鳥の歌いまは絶え
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一定数の人がディストピアに惹かれるのは何故でしょうか。全体の話の流れは予想通りだし、まあそうなるよねという話なのに、何故か惹かれる。続きが気になる。難しく考えないで気軽に読んだ方が楽しい作品。難しく考えないで最後まで楽しく読了しました。 | ||||
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均等のみ指向する社会が創造性を失う経緯が見事に描かれている。また、その中で個の可能性に由来する芸術の力がいかに重要であるかも示されていてすばらしい。「あなたの中にあるもう一人の自分は、粘土の中にどんな形があるか知っているのよ」「時を超越した世界では、生活自体が目標となり、過去の再生や、未来の入念な組織化は目標ではなくなった」。 | ||||
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本文380頁で三世代の年代記をやるので。 近年の分冊多めな、軽め描写のSFより展開が早い。 いま初読だと物足りない質・量かもしれないが面白かった。 原書は半世紀近く昔で、書かれた時代が時代だからか、いま読むとゴリゴリのハードSFじゃないのも良い。 明るい未来ではなく、悲しい未来の話です。 | ||||
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1970年代に流行したクローンテーマの代表格であり、人類滅亡ものでもあります。舞台は執筆時点頃のアメリカ合衆国で、とある一族が飢餓や汚染による人類滅亡を予測して山奥に避難し、クローニングにより子孫を残すというお話です。中核となるストーリーは、通常の生殖で出産した母子がクローンたちから迫害を受けるというものですが、これが泣けます。舞台は、歌や映画で有名なバージニア州シェナンドアですが(「故郷へかえりたい」ジョン・デンバー,etc.)、クローンたちがカヌーで川を下って廃墟ワシントンDCに向かう描写がなんとも美しく、滅亡テーマとの対比が鮮やかです。今回の創元版の出版が2020年のコロナ騒ぎと重なり、一層神妙な気持ちで読みました。 | ||||
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今を去ること40年ほど前、サンリオSF文庫は画期的なSFのシリーズを出版していました。 最初は友人から誕生日にプレゼントされた「猿とエッセンス」で、P・K・ディックやサキにもはまりました。出版予告を見るだけでも楽しかったのですが、文庫が無くなったために、題名だけで読めなかった作品もたくさんありました。本作もそのうちの一つで、この度、創元社から復刊されたことを喜んでおります。 2021年現在、世界中がコロナ禍におびえる世の中で著者の先見性にも驚かされますが、3部構成の妙、美しい自然描写、人間の精神への洞察及びそれに対する希望など、心が洗われるようでした。 ぜひ萩尾望都先生に漫画化してほしいです。萩尾先生の絵を思い浮かべながら読んでいました。 | ||||
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