盤上の敵
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.80pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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高評価作品だったのですが、自分には少し合わなかった感じです。 | ||||
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個人的な著者の作品イメージは、ほんわか・あったかな日常の謎なのですが、本作はそのイメージを払拭して、かつ、やりきった感じをうける程、悪意に満ちていました。 | ||||
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本当の悪意に出会った時、人はどう立ち向かう事が出来るのか。逃げても逃れられない相手も居るかも知れない。怖くて読み進めるのが辛かったです。 | ||||
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驚いてしまいました。緊迫した状況、深まる謎。そしてアっと驚くどんでん返し。おそらく今まで読んだ中では1位2位を争うぐらいの驚きでした。 | ||||
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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いろいろな意味で「やられた」。トリックもさることながら、北村薫という作家のイメージが覆った。 | ||||
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未読の方はご注意ください
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誰が善で誰が悪なのかが物語の終了までわからないのがノンシリーズのミステリの良さなので、スピーディーなサスペンスの展開にハラハラしながらあっという間に読めます。事件パートと交互に挟まれるモノローグ的な友貴子の生い立ちを語る場面があまりにも重く暗く残酷でしかも長いので、著者がわざわざのそのことを冒頭で断りを入れているのも納得です(もっとも、そう言われれば言われるほど読んでみたくなるものですが)。終盤のどんでん返しも驚きました。このサプライズを成立させるためのややご都合主義的な展開もありますが、序盤から伏線はちゃんと張ってあり決してアンフェアではありません。それにしても、友貴子パートは読むのがあまりに辛かった…。そこだけで言えば完全にイヤミスです。 | ||||
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猟銃を持った殺人犯が、妻を人質に自宅に立てこもった。夫の末長は、妻を助けるために警察には秘密にして犯人と個別に交渉をしていく。 どんな展開になるか楽しみにしていたが、犯人とのやりとりや警察を出し抜く場面も緊迫感がなく読み応えがなかった。 妻の回顧録は冗長が多いし、同僚のシメタが何をやらかすか期待していたのに特に見せ場もなかったし、驚愕の真実というほどの内容でもなかった。 友貴子の同級生の兵頭三季がなぜ絶対的な悪になり、友貴子を憎むのか。そのあたりの事情も知りたかった。 友貴子の過去には同情すべき面が多々あったが、色々と過去を遡って盛り上げたわりに期待はずれの展開だったのが残念。 | ||||
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どこがミステリーで、どこに驚愕のどんでん返しがあるのだろか?「我が家に猟銃を持った殺人犯が立てこもり、妻を人質にされた。果たして、警察を出し抜きに、妻を救い出せるのか?」と、読欲をそそるような見出しが飾られてあります。 ところが、妻を人質にされ、殺人犯が立てこもるその前に、重大な出来事が有ったではないか。その事に全く触れず、ひた隠して話しを進めています。最後の方に、その出来事を晒して、「なんと、以外なんだろう。その後の展開はどうなるんだろう。」と、読者はけして思わないです。何故、最初に、そんな重大な出来事を表に出さないのか、理解できません。姑息な手段を取ったとしか思えません。実力あるミステリー作家であれば、初っ端からその出来事も晒して、その上に、妻の人質立てこもり事件が発生した。と物語が始まるのではないでしょうか。そこから、面白く以外な展開を創っていくので、素晴らしい作品が出来上がるのではないでしょうか。 また、妻の少女時代からの生い立ち、回顧シーンにおいても同様です。何故、最初に、妻の事を云っているものだと、明かさないのだろうか。最後の方まで、「誰の回顧録の事」か分かりませんでした。読んでいる最中も、「誰の話し?」と、もやもやしたすっきりしない、嫌な感じが常にありました。何故、あらゆる事象を隠さなければいけないのか。これが、装丁に書かれてあった北村マジックと云うことなのでしょうか。不思議でしょうがありません。 よって、全く魅力のない、つまらない話しになってしまっています。もうこの作家の本は、二度と読まないつもりでいます。 | ||||
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評価☆3を付けている方は、4〜5の方を意識して、と、思われる。 実際は、1〜2が多数ではないかと言う印象。 とにかく、奥さんのパートが、長い。 疲れるので、すっ飛ばして、あとで、ペラペラ読み飛ばしました。 だらけ感が、嫌な方は評価が低い作品。 | ||||
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90年代後半の年間ミステリー・ベストテンにランクイン。登場人物を、チェスのクイーンやキングに例えるのはなかなか洒落ている。けれど、内容はいじめを含む重い部分もあったりして、全編カラッとしているわけではない。 ストーリー自体はとてもおもしろかった。中盤で意外な事実が明かされ、最後もまずまず。「奥さん」が誰なのか、というのがキーワードだ。 但し、ストーリーテラーとしての作家・北村薫はどうなのか。これだけの素材なのだから、もう少しサスペンス風味をきかせて、ハラハラドキドキ心臓バクバクの描写をしても良かったのではないかとも思う。 300頁あるものの、文章が平易かつ行間がスカスカなので1日で読める。どうでもいいような心理描写も思いっ切りすっ飛ばす。そうすれば半日で読了。 | ||||
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