異人たちの館



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初公開日(参考)1993年01月
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長編小説

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異人たちの館 (文春文庫)

2016年11月10日 異人たちの館 (文春文庫)

8歳で児童文学賞を受賞し天才少年と呼ばれた小松原淳は、なぜ富士の樹海に消えたのか?母親の依頼で淳の伝記を書くことになった作家志望の島崎は、膨大な資料を読み、関係者に取材して淳の人生に迫るが、やがて不気味な“異人”の影が彼の周辺に出没するようになり…。著者畢生の傑作がここに復活!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.67pt

異人たちの館の総合評価:7.20/10点レビュー 40件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(6pt)

異人たちの館の感想

叙術トリックは難しい…解説にも書かれていましたが、その通りかと思います。転回が面白くて一日で読み倒しましたが、ネタはすぐに解るものでした。これが折原氏の最高峰だとしたら…ちょっと残念です。倒錯シリーズも二作ほどよんでますが、もっと翻弄されたような記憶がありますけど。

はつえ
L7BVQMDY
No.8:
(4pt)

驚けない。

折原一作品は、「倒錯のロンド」以来2作目。まだ2冊しか読んでいないが、その作風に一定の特徴を感じる。とても登場人物の存在が薄いという点だ。淡々と進んでいき、キャラクターに感情移入することができない。今作は手記であったり作中作であったりと、いろんな文体を用いながら魅力的な謎を展開してくれているが、結末に全く意外性がなく想像通りに終わってしまう。それなりに長いのだから面白さは期待してしまうが、そこまでといったところか。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.7:
(5pt)

凡人たちの館


▼以下、ネタバレ感想

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アントンリブ
J9QWGWDO
No.6:
(4pt)

異人たちの館の感想

インタビューと年表と作中作あり
ちょっと厚い本ですが、面白く読んでいけます。
しかし終わりに向かってつまらなくなります。
登場人物が全員うすっぺらので
何を言いたいのか感情移入できません。
あらすじも読まないで読み始めましたが
ほぼ思った通りに話が進み、終わりも予定通り
伏線も意外性も何もない。

jethro tull
1MWR4UH4
No.5:
(8pt)

異人たちの館の感想

 半年程前に富士の樹海に消えた作家志望の男「小松原」、かつて神童とまで呼ばれた才能の持ち主であった彼に何が起こっていたのか? 同じく作家志望の「島崎」は彼の母親から依頼を受け彼の伝記を書くことに、調べるうち明かされていく小松原家の歪んだ過去と彼の周りに巣食う謎の「異人」。  そして島崎の周りにも「異人」の影が現れ・・・。 過去、現在、手記、インタビュー、数多の断章で構成された謎の記録。

 多重視点ながらインタビューと現在の視点はきっちり交互に展開されむしろ読みやすかったです。 序盤は主人公と共に過去の詮索を行っていき、徐々に主人公は事件の渦中に巻き込まれ、終盤は読者に大きな謎を投げかける。 全容の見えないホラーでもあり、主人公が災禍に追われるサスペンスであり、ラストに衝撃を控えるミステリーに仕上がっています。
 折原さんの作品では古い部類に入るのですが、集大成と言って良いと思います。 技巧はもちろんですが、樹海に作家主人公に現実の事件をモチーフにしたり得意な事を詰め込んでみた感じ、それでいてストーリーの破綻もなく600pの大作ながら綺麗にまとまっています。 読み終わると「異人たちの館」を書いた作者の想いがぐっと伝わる。 文句無しで折原氏の傑作と呼べますね、★は8つ!!
 

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.4:
(7pt)

過剰な技巧のオンパレードに幻惑された

1993年に刊行された折原一の代表作。ミステリーとホラーの構成要素を、これでもかと詰め込んだ重量級の作品である。
純文学と推理小説の新人賞を受賞したもののさっぱり芽が出ず、ゴーストライターとして生活していた島崎は、裕福な宝石商である母親から「息子の伝記を書いてほしい」と依頼された。高額な報酬に釣られて引受け、8歳で児童文学賞を受賞し神童と呼ばれながら作家として大成しなかった小松原淳の生涯を追い始めた島崎は、小松原淳の生涯につきまとう暗い陰に気付き、また不審な男の存在を感じた。さらに、何者かが島崎の仕事を妨害しようとしてきた。富士の樹海で行方不明になったと信じられてきた小松原淳は、本当に死んだのだろうか?・・・
最初に書いたように、作者が持っている技巧とモチーフを全部ぶち込んだような、力業の作品である。メインストーリー自体は単純で、仕掛けの大筋も途中で分かってくるので、技巧の部分をのぞけば、ミステリーとしては物足りない。また、登場人物が類型化されているのにもやや不満が残る。
ミステリーはトリックが命、という読者にオススメする。

iisan
927253Y1
No.3:
(9pt)

異人たちの館の感想

折原一さんらしい工夫を凝らした文体で分厚い本でも楽しく読めました
年譜やインタビュー形式の文章があるおかげで内容を反芻しやすいのも良かった
著者の小説が好きな人なら間違いなく気に入るのではないかと思います

最終列車
KU3TJU3C
No.2:
(8pt)

異人たちの館の感想

「やられた」面白かった。しかしあらすじでトリック自体はネタバレなのに悔しい思いをする。

やられタスマニアデビル
XRZ79J4L
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

折原一の代表作

主人公の設定が明らかになった時点で、
騙されないぞ!!と思いながら必死に読み進めたが、
結局やられてしまった。
異人の存在を疑わせる描写がホラー風味を醸し出し、夢中で読んだ。
読み終わってみればトリック自体はそんなに難しくないため、
途中で分かってしまう人もいるかもしれない。
本の厚みに躊躇して読んでいなかった本だが、お勧めできる作品だ。

風の森
8BZ4CWPR
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