(短編集)

おれの眼を撃った男は死んだ



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

6.00pt (10max) / 1件

6.00pt (10max) / 1件

Amazon平均点

4.71pt ( 5max) / 7件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

39.00pt

0.00pt

0.00pt

37.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2020年05月
分類

短編集

閲覧回数1,584回
お気に入りにされた回数1
読書済みに登録された回数1

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

おれの眼を撃った男は死んだ

2020年05月20日 おれの眼を撃った男は死んだ

南北戦争で両親を亡くした少女は兄の手で自分を虐待するおじ一家から助け出されたが、さらに残酷な外の世界を知る(「よくある西部の物語」)。ある少年は、服役中の父親と暴力をふるう義父の間でもがいている(「ジェイムズ三世」)。19歳の女は難民キャンプで襲撃を受け、誘拐されて消えた(「外交官の娘」)。暴力に満ちたさまざまな時代と場所で、血まみれで生きる人々の一瞬の美しさを切り取る。O・ヘンリー賞受賞作ほか10編収録の珠玉の短編集!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

おれの眼を撃った男は死んだの総合評価:9.00/10点レビュー 8件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

実験的過ぎて疲れた

日本初紹介のアメリカ人作家のデビュー短編集。O.ヘンリー短編賞を受賞した作品を含む全10作品である。
どれも非常に凝った構成で、文章を理解し、ストーリーを追いかけるだけで非常に疲れる。エンターテイメント要素はほとんどなく、現代アメリカ文学の一側面を知りたい人以外には向かない気がした。

iisan
927253Y1
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7:
(5pt)

荒くむき出しの人間を描く、秀逸な短編集

10篇の不思議に惹きつける短編集。
人間が描かれている。
おれの眼を撃った男は死んだAmazon書評・レビュー:おれの眼を撃った男は死んだより
4488011039
No.6:
(5pt)

暗さの中のユーモア

文学によくある、暴力が描かれるときにくっついてくる知的?なユーモアが好きな方にオススメ。かなり緻密に書かれているので短編一つ読んだらすぐに最初に戻ってもう一度読むのが良いと思います。色んなことに気づけます。この作者すごいです。
おれの眼を撃った男は死んだAmazon書評・レビュー:おれの眼を撃った男は死んだより
4488011039
No.5:
(3pt)

筋はなかなか宜しい

小説家としての筋は良いと思うし、テーマ設定の着眼点も悪くない。
ただ読んで面白かったかと言われると、素直にyesと言えぬ自分がいる・・・なかなかの文章家だとは思いますが。
評価が難しいので判断留保。
おれの眼を撃った男は死んだAmazon書評・レビュー:おれの眼を撃った男は死んだより
4488011039
No.4:
(5pt)

これ凄いよ

文学に限らず優れた芸術作品は鑑賞する側に沈黙を強いる物だと実感した。読後暫く仮死状態のような数分があって、自分の体験した事(この作品を読んだこと)について考えようとするのだが上手い言葉が見付からないまま数日が過ぎ、また最初から本のページを捲っている。おそらく、こんな事を数回繰り返す内に、自分の中でこの物語が熟れていくのだろうと思う。誰にでも受け入れやすい作品ではないが、自分にとってはかけがえのない文学の贈り物であった。
おれの眼を撃った男は死んだAmazon書評・レビュー:おれの眼を撃った男は死んだより
4488011039
No.3:
(5pt)

何とも救いのない物語

短篇集『おれの眼を撃った男は死んだ』(シャネル・ベンツ著、高山真由美訳、東京創元社)に収められている『よくある西部の物語』は、はっきり言って、何とも救いのない物語です。

「兄はあたしを迎えにきた最初の男だった。酒をしこたま飲んで、ニューメキシコの売春宿の外で、素っ裸の姿をあたしの目のまえにさらした最初の男でもあった。約束をしたら、それを守るだろうとあてにできる最初の男でもあった」と、幕が開きます。

15歳の「あたし」、ラヴィーニアの父は南北戦争で戦死し、インディアンの母も死んでしまいます。預けられた父の妹一家に虐待されているラヴィーニアを救い出してくれたのが、兄ジャクソンです。

ところが、ラヴィ―ニアは兄とその仲間の銀行強盗を手伝わされ、兄に命じられて、出納係の目を撃ち抜いて、命を奪ってしまいます。

保安官と保安官助手の静止も聞かず、留置場に押し入ってきた怒り狂った40人ほどの町の男たちに、兄も妹も首を吊られてしまいます。

極力、感情を排した乾いた文章で綴られていく物語を読み終えて、暫く、ぼーっとしていました。
おれの眼を撃った男は死んだAmazon書評・レビュー:おれの眼を撃った男は死んだより
4488011039



その他、Amazon書評・レビューが 7件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク