水霊



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    初公開日(参考)1998年12月
    分類

    長編小説

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    水霊(みずち) ミズチ (角川ホラー文庫)

    1998年12月01日 水霊(みずち) ミズチ (角川ホラー文庫)

    『平成日本の百名水』神社の遺跡から湧き出た水を商品化する、過疎村の村興し事業の目玉企画だった。ところが、その計画に携わる者が、人間離れした食欲をしめした後、痩せ衰えて死亡する怪事件が発生する。湧き水と事件の関連性を指摘する民俗学者・杜川己一郎は、遺跡の学術調査を進めるに従い、疑念を確証へと近づけていくのだった。―現代文明の危機に警鐘を鳴らすフォークロア。その想像を絶する、真の意味を紐解く驚天動地のホラー大作。(「BOOK」データベースより)




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    水霊の総合評価:7.54/10点レビュー 13件。Cランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.13:
    (4pt)

    ツッコミ所は満載も、十分読ませるジャパニースモダンホラーのエンタメ大作

    通常の文庫の倍くらいはある大作だが、リーダビリティは良好で面白く読了する事が出来た。日本神話に題材を取ったジャパニーズモダンホラーで、遺跡やら古代文字やらなかなか興味深く描かれている。ホラーと言うより作者お得意のグロテスクな描写が目立ち、特に激しい腹痛で入院した患者が人間離れした食欲を催し、病院食の貯蔵庫を襲撃した時の迫力満点の悪趣味な描写は作者らしいと思った。
     ただエンタメ性は十分評価出来るのだけど、各キャラの行動に不可思議な点が目立ち、少女と中年男の恋愛要素が不要に思われるなど、ツッコミ所も枚挙に暇がない。まあ十分読ませるエンタメ大作と評価したい。
    水霊(みずち) ミズチ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:水霊(みずち) ミズチ (角川ホラー文庫)より
    4043465017
    No.12:
    (1pt)

    これはつまらない。

    登場人物の性格付けが不安定なので無意味な言動があって入り込めないし、そもそも魅力のあるキャラクターじゃないですね。

    読了後の未消化感は以下の通り(順不同)
    どうしてロリコンをかませるの?それでストーリーが転がるの?
    あのお嬢さんも一時期不安定な心理描写をして見せたけど、それが何か展開につながったの?
    どうして婚約者の最後の手紙まで「次の手」について気が付かないの?ていうか、次の手はもっと早く行うもんじゃないの?
    「もう一人も事情は明かせないが死んでます」って発言は、マスコミが聞けば「私がその人の死に関わってます」ってことだよ。
    「私がこの水を飲んだ人間(もしくはこの村の職員に)2回も命を狙われた」って言った方がよっぽど説得力あるよ。
    終盤も終盤、どうして、さっきまでやる気だった主人公が、急に「ひとやすみ」とか言い出すの?
    桃の枝の伏線は回収できず、でも結界については最後に気がついてなんとか回収できましたね。
    さっきは「嫌だ」と言っていたお嬢さんは数ページ後には「やります」と言い出すのはどうして?
    人の家の前で確か2人殺してる事件はどうなったの?お前ら自首しないの?お嬢さんの母親は自首したのに?
    どうして水を飲んだ人が何となく「組織化」されるの?どうしてその組織内序列が現実社会の序列みたいになるの?

    ホラーと民俗学との融合を図ったのでしょうが、今一つ怖くないし、民俗学のワクワクもない。
    なぜって、民俗学的アプローチでは全く真相に届かず、真相は、架空の口伝書とか「お筆先」で教えてもらうっていうご都合主義。

    これはつまらないと感じました。
    水霊(みずち) ミズチ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:水霊(みずち) ミズチ (角川ホラー文庫)より
    4043465017
    No.11:
    (4pt)

    ジャパニーズモダンホラーの名作

    テーマは水。
    禊ぎや穢れを祓うために人は水の力を使いますが、祓われた穢れはどこに行くのか。
    一気呵成に読めるホラーの佳品です。
    映像化もされていますが、ただ映画版は正直原作に比較すると・・・という感じですね。
    水霊(みずち) ミズチ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:水霊(みずち) ミズチ (角川ホラー文庫)より
    4043465017
    No.10:
    (5pt)

    オーバーラップ

    神話のふるさと・宮崎県を舞台にした話でめちゃめちゃおもしろかったんだけど、今の口蹄疫問題が思い出されて気味が悪かった。
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    4043465017
    No.9:
    (4pt)

    怖い水

    著者は、駄洒落、ホラー、民俗学を混ぜ合わせたような作品を得意とする作家。
     本書はしかし、駄洒落の部分が抜け落ちてしまっている。そこがちょっと残念だった。とはいえ、ホラー小説としては申し分ない。なにより、アイデアが突飛で、全編に漂う不気味な雰囲気も物語を盛り上げている。グロテスクな描写も多いが、なぜか田中氏のは生理的嫌悪感をそそるものではないので、安心して読むことが出来た。
     主人公の不甲斐なさ・一貫性のなさに怒りを覚える人も多いようだが、この人物造形がなければ、ストーリーとして破綻してしまう。良く考えられていると思う。
     分厚い本だが、ストーリーもしっかりしているので、一気に読むことが出来た。
     田中氏はオチの弱さが欠点としてある人だが、本書では、まあまあしっかりしている。
    水霊(みずち) ミズチ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:水霊(みずち) ミズチ (角川ホラー文庫)より
    4043465017



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