(短編集)
おれの眼を撃った男は死んだ
- 虐待 (178)
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全1件 1~1 1/1ページ
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日本初紹介のアメリカ人作家のデビュー短編集。O.ヘンリー短編賞を受賞した作品を含む全10作品である。 | ||||
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10篇の不思議に惹きつける短編集。 人間が描かれている。 | ||||
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文学によくある、暴力が描かれるときにくっついてくる知的?なユーモアが好きな方にオススメ。かなり緻密に書かれているので短編一つ読んだらすぐに最初に戻ってもう一度読むのが良いと思います。色んなことに気づけます。この作者すごいです。 | ||||
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小説家としての筋は良いと思うし、テーマ設定の着眼点も悪くない。 ただ読んで面白かったかと言われると、素直にyesと言えぬ自分がいる・・・なかなかの文章家だとは思いますが。 評価が難しいので判断留保。 | ||||
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文学に限らず優れた芸術作品は鑑賞する側に沈黙を強いる物だと実感した。読後暫く仮死状態のような数分があって、自分の体験した事(この作品を読んだこと)について考えようとするのだが上手い言葉が見付からないまま数日が過ぎ、また最初から本のページを捲っている。おそらく、こんな事を数回繰り返す内に、自分の中でこの物語が熟れていくのだろうと思う。誰にでも受け入れやすい作品ではないが、自分にとってはかけがえのない文学の贈り物であった。 | ||||
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短篇集『おれの眼を撃った男は死んだ』(シャネル・ベンツ著、高山真由美訳、東京創元社)に収められている『よくある西部の物語』は、はっきり言って、何とも救いのない物語です。 「兄はあたしを迎えにきた最初の男だった。酒をしこたま飲んで、ニューメキシコの売春宿の外で、素っ裸の姿をあたしの目のまえにさらした最初の男でもあった。約束をしたら、それを守るだろうとあてにできる最初の男でもあった」と、幕が開きます。 15歳の「あたし」、ラヴィーニアの父は南北戦争で戦死し、インディアンの母も死んでしまいます。預けられた父の妹一家に虐待されているラヴィーニアを救い出してくれたのが、兄ジャクソンです。 ところが、ラヴィ―ニアは兄とその仲間の銀行強盗を手伝わされ、兄に命じられて、出納係の目を撃ち抜いて、命を奪ってしまいます。 保安官と保安官助手の静止も聞かず、留置場に押し入ってきた怒り狂った40人ほどの町の男たちに、兄も妹も首を吊られてしまいます。 極力、感情を排した乾いた文章で綴られていく物語を読み終えて、暫く、ぼーっとしていました。 | ||||
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