(短編集)

シャーロック・ホームズたちの冒険



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シャーロック・ホームズたちの冒険

2013年05月30日 シャーロック・ホームズたちの冒険

ホームズ&ルパンパスティーシュ、吉良邸討ち入りでの密室殺人、もしヒトラーがホームズマニアだったなら……。著名人たちの名推理に酔いしれる、奇才・田中啓文が贈る、ミステリ連作集。 (「BOOK」データベースより)




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シャーロック・ホームズたちの冒険の総合評価:7.45/10点レビュー 11件。Bランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.11:
(4pt)

期待"通り" "ハズレ"が相半ばするパスティーシュ

題名を見てまず思い浮かぶのがシオドー・マシスン
『名探偵群像 THE GREAT "DITICTIVES"』
だろう。
事実、そんな思いを胸に読み始めたんですが。
ホームズ?ルパン?趣向はどちらかと言えば秘められた探偵譚というより
パロディかパスティーシュ寄り。
先行レヴューにも指摘があったけれど、この点は表紙や帯に
明記されてしかるべきであろう。
また、ご本尊が登場の「『スマトラの大ネズミ』事件」は開巻ほどなく
底が割れてしまって興覚め。
ほかはチャップリンの『殺人狂時代 Monsieur Verdoux』'47
の有名なセリフが頭に浮かんでくる
探偵ヒトラーのハナシがちょっと印象に残ったトコロかな?
シャーロック・ホームズたちの冒険Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズたちの冒険より
4488027172
No.10:
(5pt)

くだらない事に労力を掛けた作者のエンタメ魂に敬意。

これは、最高に楽しい連作短編集。恐らくシャーロッキアンを激怒させるであろう、ホームズのパスティーシュ。一言で言えば「くだらない」のだけれど、マジメなホームズファンをおちょくってるような内容を書くのに、無駄と思える執筆努力をした筆者のエンタメ魂に敬意を表したい。特にこだわりのない、普通のミステリファンなら、アホな事やっとるな、と苦笑しながらも楽しめると思う。
 
ホームズものでない、他の作品も、意外な著名人が探偵役で、読まなくても楽しいくらい。くだらない駄洒落も、オイオイと脱力を誘うように使われ、田中啓文ファンなら、必読のエンタメ作。マジメな読者には向きません。
シャーロック・ホームズたちの冒険Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズたちの冒険より
4488027172
No.9:
(4pt)

ルパンの話が一番意外性が合ったが、ヒトラーの話も捨てがたい

ホームズ、忠臣蔵、ヒトラー、アルセーヌ・ルパン、小泉八雲と様々な著名人物/事件をモチーフにした短編集です。
最後に収録されたアルセーヌ・ルパンの話が一番意外性に富んでいて面白かったように思います。
また、ヒトラーの話も意外とお茶目な感じかなと思わせる描写が続いた後に、狂気をうかがわせるエピソードが挟まれてぞっとします。
シャーロック・ホームズたちの冒険Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズたちの冒険より
4488027172
No.8:
(4pt)

バカバカしくて面白い

シャーロック・ホームズ、忠臣蔵、ヒトラー、小泉八雲、アルセーヌ・ルパンたちが、実はこうでしたよというパロディもの。はああ、なにい!?というようなとんでもないというか、ありえないでしょ、冗談もいいかげんにしなよというネタであるにもかかわらず、結構これが面白かった。なかでも、「八雲が来た理由」はよく調べて書かれているのか、有名な「怪談」を上手く生かしている。殺人のトリック自体はくだらないけどね。でも、あははと笑って済ませられるんだよなあ。まあ、いかにも田中啓文らしい小説だ。
シャーロック・ホームズたちの冒険Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズたちの冒険より
4488027172
No.7:
(3pt)

パスティーシュの一筆をカバーのどこかへ、配慮を。

厳格なシャーロキアンには許せない部分も多々あるかもしれないが、
原典を知らないか、訳本で数作程度の読者であれば、違和感なく楽しめる。
問題は、文庫本の書名(タイトル)にある、が、読後の感想。
表題作はないからだ。
シャーロック・ホームズが登場するのは、「「スマトラの大ネズミ」事件」と「mとd」。
ほかの収録作は「忠臣蔵の密室」「名探偵ヒトラー」「八雲が来た理由」の3作。
時代も舞台も原典の背景も全く異なる。

著者のファン以外が、書名で購入した場合、裏切られたと感じる確率が高くなるのは必至。
忠臣蔵、ヒトラー、八雲に興味を持つ者が読んだとしても、同様の読後感を感じるだろう。

シャーロック・ホームズを知らない人が読む場合に備えて、パスティーシュであることと、
表題作がないことは、明記しておくのが、読者への最低限の礼儀かと思う。

あとがきに、ホームズの文体模倣(パスティーシュ)をする上で、史料、資料、作品群など資料を駆使し、
執筆時間に何倍も掛かったとあるが、どこの向かって書いたのか、最初から方向が間違っていたような印象。

本文中の「あるルートから入手じたんだ」は、単なる入力ミスか、はたまた何かの推理のヒントなのか…。
ローマ字入力が主流の現在、「し」と「じ」の違いは珍しい…。
シャーロック・ホームズたちの冒険Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズたちの冒険より
4488027172



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