで読んだことを考えれば良い作品だったとは思います。 | ||||
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この本『図書館島』には、副題があります。「交霊者ティオムのジェヴィックの回顧録」 この本は「回顧録」。文字がびっしり詰まっています、図書館のように。押し寿司のように、文字が押し込まれている本です。 この副題の語句について、説明されている語句を本書より抜粋する作業から始めました。楽しい作業の始まりです。 「ティオム」とは、「紅茶諸島に属するティニマヴェト島の西部、青くかすんだティオム村」(11頁)。 「紅茶諸島に属するティニマヴェト島」の位置については、巻頭の<地図>参照。 「ジェヴィック」とは、ティオム村で生まれた、この物語の主人公の名前。この物語の語り手「わたし」。 「わたし」「ジェヴィック」の父は、ティニマヴェト島に広大な胡椒(こしょう)農園を持っており、そこから富を得ています。 なお、この本の原題は、「A Stranger in Olondria」(直訳すれば、オロンドリア帝国からの客人)。 この原題についても、説明語句を本書より抜粋してみます。 「オロンドリア帝国」とは、巻頭の見開き二ページにわたる「オロンドリア帝国及びニシアと紅茶諸島」の<地図>参照。 紅茶諸島の北部に位置する帝国です。 「客人」とは、「わたし(ジェヴィック)」の家庭教師として、オロンドリア帝国の胡椒市場のある港町ベインから父がティオム村に連れてきた異邦人「ルンレ先生」(20頁)です。 わたしは、オロンドリア人のルンレ先生から本の「しるし」(数字と文字)を教えられます。 九年にわたる教育という贈り物によって、ルンレ先生が携えてきた本を読めるまでになり、先生のように本を読む喜びを知ります。 「村の人々はルンレ先生を<黄色い人>または<よそ者>と呼んでいた」(35頁) そして、わたしはオロンドリアに憧れるようになり、父の死後、港町ベインを目指し、島を出ます。 ルンレ先生は島に残ることになり、それではと、オロンドリアから土産物として何を持ち帰ったらいいか先生に聞きます。 先生はそれなら「秋を」とつぶやきます。 <巻の一>は、先生の「秋を」という言葉で終わります。「秋を」持ち帰る? 不思議な土産物です。 この本は、<巻の六>まであります。 この先を読むのが楽しみになりました。でも、こんな調子で読んでいくと、読み終わるのはいつになることでしょう。 謝辞に、「この本は執筆に二年、手直しに十年かかりました」(351頁)と著者は書いています。 この本を読む読者のほうも、相当長い時間かかりそうです。なんと楽しみな本ですこと。 | ||||
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