件 もの言う牛



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    初公開日(参考)2020年12月
    分類

    長編小説

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    件 もの言う牛 (講談社文庫)

    2020年12月15日 件 もの言う牛 (講談社文庫)

    件は牛から生まれ、予言をしてたちどころに死ぬという。卒論取材で全国の一言主神社を調査する美波大輔は、件の誕生を目撃し、命の危険に曝される。件の予言は的中。首相が急死する。次期首相人事も左右するという宗教団体・みさき教に囚われた大輔は予言獣・件の恐るべき正体に気づく。書下ろし伝奇ホラー。(「BOOK」データベースより)




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    No.11:
    (5pt)

    先の展開が気になって、気になって、しかたない。

    怖い、色々な種類の怖さが詰まってます。
    それでいて、全くありえない、とも言い切れない現実感のある内容であり
    どう話に決着がつくのか、先が気になって、気になって、ページを繰る手が止まらず
    知らず知らずに、話に没頭してしまいました。
    伏線や登場人物達を、思い出すのに、時々振り返る事が要ったので、一気読みか、読破の余勢をかって2周目再読が御薦めです。
    サスペンス伝記サイエンスホラー怪異ミステリー秘密結社スリル冒険譚。とにかく手に汗を握ります。
    件 もの言う牛 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:件 もの言う牛 (講談社文庫)より
    4065215552
    No.10:
    (5pt)

    読む人を選ぶかもしれないが、良質なエンターテイメント作品

    私は楽しく読みましたが、グロテスクな描写も多く、エンターテイメントとして割り切って偶然や無理やりなことを押し切って書いている面もあるので、好みに合わない人も少なからずいるか知れません。
    しかし、同時期に読んだ高田大介氏の「まほり」と比べると、本書のほうが圧倒的に面白く読めました。「まほり」が冗長なわりにメリハリがなく退屈だったことに対して、本書は登場人物たちの逃避行、「件」や日本を裏面から操る教団の進める計画の探索など、いくつもの見せ場を盛り込みながら、一気呵成に読ませる力を本書は持っていると思います。
    田中啓文氏は器用貧乏な面があるのか、なかなか代表作というものを上げにくいですが、本書も水準以上のエンターテイメント作品なので、読んでみてはいかがでしょうか。
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    4065215552
    No.9:
    (4pt)

    パニック小説としての壮大なスケールと、駄洒落の切れ味を買う。

    件と言うホラー小説にピッタリな題材を、作者風に調理した作品で、後半の無駄に壮大なスケールで、人々のパニックを描いている。大量生産された「件」が暴走する展開は、想像以上に迫力を感じた。又、誰も書かないだろうから指摘しておくと、まさかの駄洒落の切れ味が抜群。読んでいて、思わず声が出そうになる衝撃で、さすが駄洒落小説の大家である。

      もっとも、ホラー小説としてはイマイチで、キャラの書き込みが不足してるためか、人がたくさん死んでるのに、あまり恐怖が伝わって来なかった。ヒロインである、ボウガン少女の行動が無鉄砲なのを初め、どのキャラにも共感出来ず。難を避けるどころか、自ら危地に飛び込んで、殺されてる人達ばかりと感じてしまった。

      パニック小説としての壮大なスケールと、駄洒落の切れ味を買って、4評価とする。良くも悪くも、この作家らしい作品であった。
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    4065215552
    No.8:
    (3pt)

    尼崎~西宮が語られていないのは残念。

    ”件”ということで期待大であったが、岡山県と葛城、そして東京を舞台の中心としており、
    あの中山市朗先生の怪談でも語られた、尼崎~西宮一帯が全く登場しておらず本当にガッカリした。
    ”件”自体の目撃談がこの一帯で語られることも多く、そこを絡めていないのは片手落ち、取材不足ではと思われる。
    歴史の細かい考察がなされ、それらの推察から”件”に集約していく辺りのストーリーテリングは、スリリングで本当に面白いのだが、田中氏の著作ファンであるがゆえに、この一帯のエピソードが漏れているのは、”件”という怪異に興味を持ち、とある理由からこの一帯での目撃談に、親近感さえ持っている私としては無視されたようで、極めて残念だったと言わざるを得ない。
    件 もの言う牛 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:件 もの言う牛 (講談社文庫)より
    4065215552
    No.7:
    (3pt)

    現実には有り得ないんだろうなあ、という夢物語を楽しみたいときに。

    民俗学をちょこっと絡めた、SFチックな予言を喋る牛のお話。個人的な感想としては、今はSFとしてしか捉えられていないけれど、もしかしたら現実世界にもあり得るんじゃないか?という恐怖感は全くなかったです。 
    で、政治的な背景から喋る牛を巡って結構な人数の登場人物が死んでしまいますが、これまた特に怖い、という感じはしなかったですかね、、。というのも、基本、積極的にそこへは関わっていかないだろうなぁというところへ首を突っ込んでいった人たちの結果なので、少なくとも私には共感は出来ませんでした。
    なので、読みやすい文章だし、魅力的なあらすじなんだとは思うのですが、先へ先へと読みたい欲が特に湧いてこず、少し読んでは眠気に勝てず寝てしまいの繰り返しで、なんと読み終えるのに一週間もかかってしまいました。
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