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七人の中にいる
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七人の中にいるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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この作品!結末を迎えた結果に何か後味の悪さを覚えました。過去にあったクリスマスイブの夜の一家惨殺事件、余り詳しく書こうとするとネタバレになる事を書かなくてはならないから、敢えてレビューを書くなら、被害者が加害者として終結を迎える時に、正義とは何だろう?と素朴な疑問に捕らわれてしまった。殺人に加担しょうがしまいが共犯と言う罪の意識を作者はどう捉えているのか?今邑彩さんの作品としては最後まで疑問を感じてしまった作品でした。 | ||||
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普通でした。 | ||||
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序盤で犯人はわかった。 それでも怪しい人物が続々と出て来て、もしかして、という疑念を想起させる。 ページは厚めだが、表現はあっさりとしてるし、展開もスピーディーでまった退屈させない。 一日で読み切った。 で、 オチの部分だが、序盤の殺人を読んだものとすれば、当然その犯人である主人公にはそれ相応の罰が下るべきだと思うはず。 でも…… 最後は、寧ろ犯人を応援していました。 そんな説得に納得せず、罪を罪と思わない主人公を一思いにやってしまえと。 妙に清々しい締めとは裏腹に、私には後味の悪さが残りました。 | ||||
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ネタバレあり。 「鋏の記憶」「鬼」「よもつひらさか」等の名作の作者とは思えないほど後味が悪く余韻が残らない。ページの残量からまだまだ何かがあるという点ではそこそこだが、主人公の気持ち・行動に全く共感できない。実は主人公は別の人・・・とも思われないし。そもそも<殺人罪における幇助の罪>それも6人ですぜ。ちょっと甘過ぎます。 | ||||
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どんな理由であれ、犯罪に加担したことは同罪だと思う わたしはやってない!なんてよく言えたもんだ。 幸せになんてなって欲しくないし、愛されていたなんで死んでも思うな! と、思ってしまった私は心が少し疲れているのだろうか。 終わりが以外と明るい感じでそれが良かったと思う人もいるかもしれないけれど 私はもっとどん底で終わっていたらスッキリしたかもしれない。 | ||||
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主人公が残忍な事件に関わっておきながら復讐者に対して反省の念もなく憎しみを募らせていることにイライラした。娘の性格、しゃべり方も気持ち悪くてあまり感情移入出来なかった。 | ||||
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序盤はいろんな事実関係が出てきてワクワクドキドキ。 。 中盤に終盤用の種まきをキチンとしていく(この流れでオチが少し読める) しかし終盤の事実がどんどん明らかになっていく様子と 主人公の迷走、快走が気持ち良く、スパーン!と読める内容です。 サスペンスって言われているのは 単純に事件の残酷性からかな? | ||||
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雪の別荘での登場人物を限定してのクローズドサークル(孤立している訳ではないが・・)ものだが、いわゆる新本格系の密室や物理トリックといった趣向ではなく、過去の犯罪から発生する復讐される女性側視点から描く、誰が復讐者なのかという興味に的を絞ったサスペンス色の強い作品。 主人公視点と協力者の元刑事視点で交互に的が絞られていく過程が非常に面白い。 オチは何となくこうだろうなと正直分ってしまうのだが、それでも物語の魅力で退屈させないのが今邑ミステリーの特色と言える。 よくよく考えるとあまり共感できない主人公の割に妙に爽やかなエンディングだなという気はする・・・・。 | ||||
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主人公が、なんだかんだ言っても凶悪犯罪の共犯者なので、まったく感情移入できません。殺されちゃえと思ってしまった・・・。 | ||||
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いつも途中までは面白い今村作品だが(笑)、 これは最後までわくわく感があり早く先が読みたくて 仕方なかった。 犯人はやっぱりという感じだが、とにかく一気に読める作品。 | ||||
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[ネタバレの可能性があるので、未読の方は読まないで下さい] OUR GUESTS に7人のリストがあり、このタイトルってのが、フェアかアンフェアか?という問題もある。 それに昨今の連ドラやミステリー映画をよく観ている読者なら、途中で犯人の想像が容易についてしまうかもしれない。それでいて面白く読めるのが今邑彩の不思議なところだと思う。 コレは一読者としての願望を含めた感想だが、最後に武蔵が元気な姿で現れたら、もっと犯人の人間性に対する「深み」が表現できたのではないだろうか? | ||||
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あとがきで著者が語っているとおり、本格推理小説ではなくてサスペンスです。 よって、犯人などは意外性もなく、感の良い人ならばある程度読み進めると分かってしまいます。 この作品のテーマは、復讐の対象となった側の恐怖、疑心等にあるのではないかと思います。 なかなか面白かったですよ。 | ||||
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本作は冒頭に嫌なシーンがあります。しかしこれは言うまでもなく犯人の動機になる物ですので仕方ありません。このシーンを読めば分かりますが、本作は復讐される側の視点に立ったサスペンスといえます。復讐者は誰か・・・これが話を最後まで引っ張る原動力となっていますが、話は二転三転・・・一筋縄ではいきませんし、それが話を一本調子になるのを避けさせ、更なるサスペンスを生み、先の見えない話を作る、なかなか優れたサスペンス小説です。 | ||||
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