ナキメサマ



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.33pt (10max) / 3件

6.33pt (10max) / 12件

Amazon平均点

3.20pt ( 5max) / 51件

楽天平均点

3.76pt ( 5max) / 45件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
2pt
サイト内ランク []B総合:749位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

49.50pt

0.00pt

61.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2020年12月
分類

長編小説

閲覧回数3,290回
お気に入りにされた回数5
読書済みに登録された回数15

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

ナキメサマ (角川ホラー文庫)

2020年12月24日 ナキメサマ (角川ホラー文庫)

高校時代の初恋の相手・小夜子のルームメイトが、突然部屋を訪ねてきた。音信不通になった小夜子を一緒に捜してほしいと言われ、倉坂尚人は彼女の故郷、北海道・稲守村に向かう。しかし小夜子はとある儀式の巫女に選ばれすぐには会えないと言う。村に滞在することになった尚人達は、神社を徘徊する異様な人影と遭遇。更に人間業とは思えぬほど破壊された死体が次々と発見され…。大どんでん返しの最恐ホラー、誕生!第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞・読者賞受賞作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.33pt

ナキメサマの総合評価:6.44/10点レビュー 54件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ナキメサマの感想

ホラーとミステリの見事な融合。かなり好みの作品でした。
『横溝正史ミステリ&ホラー大賞・読者賞』の名にピッタリの作品です。

舞台は音信不通となってしまった知人の状況を探る為に訪れた村。
知人は23年に一度行われる『ナキメサマ』の儀式の巫女に選ばれた為、儀式開催の日までは誰とも会えないという事で、暫く村に滞在する事に。
滞在して間もなく異様な人影に遭遇したり、さらには無残な死体が発見されて……この村で何が起きているのか?という流れ。

田舎・集落を舞台にしたホラー作品ですが、よくあるホラーと違うのは怪異というものの存在の解釈です。
他作家を例に説明すると、三津田信三や京極夏彦の作品群ではそれが存在しているかどうかを曖昧にしたり、科学的、現実的に解明を試みたりします。本書の場合は現実には存在しない怪異というものが実在すると前提条件として決めており、その怪異はどんな特性なのか理論的に考えている様が新鮮でした。その為ホラー小説としての雰囲気や恐怖感を楽しみつつ、ミステリとしてのロジックや驚きまでも味わえる為、2度美味しく飽きさせない面白さでした。

賞の応募作なので出し惜しみせずやり切っている表現も好感。後半なんて正にそうで、ホラーとしての演出、後味、そしてそれがミステリとして機能させた着地など、物語の内容としては好みが分かれそうですが個人的には大好物でした。今後のシリーズ展開に期待です。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

egut
T4OQ1KM0
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ナキメサマの感想

 舞台は北海道・稲守村。 かつての恋人を探しに彼女の故郷を訪れた倉坂尚人はそこで驚愕の光景を目撃する。 村を徘徊する白無垢の異形、人間業とは思えない死体、23年来の巫女の儀式、この村ではいったい何が祀られているのか・・・。 皆皆が口を閉ざす<ナキメサマ>の正体とは・・・。

 いい具合にホラーとミステリーが混合されている。 次作も決定している期待の作者の登場でした。 

 

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

りーり
9EDFH0HC
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

怒涛の展開が待つ最終盤

『衝撃の大どんでん返し 恐ろしいほどの才能が放つデビュー作』と帯に書いていれば、これは『買い』ます!元恋人のルームメイトから頼まれて、その彼女を救おうと、とある辺境の村に乗り込んだ主人公。彼女はどうやら村の祭りの巫女に仕立てられ、終わるまで会わせてもらえず。しかし終盤で思わぬ展開が!?ミステリーを読み慣れていればあーそういうことか、と分かるのかもしれませんが、やられました。また最終盤のラスト数ページでは。そうきたかっ!まいりました。ある意味スッキリ、でも怖い。なかなかのストーリーでした。

タッキー
KURC2DIQ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.51:
(1pt)

読むのが苦痛

角川ホラー文庫がXアカウントにて紹介していたため、何度かのリタイアの末ようやく読了。文章が稚拙で読むのが苦痛、感情移入できる登場人物はおらず、怪異は全く怖さを感じない。プロットは良いだけに残念な作品でした。
ナキメサマ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ナキメサマ (角川ホラー文庫)より
4041108802
No.50:
(3pt)

素人臭さ漂う。

素人臭さが抜けきれない物語、という印象。具体的には怖がらせようとする意図に技術が追いつけていないので、読む側は一気に興醒めする、そんな内容だ。主人公を連れ出しに来た女性は何か隠していることがあるように見えるし、そのことに主人公も気づきながらそれを尋ねない。そんなエピソードが繰り返し状況や人を変えて繰り返される。そのために主人公はただ流されるだけの、思ったことも口にできない優柔不断で何もできない人物と映る。あるいは「僕と弥生はまんじりともせずその場に固まっていた。(p73)」という記述があるのだが、ここで「まんじりともせず」という言葉遣いは明らかにおかしい。しかし本書ではこの「まんじりともせず」があちこちで使われているのだ。あるいは「月明かりが差し込んでいた(p53)」状況が後になって「いくら夜目がきいてきたとはいえ、一寸先は闇である(p61)」と描かれる。では月明かりはどうなったのか、その説明がないので描写に矛盾が生じる。また、殺人事件が起こっても村人は警察に届けもせず、それを主人公たちも易々と受け容れるのもあり得ない。しかもその場には「駐在」も立ち会っているのだ(p144)。ならば「駐在」は職務放棄したということなのか、それともよんどころない事情があるのか、その説明もない。または誰かが何かを言いかけるとそれが様々な理由により中断される。文字通り「宙吊りにする」という意味での「サスペンス」も多用されるのでうんざりする。要するに至る所に御都合主義が顔を覗かせ、それでかろうじて「物語」がよれよれの足を踏ん張ってようやく立っている、という状況なのだ。
ナキメサマ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ナキメサマ (角川ホラー文庫)より
4041108802
No.49:
(5pt)

最後まで面白い!!!!

ある村ので行われ儀式について話だが、とてもおもしろかった
ほんのタイトルから興味をそそられ、ホラーでもありミステリーでもある
描写も細かく語られており、ゾッとする強さも感じられる
ナキメサマ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ナキメサマ (角川ホラー文庫)より
4041108802
No.48:
(5pt)

テリファー

最初は雰囲気あって良かったのに、
突然のスプラッタ。
しかも、目をほじってビクンびくんとか、
テリファーかよって笑ってしまった。
最初から主人公が人を殺したって描写がしつこいほどあり、
最後のどんでん返し的な演出も、ああ、こいつを殺したのか位の薄味。
祝詞必要なく取り憑くなら、祭りいらないし、
そもそもこの話成立しないんじゃ無いですか。
行き当たりばったりで、ほら、怖いだろ?を詰め込んだんだけど、
必要ないモノばかりの福袋みたいな話でした。
ごちそうさま。
ナキメサマ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ナキメサマ (角川ホラー文庫)より
4041108802
No.47:
(4pt)

読みやすいホラー作品です。

・難解な表現が多くないので読みやすいです。
・ストーリーはシンプルな因習村ホラーですが、設定や結末は意外性があり、楽しめました。
・シリーズものの第一作なので、探偵役が気に入れば続刊もおすすめします。
・恐さは程々です。
ナキメサマ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ナキメサマ (角川ホラー文庫)より
4041108802



その他、Amazon書評・レビューが 51件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク