つきまとわれて
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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いやー、面白かった。連作短編集ですが、主人公は毎回変わります。前の短編に出て来た人物の一人が、順々に次の短編の語り部となる形で数珠つなぎになっています。全て「私」と言う一人称で語られるので、最初は誰か分からない。読んでいると、あー、あの人か、と分かってきて、さてどんな話かな?、と興味が深まる様に上手く出来ています。各話は短めなのですが、隠された人間関係が明らかになる、と言う話が多く、読みごたえが有ったと思います。これは続けて読んでこそ面白さが分かる作品、短編集ですが細切れに読まない事をお勧めします。 | ||||
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短編集であって短編集ではない | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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それぞれ独立した話かと思いきや一つ一つの話が細い糸で繋がっており、物語を多面的に見ることができてニヤッとさせられる。 各話に小さなどんでん返しが盛り込まれている短編集なのですが、難易度は低めなのでミステリーを好んでよく読まれる方なら | ||||
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次のお話には必ず前のお話の誰かがつながっていて、最後の最後に、え?そうだったの?というおち?もちゃんとあって面白かったです。 | ||||
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ホラーとミステリーの両刀使いの今邑彩さんの作品は大好きでいろいろ読んでいますが、この短編集は「よもつひらさか」とならんで、なかでもかなりの珠玉の出来です。「お告げ」、「生霊」など若干ホラーぽさはありますが、むしろ全般的には普通の生活に潜む謎を解き明かす流れです。 今邑さんの作品を数多く読んでいると、鏡のように、あっちだとおもっていたのものがこっちだったり、他人の話だったのが急に自分の話に近寄ってくるというパターンが多いので、いくつかの話のオチは読めてしまいますが、この短編集のすごいところはそれぞれの登場人物がつながっていて、他の短編へ伏線がはってあったり、別の短編の真実がわかったりと、ときどきページを戻っては読み返すという楽しみがあります。 | ||||
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レベル10? 繋がっているお話は皆素敵でした。 ラストに分かる真実もあります。 | ||||
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今邑氏の短編集だが、独立した作品が並んでいた従来の短編集とは異なり、話自体は独立しているが、登場人物や出来事が以前の作品と絶妙にリンクしているという技巧派の連作短編集となっている。 ミステリーというよりはプロットの捻ったサスペンス作品が多く、この著者ならではのストーリーテリングのうまさを堪能できる作品が揃っている。 今邑氏の短編集はどれも安定して面白い。 | ||||
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