(短編集)

シャーロック・ホームズの古典事件帖



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シャーロック・ホームズの古典事件帖

2017年12月28日 シャーロック・ホームズの古典事件帖

今なお読み継がれるシャーロック・ホームズ物語。コナン・ドイルが生み出した偉大なる名探偵の事件簿より短編13話を厳選し、明治時代から昭和初期にかけての翻案・翻訳を原作の重複なく収録! 編者はシャーロック・ホームズ研究家の北原尚彦氏。押川春浪「ホシナ大探偵」、加藤朝鳥「毒蛇」、妹尾アキ夫「這う男」、森下雨村「サンペドロの猛虎」など、知る人ぞ知る隠れた名訳が新字・新かな遣いのテキストで甦る。(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(5pt)

シャーロック・ホームズの初期の翻訳を復刻しています!!

シャーロックホームズのシリーズは、「緋色の研究」(1887年)により誕生した、
 推理小説上最も有名で人気の高いものですが、これらの作品が日本に初めて翻訳されたのはいつ頃なのか?
 そして、どのように紹介されていったのか?そういった経緯を一望に収めようとした、これが本書の目的なのだそうです。
 編者は高名なシャーロッキアンで、ホームズのパスティーシュも沢山発表されている北原尚彦さんです。
 本書には、明治から大正にかけて重要と思われる翻訳と翻案を短編12編、長編1篇を収録していますが、
 訳者(翻案者)、原作が重ならないよう配慮されています。
 収録作品は以下の通りです。    1:乞食道楽   2:暗殺党の船長  3:新陰陽博士  4:快漢ホルムス  5:禿頭組合
 6:ホシナ大探偵  7:肖像の秘密  8:ボへミヤ国王の艶禍  9:毒蛇  10:書簡のゆくえ  
 11:十二時  12:サン・ペドロの猛虎  113:這う人
 明らかに原題判別できるタイトル・・ボヘミヤ国王の艶禍、這う人・・・、少し考えればわかるもの・・・乞食道楽、禿頭組合、 
 毒蛇・・・、もありますが、ほかの作品は判別出来ますか?
 何分、かなりページ数がありますから、私もすべて目を通していないのですが、タイトルからもわかるように、
 登場人物はもとより、内容まで変更を加えている、翻案に近い作品も混じっています。
 日本にホームズが最初に紹介されたのは、1の乞食道楽ですが、原作がストランドマガジンに掲載されたのが1891年、
 本作が翻訳されたのが1894年(日本 1月号~月号)ですから、この当時のことを考慮すると、これは相当に早いといえます。
 また、翻訳者も押川春浪、田中貢太郎、森下雨村、妹尾アキ夫、など推理小説好きの人にはおなじみの人もいます。
 そして、7の作品の翻訳者は、西條八十ではないかということです。
 何分昔の翻訳で訳文がこなれていない、わかりにくいという感もしますが、ホームズ物が発表された時期を考えると、
 この方があっているのかもしれません。
 解題は、編者の北原氏が担当されていて、これは相当に力の入ったものです。
 なお私は本書を盛林堂で購入したので北原さんのサインが入っています。
 また、サインの上に「和杜遜君」と書いてあって何と読むのかなと思いましたが・・・・・。
シャーロック・ホームズの古典事件帖Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの古典事件帖より
4846016722



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