水に眠る
- 恋愛小説 (118)
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日常の謎を描き続ける北村薫さんの愛と人間性の物語集。本書は音楽CDに例えるならば傑作10編が収録されたベスト・アルバムみたいな感じでそれぞれに全く違った味わいが楽しめるでしょう。著者のあとがきの結びの言葉「これらは、人と人の、《と》に重きを置いて書かれた物語なのである」は意味深で決して単純ではなく一筋縄では行きませんね。また贅沢な解説では11人の方が10作とまとめを担当されていて懇切丁寧に心を尽くされた豪華な企画だと思いますね。謎解きパズルに拘らない人間心理の不可思議さに迫る好著として一読をお奨めしますね。 『恋愛小説』無言電話を善意に捉える感性が素敵ですね。『水に眠る』切なさも時に愛おしい。『植物採集』不器用な二人が平行線なまま交わらないのが哀しい。『くらげ』揺り籠から墓場まで一生が全部くらげ写真になったら不気味。『かとりせんこうはなび』血を吸われても蚊を殺せない心優しい人。間に「しんご」と入れないで。『矢が三つ』近未来の二夫一妻制の悲喜劇。『はるか』天然ボケのはるかちゃんに心癒されます。『弟』辛い記憶を封じ込めて陽気に語る。『ものがたり』回りくどい告白が切ない。『かすかに痛い』嫌な思い出は全て水に流そう。 | ||||
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北村さんの小説は、行間を読ませる技巧が天下一品ですね。 短編集のひとつひとつに、それぞれ異なる方々が解説を書かれていて、本好きには溜まりません。 文春文庫の編集さんは、良いお仕事をされてますね。 「水に眠る」「植物採集」「矢が三つ」「かすかに痛い」の四編は、特に作家さんの想像力と文章力が高いレベルで融合していて、唸りました。 読書の楽しみが堪能できます。 本読みの方はゼヒ。 | ||||
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どこか不思議な物語だと思いました。 印象に残ったのは「水に眠る」「くらげ」「矢が三本」「はるか」かな…。 おーなり由子さんのイラストも高ポイントです。 | ||||
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あまりにも退屈な本でした。何を表現したいのか、よくわからない内容でした。 北村ファンの方にごめんなさい。 | ||||
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ジャケ買い?で購入。 思いのほか良く、この小説で北村薫先生のファンになりました。 この小説家は女性と思える細やかな描写と世界観の形成。 しかし実は人の良さそうなおじさんなのです。 ビックリです。 ともあれ可愛らしく・美しく・心地よい程に軽く何度も読める短編恋愛小説です♪ | ||||
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