i(アイ)―鏡に消えた殺人者



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初公開日(参考)1990年10月
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長編小説

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i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)

2010年12月18日 i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)

作家・砂村悦子が殺された密室状態の部屋には、鏡の前で途絶える足跡の血痕が。遺された原稿には、「鏡」にまつわる作家自身の恐怖が自伝的小説として書かれていた。鏡のなかから見つめているのは、死んだはずの「アイ」―!?貴島刑事が鏡に消えた殺人者に挑む、傑作本格ミステリ。 (「BOOK」データベースより)




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i(アイ)―鏡に消えた殺人者の総合評価:7.73/10点レビュー 11件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

i(アイ)―鏡に消えた殺人者の感想

足跡が鏡まで行って消えてる
というのがとても考えさせられました。
ただ、登場人物に無駄があるように思います。
しかし、最後はきれいにまとまっていて、殺人のトリックも
なるほど、と思えるものでした。

LN
XL1SRHRZ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10:
(4pt)

ネタバレあり

ミステリーと怪奇の融合、私は楽しめました。
ひとつ、しっくり来ないのは子供を見くびっているかな、と。
偶然、死体をみてしまった女の子。小2にしては考え方も行動も幼なすぎる。幼稚園生でも赤く染まって寝ている人を見たら死を連想しそうなものです。

後、ネタバレになりますが、母親がすり替わってもわからないはずがありません。あの年齢の子供は母親のことをすごく見ています。
誰を欺けても子供だけは無理だと思います。母親の癖、喋り方、仕草、匂い、二人にしかわからないような話や約束、たくさんあります。それをすべて真似るのは例え双子でも(この話では年子の姉妹ですが)不可能で、その日のうちにわかり、お母さんじゃない!って言うと思います。
そこだけは釈然としませんでした。
i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)より
4122054087
No.9:
(3pt)

ゾクゾクするホラー系の小説ではない

※多少ネタバレあり

エンタメとしての楽しさは薄い。
鏡で足跡が消えたことで、まるでプロローグにあった幽霊が殺したように見える。が、主人公も周りの人も馬鹿馬鹿しいと否定している。そして文章の雰囲気もホラーテイストではないので、ゾッとするようなものはない。
ではミステリーとしてはというと、確かに密室だったり、不可解な足跡に理由があったりと、素晴らしい謎はできている。
ただ、話の持ち運びが淡々としすぎている。リアリティを追求した結果というよりは、ストーリーありきでその行間を埋めるために主人公達のセリフや文章が入っているように感じる。
背筋が凍るホラーミステリーを期待していただけに、少し残念だった。
i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)より
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No.8:
(5pt)

今邑さん本人が認める彼女の長編代表作。本格推理とホラーのテイストが無理なくうまく融合した謎解きミステリー

解説のなかで、今邑彩さんが「今まで書いた中では最も気に入っており、さほど苦労せずにテーマとトリックがうまくかみ合ってくれた、実質的な意味での私の処女作」と言っているだけあって、いままでかなりの今邑さんの著作を読んできた中でも確かに最も面白い長編作品といってもいいのではないかと思います。

「怪奇なら怪奇、本格推理なら本格推理と、どちらかに徹してしまえば、もっと楽に書けるのですが。その難しいやつを、才能と言うよりも、まぐれ当たり的にヒョイと書けてしまったのが、思えば苦労のはじめでしょうか...」と言われているが、その意味はよくわかる。

ホラー系の作品と決めてしまえば、読んでいるほうもそのつもりになっているので少々不条理な展開になっても「超自然現象」として納得しているが、本格推理というジャンルになっていれば、当然、理屈に会わない話は到底読者には受け入れられてもらえない。

この作品では、はじめにホラーっぽい流れでスタートする。後にその話は、話のなかの新人女流作家が書いた短編小説だと判明するのだが、なんとその作家自身が密室で殺されてしまう。しかも、彼女の血まみれの遺体から血の付いた足跡が、鏡の前で止まっている。まるで殺人者が鏡の中に消えてしまったよう。

後に今邑さんの他の作品にも登場する刑事、貴島が徐々に真相にせまっていく展開や続く殺人事件も、無理なく進んで行き、事件の真相に至るまでは本格推理の醍醐味を味合わせてくれる。そして最後にまたホラーの味を残したままのエンディングは他の人では書けない、今邑さんならではの長編としてとてもうまくまとまっていると思います。
i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)より
4122054087
No.7:
(4pt)

昭和っぽい本格路線シリーズの第一作

今邑氏の代表シリーズの第一作目で、オカルト要素を組み合わせた本格ミステリーとなっている。
このシリーズは昭和のミステリーのような雰囲気が濃厚であり、メイントリックの発想自体は既に法月綸太郎がデビュー作などで使っている新本格系としてはオーソドックスなものであるが、今邑氏ならではのストーリの肉付けの見事さにより一級のミステリーに仕上がっている。
あまり派手さはない展開のためやや肩透かしの感もあるが、氏の著作としては傑作の部類に入る作品。
i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)より
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No.6:
(4pt)

なるほど

ネタ自体はミステリでありがちなものだが、オカルト要素と交わりあいそれなりに良くできている
ただ全体的にあっさり風味で味気なかったり、同級生設定に大して意味がなかったりやや不満も
本格ミステリを読みたいならちょうどいい作品だろう
i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:i(アイ)鏡に消えた殺人者―警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫)より
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