(短編集)

ぜんしゅの跫



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初公開日(参考)2021年01月
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短編集

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ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫)

2021年01月22日 ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫)

見えない通り魔「ぜんしゅ」の正体は――!? 比嘉姉妹シリーズ第5弾! 妻が妊娠し、幸せいっぱいの日々を送るサラリーマン・田原秀樹は、ある日、知り合いの娘の結婚式に参列することに。 しかし、新婦の佐川知紗は思わず二度見してしまうほど器量の悪い娘だった。 式の最中、野崎という男性が知紗にある画像を見せたことから、彼女は錯乱し、鼻水を垂らしながら秀樹に縋りつき「お父さん」と呼ぶ。 こんな娘は嫌だ――汗がどっと噴き出た瞬間……。映画「来る」へのアンサー的短編! ――「鏡」 真琴と野崎の結婚式。姉の比嘉琴子は祝いに駆け付けるが、誤って真琴に怪我をさせてしまう。 猛省する琴子は、真琴に代わり、彼女が請け負っていた事件「見えない通り魔」の調査に乗り出す。 夜な夜な通行人を襲って引き摺り回し、建造物を破壊する巨大な化け物の正体とは……!? 論理的にして大胆な霊媒師・比嘉姉妹が活躍する、書き下ろし表題作! ――「ぜんしゅの跫」 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

ぜんしゅの跫の総合評価:8.61/10点レビュー 57件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

ほっこりとしたタイトル作

五つの短編集。前半の作品は、ホラー要素がありつつも、オチはブラック色の強い作品で、タイトル作は、最初はホラーと思いつつ、比較的ホラー要素は控えめ。タイトル作の琴子と真琴の姉妹がやっぱりいい!その前の赤い服の作品はホラー要素たっぷりでよかったですけど、タイトル作のような、ほっこりくる作品もいいなあと改めて思いました。

タッキー
KURC2DIQ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.56:
(4pt)

僅かな救いをプチプチと潰していくスタイル

このシリーズはかなりえげつない展開が特徴的で、キャラたちが容赦なく次々死ぬのですが、救いある部分も僅かにあるんですよね。
主にメインキャラの「比嘉真琴」。
この荒んだ世界観の中で自らも辛い境遇にあるにも関わらず、常に善性を保ち無償で人助けをする人間です。
そして彼女によって救われている人たちがいるわけです。
凄惨さ一辺倒ではないのが読者にしても辛過ぎず助かる部分でもあるわけですね。

ところが本作の第一話はそのわずかな救いの部分を一つずつプチプチ潰していくという、中々にキツい内容でした。
一作目から読んできた身としては「あー、こうなっちゃうんだ」と素直に悲しかったですね。
ただこの「聖域」の無さがこのシリーズに緊張感を与えているのかもしれません。

今回、妹の為に頑張る琴子がある意味最大の見どころですね。
頑張って「お姉ちゃん」してて可愛らしいです。
このシリーズでこういう描写は珍しいですよね。
ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫)より
4041099560
No.55:
(5pt)

表題作「ぜんしゅの跫(あしおと)」と、「鬼のうみたりければ」の二篇、とても印象に残る逸品でした。

五篇を収めた中・短編集。二番目に置かれた「わたしの町のレイコさん」はいまいちでしたが、ほかの作品は面白かったですね。
なかでも、途中から思いがけない方へと逸(そ)れていく話の意外性に惹かれた「鬼のうみたりければ」、化け物の正体を知った瞬間の腑(ふ)に落ちる感が忘れ難い中篇「ぜんしゅの跫(あしおと)」、この二篇がとてもイケてました。

また、本書を読む前に、【比嘉(ひが)姉妹】シリーズの他作品『ぼぎわんが、来る』『ずうのめ人形』『などらきの首』は読んでおいたほうが良いと思います。その三作品に登場した人物が本書の中に出てきたり、話そのものと深く関わってきたりするからです。

本書収録の各作品の初出は、以下のとおりです。
ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫)より
4041099560
No.54:
(4pt)

閻魔様の鏡

どの話も面白かったけど一話目の鏡はこのシリーズの登場人物が好きな自分にはキツイものがあった。
鏡が見せた夢はもうほぼ確実に現実になるのだろうな。知紗ちゃんはああなって、真琴はたぶんもう亡くなっていて、、、ゾッとするのと同時に悲しい気分になりました。
ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫)より
4041099560
No.53:
(3pt)

ボギワン 読んでないと

1話目の不気味さ不条理さはわからない。
表題作ってアクション多いけど
丈夫ね皆さん方。
主人公達の性格がイマイチ ピントこない。
ボギワンで受けた印象と違うんだよね。
ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫)より
4041099560
No.52:
(5pt)

澤村伊智ファン必読!

澤村伊智先生ならではの作品! ファンにはたまらないです、私は遅ればせながら読み終えました。
ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ぜんしゅの跫 (角川ホラー文庫)より
4041099560



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