(短編集)

贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚



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初公開日(参考)2022年05月
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贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚 (PHP文芸文庫)

2022年05月11日 贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚 (PHP文芸文庫)

“今世紀最強の霊媒師"と謳われ、「浮遊霊、地縛霊問わず、あらゆる霊障、祟りに対処し、速やかに解決する」と豪語する霊媒師・櫛備十三には、実は肝心の霊を“祓う"力がない。今日も助手の美幸に叱られながら、持ち前の洞察力とハッタリを駆使して、心霊現象の問題解決に奔走するが、事態は毎回思わぬ方向に転んでいき――。記憶を失くしたサラリーマンの霊、マンションの一室に取りついた十七歳の少女の霊……インチキ霊媒師が明らかにする、霊たちの秘密とは? 異色の除霊ミステリー、堂々開幕!(「BOOK」データベースより)




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贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚の総合評価:7.55/10点レビュー 11件。Dランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚の感想

著者の作品は幽霊や怪異が存在する事が前提のミステリーの作品が描かれます。本作もその系統の1つ。死者が見える霊媒師が主人公のミステリー。
短編集であり、1話で解決していくスタイルなので気軽に読めました。著者の作品のよい所はちゃんと題材となる幽霊が存在する事を活用したミステリー仕掛けをしてくる事。特殊設定ものとして新しい謎解きや仕掛けが楽しめました。
幽霊が見えるだけでなく、会話ができ、事件の概要を直接聞ける。そんな状況なら謎なんてないじゃないと思う所なのですが、各話巧いミステリー作りをしていたのが良かったです。

キャラクターとして胡散臭い主人公の性格はあまり好みではなかったのですが、洞察力を用いた推論を一気に語るセリフは好みでした。相棒となる助手の美幸の存在もよくコンビものとして良かったです。著者の那々木悠志郎シリーズが怖いホラーよりで、こちらは気軽に読めるライトな幽霊ミステリーといった所です。
シリーズ2作目が既に発売していて気になるのですが、PHP文芸文庫の値段がちょっと高めなので内容に対してこの値段設定は購入を悩むのが正直な気持ちかな。

egut
T4OQ1KM0
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚の感想


 “今世紀最強の霊媒師”はインチキ霊媒師!?
霊を祓う力を持たない男はハッタリと洞察力を駆使して事件を解決に導いていくが・・・?

那々木悠志郎シリーズで人気を博した阿泉先生の新たな霊×ミステリーものだ。 さて今回の主人公だがインチキ霊媒師だけあってちょっと胡散臭い、かつ善人とも言い難い性格をしている。渋々巻き込まれた末にその優秀な頭脳を用い霊を成仏へと導いていく。そんな彼にもどうやら秘密が色々とあるようでシリーズを通してどうやら明るみになっていく謎がありそうである。短編形式でライトな書き口でありさらっと読めた。

りーり
9EDFH0HC
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.9:
(4pt)

おもしろかった

あ、そっち?ってはじめはなります。次からは、もしかして?と思います。そしてマジかーってなります。
が、総じて優しい物語で素敵でした。
贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚 (PHP文芸文庫)より
4569902170
No.8:
(4pt)

コメディタッチで面白かった

オカルトすぎず怖すぎず、主人公と助手の絡みが楽しい。
贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚 (PHP文芸文庫)より
4569902170
No.7:
(2pt)

雑でした

タイトルや説明を見て、胡散臭い霊能者が口八丁で幽霊や人を振り回して解決する、みたいな物を想像していましたが全然違いました。

 主人公は冴えない中年男性。霊を祓う力は無いとなっていますが霊視はできるみたいです。
 特徴としてシャーロックホームズのように相手を観察してどのような人かを当てることができるのですが、これが随分と適当で元々雑すぎる推理のホームズより更にガバガバでもうちょっと説得力あるマインド・リーディングとか出来なかったのかなとがっかりすること請け合いです。

 助手は若い女の子。この娘も霊視ができるようですが同じく祓う力はありません。
 やたら主人公に当たりが強く、無闇矢鱈に貶す上に大した理由もなく邪魔したりするので不快なことこの上ありませんでした。それでいて霊視ができるだけという特徴なので往年の量産暴力ヒロインよりも何もしない分読むのを辞めたくなりました。

 話の流れとしては短編の一話完結で、毎回死んだ幽霊目線で導入が始まり、そこに主人公達が仕事として来ます。
 その後は幽霊の話を聞きながら成仏してもらうために心残りを解決してあげて終わり。という流れです。

 なのでじっくり心霊屋敷を探索したり、多様な情報や人間関係から推理したりして解決する死印のようなものは期待して読むものではありません。

 特に2話では適当な仕事がすぎました。
唯一の特技である洞察力が一般人以下になっておかしな点を見逃し、祓う力がないにも関わらず安全確保をせず、その上で被害者が出る上にその後のフォローもせず「あとは知らね」とでも言わんばかりの対応でコイツらサイコかな? となります。 
 特に胡散臭い疲れた中年主人公はともかく、散々正義面していつも幽霊の味方している助手はだんまり決め込むのかと愕然としました。
 作者は除霊には胸糞悪い失敗もあるよと伝えたかったのかもしれませんが、ただの人的ミスで人殺し幇助してるだけです。

 統括すると、不愉快で無意味なキャラ付け、話の構成、起承転結や序破急などの山や谷が無い、ツッコミ所の多い設定、説得力のなさなどが目に付きすぎて凡作ではなく駄作になっています。

 某掲示板のホラー話のほうが良く出来たお話でした。
贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚 (PHP文芸文庫)より
4569902170
No.6:
(5pt)

表紙のイラストがいい感じ。

主人公の胡散臭さと人の良さを描きだしている表紙イラストがまた良いなぁ。続編読みたいです。
贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚 (PHP文芸文庫)より
4569902170
No.5:
(5pt)

続いてほしい。できれば長編で。

連続短編集。霊は見えるけれど、祓えはしない主人公。天才的なイカサマで結果的に解決していくお話。多分最後の話はこの人の話でこうなるんだろうな、と大体はわかっていても、一つひとつの話がユーモアもあって面白い。登場人物も魅力的でした。続きを期待しています。
贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚 (PHP文芸文庫)より
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