(短編集)

フライデー・ブラック



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    初公開日(参考)2020年02月
    分類

    短編集

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    フライデー・ブラック

    2020年02月03日 フライデー・ブラック

    現代に生きるアフリカ系アメリカ人につきまとう暴力と理不尽さを描いて鮮烈な印象を残す「フィンケルスティーン5」、大量消費社会のグロテスクな姿をホラー的感覚でブラックユーモアたっぷりに描いた表題作 「フライデー・ブラック」などの短編、全12編を収録。(「BOOK」データベースより)




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    No.3:
    (5pt)

    ディスタンスの揺らぎ

    BLMと離れたところで、いまっぽいと私が思ったのは、どの作品も「人とのディスタンス」を書いているところ。

    誕生日パーティーで人を喜ばせようとすることや、知らない人に花やお菓子をあげる人のことを前時代的で理解しがたい世界観として描く「旧時代〈ジ・エラ〉」。いじられるより、ガン無視のほうがキツいといじめの孤独を書いた「ライト・スピッター――光を吐く者」。飛び降り自殺者に向けられる無数のシャッターを書く「小売業界で生きる秘訣」。

    本書の登場人物たちは皆、人とのディスタンスに違和がある。適正な距離が取れない。歪なディスタンスは、孤立を浮き彫りにし、当事者を苦しめる。もし、孤独を味方につけることができれば、自分の世界はちょっとだけ生きやすいものに変わるのではないか。そんなことを考えさせられた。
    フライデー・ブラックAmazon書評・レビュー:フライデー・ブラックより
    4909646272
    No.2:
    (4pt)

    アーティストへの冒涜

    日本語訳本を購入。日本で海外作家の翻訳が少ない中、「よくぞ出版してくれた」と感謝している。
    内容は期待どうり素晴らしい。
    一点苦言を。カヴァー裏表紙にべったり貼られたバーコードの価格ステッカーはペインティング作者、装丁者への敬意が感じられず、破れないよう剥がすのに15分以上かかり、最悪。
    駒草出版に期待しているので、この点だけ配慮を願う。
    フライデー・ブラックAmazon書評・レビュー:フライデー・ブラックより
    4909646272
    No.1:
    (5pt)

    抑圧された怒りが隠し切れない

    ケンドリック・ラマーの引用から始まるこの短編集は、SFのようでも、ファンタジーのようでもあるけれど、間違いなく「今」を描いている。人種差別や大量消費といった社会問題を当事者の視点で捉えようとする傑作だ。その表現はHip-Hopと同じように、狂おしいほどに過激だけれど、それぞれの主人公が見つめる世界はそれだけ狂っているのだ。抑圧された怒りが隠し切れない。
    フライデー・ブラックAmazon書評・レビュー:フライデー・ブラックより
    4909646272



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