蛇神
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前編はなんだか妙にテンポが悪かったけれど後編は謎解きが始まり、急に面白くなる印象です。 ただ最後がどうにも……え、終わり?!って感じでブッツリ切られてオシマイ、という感じで残念でした。 古い祭に閉鎖的な村という舞台設定が好きな方にはオススメですが、幼い子供が叩かれたり、性的に気持ち悪い関係性が苦手な人はやめたほうが無難です。 ちなみに同様の設定である小野不由美の『黒祀の島』の方は陰湿さという点ではこの作品の数倍ひどいけれど、前述のようなものは出てこないので、好みが分かれるところだと思いました。 | ||||
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何故上下巻にしなかったのでしょうか?後半はものすごいスピードで展開する分、前半がまどろっこしい気がしました。でももっと作品出して欲しかったなぁ。 | ||||
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毎年夏になるとホラー小説を読みたくなり、今年はこの蛇神シリーズを選びました。蛇神シリーズは順に「蛇神」、「翼ある蛇」、「双頭の蛇」、「暗黒祭」の4部作から成っていて4部で一つの物語と言っていいでしょう。 感想としましては、退屈せずに一気に読めて面白かったです。文章も読みやすくかといってくどくもありません。この作家さんはストーリーテラーとしては理想的ですね。 物語は「ある村の風習」を核にして進んで行きます。そんなに登場人物は多くないですが、人物それぞれのディテールがしっかりしていて感情移入もしやすかったです。あと現代にも残っている神事の説明もあったりしてちょっと勉強になったりもします。ただ、その説明(物語内の研究者の論文)が長すぎでしんどい部分もありますね。 ラストは凄絶なクライマックスを迎えますが、そういう流れも必然だと思わせる緻密な構成は素晴らしいと思います。ただし、この長い物語、そのような緻密な構成で書かれているのですが、本当に最後の最後、数行のところでその緻密さをぶち壊しにするような内容になっていて唖然としました。そこかよ!と。星一つ減らそうかと思ったほどです。でもまあそこは自分で補完できるような内容だと思うのでいいかなと。 この物語を読み終わるとちょっとだけ蛇さんが怖くなくなると思いますw | ||||
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閉鎖された村とか、好きな設定で面白かったです。 最後がスッキリしないという点で、星一つマイナス。 | ||||
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今邑氏の非ミステリー路線の長編として代表作となっている角川ホラー文庫からの蛇神シリーズ4作品の1作目。 各タイトルは主人公などや時間系列が繋がっているが、順番に読まなければ話が分らないということでもないが、本作は後の作品の下敷きになる設定のため、できれば本作から読むのがいいだろう。 ホラー作品だが、超常現象や幽霊が普通に出てくるような世界観ではなく、日本古来の伝承と現代の事件を絡めた、従来の今邑氏のミステリーと雰囲気は近いテイストである。 二部構成で1部でいきなり中途で終わるが、2部のラストで全ての謎が分る練られたプロットで、相変わらず読みやすい文章ながら展開がうまくて引き込まれる。 | ||||
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