そして誰もいなくなる



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初公開日(参考)1993年07月
分類

長編小説

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そして誰もいなくなる (中公文庫)

2010年03月31日 そして誰もいなくなる (中公文庫)

名門女子校の式典の最中、演劇部による『そして誰もいなくなった』の舞台上で、服毒死する役の生徒が実際に死亡。上演は中断されたが、その後も部員たちが芝居の筋書き通りの順序と手段で殺されていく。次のターゲットは私!?部長の江島小雪は顧問の向坂典子とともに、姿なき犯人に立ち向かうが…。戦慄の本格ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.70pt

そして誰もいなくなるの総合評価:7.18/10点レビュー 40件。Bランク


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全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(7pt)

そして誰もいなくなるの感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.9:
(5pt)

美点と汚点が相殺されてこの評価

 
 「そして誰もいなくなった」の公演中に一人目の被害者が本当に死人と化してしまう。 犯人の目的は? 本当に原典通りの連続殺人が始まるのか? 見立て殺人を踏襲しながらも裏にオリジナリティ感じる結末を盛り込んでおり、作者のクリスティへの尊敬と自作への意欲を強く感じさせます。

 読み終わって総括しますと終盤明かされる真相には原典に見劣りしない衝撃を感じますし、クリスティやミステリ好きに読ませるような巧技も相俟って大変凝っている作品と思いました。 では何故この評価にとどめているかというとそれらがまったく楽しくなかったからです。 登場人物の一挙一動の軽薄さ、事件を成立させるために登場人物をチェスの駒のように扱う作者の都合が気にかかりました。 ある程度なら瑣末な問題と割り切れるのですが今作は看過できませんでした。 誰もいなくなった系統のトリックはトントンと読み進めて驚愕の事実に出くわすというのが楽しいと思うのですが、所々の引っ掛かりがその爽快感を失くしてしまった感じです。

 ★は5ですが、それは良き点と悪しき点の相殺であり、悪しき点は私の好みによるものが強いです。 光るものが何もない平坦な作品では決してありません。 読む人によってはクリスティに劣ることもない感嘆を得ることができることを述べておきます。

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.8:
(8pt)

『そして誰もいなくなった』を題材に使った時点である程度面白いのは当然なのだけれど

一体いくつあるのかもわからない『そして誰もいなくなった』をインスパイア、モチーフとしたミステリの一つですが、その中でも個人的にはかなりのお気に入りです。
私の場合、元ネタとなる作品が好きすぎるので、もうその時点である程度面白く読めるのは必然なのですが、これは決して他人のふんどしで相撲を取った作品ではなく、『そして誰もいなくなった』を題材としながらまったく独自の良作に仕上がっていると思います。

まずこの作品は所謂クローズド・サークルではなく、舞台は女子高で、そこの学園祭で上演される『そして誰もいなくなった』の演劇の最中、実際に殺人が発生し、当然劇はその場で中止されるのですが、その後も『そして誰もいなくなった』のストーリーをなぞらえて、配役どおりに一人、また一人と死んでいくというストーリーです。
マザーグースの歌詞による連続見立て殺人である『そして誰もいなくなった』の見立て殺人という、いわば”見立て殺人の見立て殺人”ということになります。

ページ数的にはそこまで長い作品ではないですが、元ネタ同様次から次へと人が死に、ジェットコースター的な展開の連続で読者を飽きさせない構成です。
(この作品に限らず『そして誰もいなくなった』を題材としている作品は流石そのへんの本家の魅力を理解しているものが多いと思います)
まさ終盤にさしかかるとさらに驚きの展開の連続で、人によっては「つめこみすぎ」「ひねりすぎ」「強引すぎ」との感想を抱くかもしれませんが、個人的にはとても楽しめ、また完成度も高いシナリオだったと感じます。

流石にこの作品は『そして誰もいなくなった』を事前に読んでいることは前提に書かれているのかな、と思いましたが犯人や真相部分はちゃんとネタバレしないように伏せてるんですね。
それでも絶対に事前に元ネタ作品を読んでいた方が面白いと思いますが、ふと、この作品を読んでから本家の方を読んだらどんな感想になるのかな……ともう絶対に叶わない好奇心をふと覚えました。

あと仮に殺人が起こらず、無事に『そして誰もいなくなった』の劇が進行していたらどんな演出となっていたんだろう、とそんな部分まで興味がわいた作品でした。


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マリオネットK
UIU36MHZ
No.7:
(8pt)

そして誰も予想だにしない結末


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アントンリブ
J9QWGWDO
No.6:
(6pt)

そして誰もいなくなるの感想

高校の演劇部を舞台に、名作”そして誰もいなくなった”にそってそのままストーリーが進みます。すごく読みやすいのですが、後にあまり残らなかったです。というかそのまんまやん。。。

フレディ
3M4Y9ZHL
No.5:
(7pt)

そして誰もいなくなるの感想

今邑版「そして誰もいなくなった」!名門女子高で上演された「そして誰もいなくなった」の劇の最中で女子生徒が作品になぞらえられるかのように殺された!そして、一人また一人と・・・。クリスティの名作を女子高生たちの壊れやすい心理と「裁かれざる者」に着目してオマージュした傑作!なるほど、「裁かれざる者」とはこういうことかと考えさせられました。

ジャム
RXFFIEA1
No.4:
(7pt)

そして誰もいなくなるの感想

クリスティの「そして誰もいなくなった」のオマージュ。
「そして誰もいなくなった」既読者の先入観からミスリードを誘うといった趣向ではなく、最後までその見立てに拘った作品です。
ここまでやり切った作者はある意味凄い。


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梁山泊
MTNH2G0O
No.3:
(7pt)

そして誰もいなくなるの感想

アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を見てからの方が楽しめると思います。
面白かったとは思います。
ただ少し意外性に欠けて動機などに感情移入しづらくはありました。

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LN
XL1SRHRZ
No.2:
(7pt)

そして誰もいなくなるの感想

「やられた」が少々くどいと感じた。アガサクリスティと合わせて読むことを薦めます。

やられタスマニアデビル
XRZ79J4L
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

そして誰もいなくなるの感想

有名作品のオマージュ(?)ということはさておき、
ストーリー展開に若干の無理を感じました。
ミスディレクションを狙いすぎていて、逆に浮いているように感じられます。
また「どんでん返し」を狙うは良いとしても、
こうも細かく連続させる意味は無いのではないかと。
「どんでん返し」を図るなら、一撃で決めて欲しいところです。



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OZ
8U24PHAV
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