忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件



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初公開日(参考)2021年12月
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長編小説

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忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件 (角川ホラー文庫)

2021年12月21日 忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件 (角川ホラー文庫)

ホラー作家、那々木悠志郎の担当編集となった久瀬古都美は、彼が初めて体験したという怪異譚を題材にした未発表原稿を読むことに。 そこに書かれていたのは、心霊現象に懐疑的な小学6年生、篠宮悟が、流行りの噂話で語られる『崩れ顔の女』を呼び出してしまうという物語だった。 その顔を見てしまった者は視力を奪われ、精神的に追い詰められた末に自殺してしまうという怪異。その真相を調べにやってきた那々木悠志郎の助けを借りて、悟は調査を進めていく。 一方で、原稿を読み進める古都美のもとにも『崩れ顔の女』が現れる。怪異の目的は何なのか、原稿に登場する怪異が自分のもとにやってくるのは何故なのか。 答えは那々木悠志郎の原稿の中にーー。 彼の物語はここから始まった。 異端のホラー作家、那々木悠志郎の原点が描かれる。シリーズ第三弾!(「BOOK」データベースより)




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忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件の総合評価:8.19/10点レビュー 16件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
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(7pt)

忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件の感想

シリーズ3作目。本作も面白かったです。
シリーズの特徴は怪異が存在する事を前提とし、何が、何故起きるのか?をミステリ模様で展開されるのが面白いシリーズ。
本作の怪異は『崩れ顔の女』という、顔を見たら失明し死に至る怪異。一般に有名な『口裂け女』に近いイメージを設定して読書が怪異を想像しやすくしている点がよく、非現実的なオカルトものなのに読み易かったのが好感です。

シリーズ3作目にして、共通キャラクターである那々木悠志郎の最初の事件が舞台。
シリーズものとして大事な過去編を扱った物語。作品の良し悪しでシリーズの今後が決まるとも言われそうな設定ですが、見事に面白い物語が描かれており個人的に満足でした。単純に過去の回想を描くのではなく、作中作を用いて描かれる過去は、作品内の読み手と読者がシンクロして徐々に怪異に飲まれつつ、また明かされていく展開。これはオカルトとミステリの見事な融合だと思いました。

シリーズものとして、怪異だけでなく登場人物の那々木悠志郎と他キャラクターの人物設定に深みが増しています。
過去エピソードで登場したあのキャラは今後の作品に登場するのかなと、そういう楽しみも増えました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件の感想


 那々木悠志郎に指名され担当編集になった久瀬古都美は彼が初めて邂逅した怪異についての原稿を受け取る。その原稿は呪いの木の下に写真を埋めることによって呼び出される「崩れ顔の女」を小学生の篠宮悟と作家・那々木悠志郎が追っていく物語だった。読み進めるうちに久瀬の周りにも現れる崩れ顔の女・・・。担当編集に指名され、この原稿を渡された真意とは・・・?

 那々木悠志郎シリーズ第三弾、先生が初めて遭遇した怪異の原稿という作中作とそれを読み進める担当編集者の二つのパートで物語は進んでいく。やがて現実世界に原稿の中の怪異の影が見え始めるという不可思議な展開、怪異の道理を知れば現象の正体も見破れる。今回も秀逸  なホラーミステリでした。

りーり
9EDFH0HC
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未読の方はご注意ください

No.14:
(5pt)

一気読み

ホラーだけど、どんでん返し
いつもの手法だけど、かなり楽しめた
忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件 (角川ホラー文庫)より
404111991X
No.13:
(5pt)

ミステリー要素もあるホラーです。

・作中作とリンクする形でストーリーが交互に進みますが、スムーズに読めます。
・前二作を読んでいるとより楽しめると思いますが、単独でも満足できます。
・ラストはどんでん返しと言うよりは「なるほどな」と感じました。
・恐さは程々で、ミステリー的な面白さがありました。
忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件 (角川ホラー文庫)より
404111991X
No.12:
(2pt)

パッとしない

最初の巻から読んできた。巻を重ねれば面白くなっていくかなと思って読んだけど、微妙。結末考えながら読むタイプじゃないから、予想はしてなかった。でも、最後のオチ見ても、『ああ、そうだったんだ』ってレベル。次の巻金出してまで買いたいと思えない。
忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件 (角川ホラー文庫)より
404111991X
No.11:
(4pt)

原点の話し

シリーズ第3弾にして、最初の事件。那々木の生い立ちや登場人物の関係性など,今回も仕掛けがあって驚かされました。しかも、今回は那々木の現地入りからではなく、読んだら呪われる編集者に怪異が出現と、今までとは違う所から始まるのも面白かったです。
また、コミカライズ決定など気になりますね。
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404111991X
No.10:
(4pt)

まあまあ

作中作の小説がメインの枠縁小説で、那々木の処女作を、新しい担当編集者が読むという、メタな設定。作中作で呪いが発動すると、それを読んでいる編集者にも呪いが現れる。その呪いの解除方法を知るために、編集者は、小説を必死に読むが……という小説。最後にどんでん返しもあるし、いい作品だった。やっぱり、こういう作風の小説を読むと、貞子とか富江とか思い出しちゃうよね……。絶対、意識してるよね?
忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件 (角川ホラー文庫)より
404111991X



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