終わらない週末
- 別荘 (163)
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Netflix製作の映画「終わらない週末」を観て、伏線が気になり、原作も読んだ。 映画は、主演がジュリア・ロバーツで、その他の出演者として、イーサン・ホーク、マハーシャラ・アリ、ケビン・ベーコンなどがいて豪華。 さらに、オバマ元大統領夫妻も製作に関わっているという興味深い映画。 原題は、「Leave the World Behind」で、「世界に取り残されて」や「終末の世界で」などが本来の意味だろうが、邦題は『終わらない週末』。 週末は当然、終末にかけている。 批評家の評価が高いのに、一般読者の評価が低いのは、この作品が、アメリカ人的なキリスト教の終末の世界観やブラックユーモアが満載されていたり、伏線が回収されないことにある。 そのため、特に日本人にはわかりにくい。 伏線はあまり回収されないが、ヒントとなる言葉や情報は与えられている。 ゆえに、この作品の伏線や結末は、自分で判断して欲しいとのメッセージは読み取れる。 具体的には、小説や映画の中に象徴的に出てくる鹿や鳥は、神の使いと考えられる。 その神の使いのメッセージを感じ取れるのは、アマンダの娘のローズだけ。 ローズは、鹿に導かれ、ノアの方舟へ。 ソーンとは、棘のことで、キリスト教では、「人間の原罪」を表している。 映画ではわからなかったが、小説では、ソーン邸がなぜ無人だったのかの理由などはわかる。 | ||||
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気候変動、核戦争、パンデミック、ゾンビ、宇宙人などの数々の終末物の小説があり、ネタとして出尽くした感がある中でどう読ませるのか期待しました。その期待通り、従来になかった切り口で終末が描かれた小説でした。 他のレビューにもある否定的な意見の人は、原因となる出来事が神の視点から描写され、その上で人類の危機真っ只中が克明に描かれた作品を期待されたのだと思います。この作品は人類(国?)の危機の中心からたまたま運良く逃れているが、少なからず影響を受けつつある人々の状況が描かれています。登場人物も読んでいる我々もその状況がわからないため、登場人物への感情移入度が高くなる仕組みです。ところどころで大都市での人々の悲惨な様子が挟まれますが、ごくわずかですし、最初はそれが事実なのか憶測なのかわからないような描写でした。 人類の終わりを辺境で迎える普通の人々の様子が描かれていると思えました。ある意味読む人を選ぶかもしれません。 | ||||
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フレンズ の宣伝なのでしょうか???? | ||||
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翻訳家の方がダメですね。 | ||||
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9頁「アーチ―は十六歳だった。~(略)スニーカーを履いていた。~汗とホルモンのにおいもした。~スプレーした。~商品だった。ローズはもっと気をつけていた。~リンゴやサクランボを模した思春期好みの香りだった。~窓をあけて高速道路を走るわけにはいかなかった。」 このような調子の文章が延々と繰り返される。 冒頭からなじめなかった。「気にすまい」と内容に集中するよう試みたのだが、どうしてもだめで、とうとう挫折。時制の一致に忠実に訳したのだろうけど、小学生の作文かと思うほど。他のレビュアーは言い回しに違和感があったようだが。 この翻訳家は英語を日本語に訳すことができても、『小説』を翻訳する才覚はかなり低いと思う。 原作者に失礼だ。私自身読むことができずとても残念に感じている。小説の内容には興味があるので、翻訳家を替えて再出版してほしい。 | ||||
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