大蛇伝説殺人事件
- バラバラ殺人 (74)
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今邑氏のカッパノベルスからリリースされた作品。カッパノベルスからは貴島シリーズが4作出ているが、それに続く作品。 島田荘司氏らも以前にモチーフにしたヤマタノオロチ伝説をモチーフにした作品で、貴島シリーズとは何の関係もないが、昭和っぽいアリバイ崩しを主体に置いているように、貴島シリーズの雰囲気とよく似た作品。 伝奇的な内容ではなく、スリリングな捜査もの推理に仕上がっていて、一気に読ませる。 | ||||
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この方の小説は何冊か読んだことがあり、古代史に興味を持つ私にとってこの小説は是非読んでおくべきものかと思い購入した。が読み終えた後、実に後味の悪いものだとわかり落胆した…。後半はもう神話とか関係のないものになっている。その上犯人はかなり前から推理出来てしまう。もう後半に入った頃には読む気が失せてしまった。私が持っている作者の作品の中で、一番買って損をした作品になった… | ||||
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著者の古事および古代史に関する造詣は並ではない。他著書でも本書同様、古事に関する歴史考証を想像力たっぷりに繰り広げてりるものがある。本書ではヤマタノオロチに関する歴史考証と事件の猟奇性との関連が面白く、探偵・大道寺綸子の推理も冴えわたる。読み始めると一刻も早く先を読み進みたいという衝動からは逃れられない。ところが、である。当作品は歴史考証と事件との関連性を貫き通す一貫性が弱いのだ。その点で星4つとしたが、その他の面では大変面白い。 著者がいくつかの作品で好んで行う古代の歴史考証は、歴史学者が想像だけではモノを言う事が許されないのに対し、想像から物語までも創り上げる。これは作家の特権でもあるが、著者のこういう部分は非常に読み応えがある。もちろん本書でも著者の想像力および創造力が遺憾なく発揮されている。 本書は90%は著者らしく、10%は著者らしくない。 | ||||
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