ぼぎわんが、来る



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初公開日(参考)2015年10月
分類

長編小説

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ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)

2018年02月24日 ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)

“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。それ以降、秀樹の周囲で起こる部下の原因不明の怪我や不気味な電話などの怪異。一連の事象は亡き祖父が恐れた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか。愛する家族を守るため、秀樹は比嘉真琴という女性霊能者を頼るが…!?全選考委員が大絶賛!第22回日本ホラー小説大賞“大賞”受賞作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.80pt

ぼぎわんが、来るの総合評価:7.87/10点レビュー 273件。Bランク


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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

来る

 第22回ホラー小説大賞を受賞し、「来る」というタイトルで映画化もされた本作。 澤村氏のデビュー作であり比嘉姉妹シリーズの一作目だ。 「ぼぎわん」と呼ばれる怪異から逃れようとする家族と霊媒師を描く、このぼぎわんという化け物は作者の創作であるのだが非常に設定や伝承が練られている本作の肝となっている。 そしてなにより恐ろしく強い、物語はぼぎわんからの逃行というホラーの側面と同時に何故この尋常じゃない化け物が呼ばれたのかという謎に直面する。
 割合で言うとホラー色の強い作品で少なくとも本格推理小説ではない。 しかし各章で語り手が替わり、伏せられた真実が明るみなっていく様や意外な登場人物が伏線を担っていたりと随所でミステリの一面を覗かせる。 三津田信三や京極夏彦に続く新たなホラー×ミステリの旗手の誕生として今後も気になるシリーズだ。

りーり
9EDFH0HC
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ぼぎわんが、来るの感想

著者初読み。第22回日本ホラー小説大賞<大賞>受賞作。各章で視点が変わり、登場人物の印象がどんどん変わって行く構成が面白かった。ホラーは普段読まないので比較出来ないが、本作はミステリー風の感じでも有るのかな?。ただ、ぼぎわんの造形が想像し辛く、ちょっと画が浮かばなかったからでしょうか、余り怖く無かったとも言えるかも。出て来る人がみんな裏表が凄いので、イヤミスっぽい感じも受けたけど(私はイヤミス超嫌い)、ギリギリ耐えられる範囲かな(笑)。いずれにしても、デビュー作でこのクオリティはヤバいねー。続編も読むよ。

なおひろ
R1UV05YV
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ぼぎわんが、来るの感想

非常に面白かったです。

科学が発達して情報がグローバルになった現代において、超常現象や妖怪を扱うホラー作品の存在意義が悩ましい中、本作はそんな思いを払拭する出来の素晴らしい作品でした。
全体像は妖怪のホラー作品なのですが、構成やミステリ的な伏線の繋がりが刺激的に配置されている為、ホラー×ミステリとも思えます。

3章構成になる本書。1章目は「ぼぎわん」という謎の存在との遭遇。まずこの「ぼぎわん」という単語の発明が巧いです。まだ未読ですがシリーズ作品のタイトル名を見ると「ずうのめ」「ししりば」「などらき」といった不気味に感じる単語が並びますが、こういう音を作るのが巧いのです。文章も読みやすく展開も早い為、不気味な存在で読者を不安にさせるホラー文芸を楽しめます。開始数ページで一気に惹き込まれました。1章目は面白いホラー作品の良いとこ取り。余計な説明なしで一気に疾走する面白さがあります。
2章目は視点を変えて物語を見つめなおします。この構造が新鮮でかつ発見的な為、違う魅力で惹き付けられました。
事件の真相を解明するミステリ小説のように、化け物の存在理由を解明したり、関わる人の内面を覗いたり、名探偵のように頼れる存在がでてきたりと、現代的なホラーは悪くないと思えた作品でした。

egut
T4OQ1KM0
No.2:
(6pt)

ぼぎわんが、来るの感想

私は基本的にホラーはあまり好きではないが、ミステリーもある意味ホラー要素が強いかもしれない。残虐的な殺人事件などはホラーより恐ろしい。
第22回日本ホラー大賞に選ばれた本作は、映画化されるとも聞いたので、図書館で借りてみた。ホラーはともかく、内容的にはかなりぞっとくる。タイトルの「ぼぎわん」も印象的だし、夜中に読んでいると「ぼぎわん」が扉をノックしてくるのではないか?とさえ思われた。
最後の霊媒師との戦いも面白かったが、ぼぎわんの正体がいま一つ分かりにくかった。


FSD78H58
No.1:
(6pt)

ぼぎわんが、来るの感想

第22回日本ホラー小説大賞受賞作。古典的なジャパネスクホラーで、特に第2章のラストが良かった。

水生
89I2I7TQ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.268:
(3pt)

良くも悪くも読みやすい

全体の印象としては、同人っぽいというかネットに投稿されてそうだな……という感じ。
文章は子どもでもスイスイ読めるくらい、なんの引っかかりもなく。良くも悪くも読みやすいです。ラノベに近い軽い読み口。

ホラーが苦手なのでドキドキしながら読みましたが、個人的にはほぼ怖いシーンはなかったですね。最初と新幹線くらいかな? 新幹線に追いつく怪異ってのは新鮮でした。あと「知恵をつけた」ところは怖かったです。

全体としては「本当に怖いのは人間だよね」という感想なのですが、それも第一部で透けて見えていたのであまり意外性はなかった。

比嘉姉妹、特に姉の方はなんだか漫画に出てきそうなキャラクター造形で、これもあまり怖くなかった理由かも。警視総監云々はさすがにダサいからやめてほしい。浅見光彦?

ミステリ要素はあるにはありますが、小野不由美さんのように怪異相手にがっつり理論で詰めていく作風でもなかったので、ホラーとしてもミステリとしてもあまりぴんときませんでした。

とはいえ最後までどうなるか分からず読み進められたので、勢いはあったと思います。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.267:
(5pt)

読んでよかった

最初のおどろおどろしい感じと、後半のバトル漫画な感じのギャップがすごい。シリーズの他の作品も読みたくなりました。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.266:
(5pt)

映画より良かった

映画経由で原作は気になっていたものの、現在絶賛活字離れ著しくやっと決心して原作を読んでみると、「はーっ、もっと早くに読めばえがったぁ」と後悔する程に展開がノンストップで面白かったです。映画ではやはり画になるシーンが強調されていますが、原作ではそこまでに至る時間軸や経緯が書かれているので、更に「ぼぎわん」という存在に厚みが出て楽しめました。特に、クライマックスシーンは映画では映画らしく拡がりのある世界観でしたが、原作の閉鎖的で陰湿な空間でのバトルシーンの方が自分的には好きでした。読了するのがもったいなくて、続けざまに「ずうのめ人形」も即ポチってしまいました。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.265:
(1pt)

全然怖くない

悲しいことに全然怖さを感じられませんでした

ホラー系と言うよりモンスター系
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.264:
(4pt)

ホラー+ミステリ+妖怪バトル

ホラーというとどちらかというと恐ろしい怪異になすすべなく敗北してバッドエンドという方が多い印象があります。
その方がやはり怖いし嫌だし余韻が残るのだと思います。

本作はいわば「ゲゲゲの鬼太郎」タイプというか、要するに妖怪とのバトルものの括りになると思われます。
どうにもならない凶悪な化け物に最強の霊能力者が挑むという内容です。
ただそこに至るまでにホラーとしての恐ろしくえげつない展開、ミステリ的な意外な展開を経ていて、あらゆる方向で楽しい作品でした。
これから作者の作品を追っていくのが楽しみです。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562



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