マーダーボット・ダイアリー
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ダイアリーというだけあって、ロボットの独白で進行する冒険小説。 過去に大量殺人を犯した主人公は、 自らを「マーダーボット(殺人ロボット)」といい、 自分のことを「弊機(へいき)」と呼んでいる。 事件のことで頭のデータは消去されたが、 統制モジュールと呼ばれる機関システムをハッキングすることで、 自己認識を持つことに成功。 そして「サンクチュアリムーン」という長編ドラマに耽溺することが趣味だ。 とにかく人が嫌いで、できるだけ人と会話をしたくないし、 目も合わせたくない。そのキャラクターが全編にわたって、 くすくすと笑わせる、とても良いキャラクターだ。 本の面白いポイントは、やはり人工知能なので、 異常に頭が良いし速い。そしてロボットなので、身体能力もすごい。 窮地に立たされた場面で、0.1秒の思考の過程は、 人工知能なのであらゆるシステムをハッキングしてコントロールして、 同時に複数の敵を倒し、確実に仕留め、そしてプランBも考え、 余った時間があれば好きなドラマをみる。 その刹那をこの本は複数のページを使って語ってくれる。 そのマルチタスクな感じが、 読んだことのない、不思議な読書体験になる。 | ||||
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他のレビューにもあったけれど、なぜこの表紙イラストなのか? 主人公の顔を限定させるような表紙は好きじゃない。 「なにか他の本と間違ったかな?」と確認してしまうほど、内容と合ってない気がする。 | ||||
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人間味をもたせようという作者の試みはわかるが、そういうのは周囲の人間の態度や言葉で実感する方が伝わりやすい。 この作品は一人称で書かれているせいもあってかいくら主人公が戸惑ったりしていても単なる説明文にしか見えない。どこまで本気で考えてるのかも分かりづらいし淡々と人間の振りをして感情を作ってるような印象を受けてしまった。 それと物語の流れがすごく都合よすぎる。ハラハラもドキドキもしないし先が読めなくてワクワクしたのは最初だけ。あとはなにをしてもすぐに簡単に物事がすすむし、だれかがジャマしてきてもハッキングを駆使して簡単に解決してしまう。 ゲームもそうだがハッキング要素をバグで一切できなくした方が面白かった。cyberpunk2077すら強すぎるハッキング要素を認めてDLCやパッチでいろいろ修正してきたが、小説みたいなさらに作者が自由に書けるもので最強のハッキング(そして一番読者に伝わりづらくて感情移入できないもの)なんかを武器にしてはいけないと思う。 | ||||
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作品内容と表紙イメージの乖離が大きすぎる。内容は素晴らしいのに、表紙が目に入るたびにイメージが邪魔されるので外して読んでました。大変残念だ。 | ||||
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「弊機」なる日本語訳が素晴らしい。殺人ボットにどんどん感情移入していくのがなんとも不思議な読み心地。また、一見して単調な文章の流れに突如としてトラブルが発生するクールな展開が病みつきになる。戦闘シーンの簡潔な表現たるや秀逸。 ただし表紙絵が大変に微妙と感じる。 物語への没入と想像を乱すことから、表カバーは捨ててしまった。 英語版原作と見比べてみてほしい。 | ||||
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