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盤上の敵



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盤上の敵の評価: 7.80/10点 レビュー 5件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.80pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(6pt)

盤上の敵の感想

高評価作品だったのですが、自分には少し合わなかった感じです。
メイントリックの構成は鮮やかで思わずうならされたのですが、
少しご都合主義過ぎると思ってしまいました。
タイトルからの連想で勝手にもっとチェスっぽい話を想像していたのもいけなかったようです。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

盤上の敵の感想

個人的な著者の作品イメージは、ほんわか・あったかな日常の謎なのですが、本作はそのイメージを払拭して、かつ、やりきった感じをうける程、悪意に満ちていました。
なので、冒頭に著者コメントで注意書きがあるように、作者買いで安らかな心を得たい方には不向きな作品です。
『盤上の敵』というタイトル通り、チェスをモチーフにしており、登場人物や、その背景、動機などは作品を作る上での駒と感じました。並べた駒(要素)の巧みさを本格ミステリとして楽しむ方、作品内の悪意の感情に気分を害される方、どの視点で見るかで評価が分かれるかなと思います。今でいう『イヤミス』のカテゴリに該当する作品です。当時はイヤミスなんて言葉は無かったので、より話題になったと思われます。

著者コメントにより、イヤミス前程で読めた為、悪意の影響は軽減され、仕掛けの面白さで楽しむ事ができまして、終盤は何度も驚かされました。この話を構築する為に悪意は必要な要素として配置されていると読後に感じた次第です。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

盤上の敵の感想

本当の悪意に出会った時、人はどう立ち向かう事が出来るのか。逃げても逃れられない相手も居るかも知れない。怖くて読み進めるのが辛かったです。
序盤の淡々とした描写が逆に不穏な感じを出していましたが、後の展開は全く予想外に進みましたね。終盤は二転三転で先が気になり、最後まで一気読みでした。
整合性の取れた良く出来たミステリーだと思いますが、ご都合主義の展開部分も多く(特に警察の扱いは酷過ぎませんか?)、奥さんの過去のパートが楽しくは読め無い事もあり、やや減点です。
すっかり騙されて驚けることは間違いなし。減点で8点ですから、傑作と言える作品です。

なおひろ
R1UV05YV
No.2:
(9pt)

傑作トリック

驚いてしまいました。緊迫した状況、深まる謎。そしてアっと驚くどんでん返し。おそらく今まで読んだ中では1位2位を争うぐらいの驚きでした。

夜光虫
OS94C33E
No.1:
(9pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

盤上の敵の感想

いろいろな意味で「やられた」。トリックもさることながら、北村薫という作家のイメージが覆った。

やられタスマニアデビル
XRZ79J4L

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