異端の祝祭
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あらすじ
この祝祭の真実は、禁忌。ポップなのにねっとり不気味な民俗学カルトホラー失敗続きの就職浪人生・島本笑美。原因は分かっている。彼女は物心ついた時から生きている人間とそうでないものの区別がつかないのだ。街に溢れ返った異形のモノたちは、自分の姿が見えていると分かるや否や、笑美に纏わり付いてくる……。ある日、ダメ元で受けた大手食品会社「モリヤ食品」の面接で、笑美はヤンと名乗る青年社長と出会う。出会ったその瞬間から、何故か自分に惚れ込んでいるヤンに心奪われ、笑美はそのままモリヤに就職することを決める。しかし「研修」という名のもと、ヤンに伴われて笑美が見たのは、「ケエエェェェエコオオォォオオ」と奇声をあげながら這い回る人々だった――。一方、笑美の様子を心配した兄・陽太は、心霊案件を専門とする佐々木事務所へ相談に訪れ……。(「BOOK」データベースより)
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評判
異端の祝祭の評価:
5.50/10点 レビュー 2件。 C ランク
異端の祝祭の総合評価:
7.12/10点 レビュー 67件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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異界の存在が見えたり、操れたりする世界観で描かれる、奇妙な物語。角川ホラー文庫のレーベル作品で、ホラーの系統としては「恐怖」ではなく、「気味の悪さ」をじわじわ感じさせるタイプの作品でした。
怪異の正体や、潜入先で行われている不可解な出来事の謎に引き込まれた読書でした。その怪異の解明に心霊案件を扱う佐々木事務所が関わるという流れです。
民俗学や宗教の要素を絡めた構成は興味深く、霊能力者同士の力関係や、覆いかぶさるような絶望感も魅力的でした。ただ前半で抱いたワクワク感が後半でやや失速したことや、キャラクターについても闇が深すぎる人物ばかりで感情移入できず、自分の好みに合いづらい作品でした。