恐怖の谷



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初公開日(参考)1953年08月
分類

長編小説

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恐怖の谷  新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)

2008年01月10日 恐怖の谷 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)

犯罪王モリアーティ教授の組織にいる人物から届いた、暗号手紙。その謎をみごとに解いたホームズだが、問題の人物ダグラスはすでにバールストン館で殺されていた。奇怪な状況の殺人を捜査する謎解き部分(第一部)と、事件の背景となったアメリカの“恐怖の谷”におけるスリルとアクションに満ちた物語(第二部)の二部構成による、傑作長編。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

恐怖の谷の総合評価:8.47/10点レビュー 51件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

一粒で二度おいしいみたいなミステリ

二部構成で

一部はこの上なく正統派な本格推理小説
二部はハードボイルド風のミステリ

他のホームズの長編同様、短編が二つ組み合わさったみたいな構成ですが、この作品はそのどちらも質が高いと感じました。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.1:
(10pt)

ホームズ物の知られざる大傑作!

やっと来た、という感じの満足感が得られた。物語作家ドイルの面目躍如たる一作。私は世評高い『バスカーヴィル家の犬』よりも本作を推す。今回はドイルがここまで書けるのかと感嘆させられた。

物語の構成はエピローグを加えると大きく分けて3部になる。1部は通常のホームズ譚―依頼人が来て、事件の概要を話し、ホームズが現地に乗り出し、事件発生後、証拠を捜索して驚嘆の事実を暴露する―である。しかし、今回白眉なのは第2部、つまり事件の背景となる加害者側のストーリーなのだ。これが実にいい!!
この構成は先に出てきた『バスカヴィル~』以外の長編、『緋色の研究』、『四つの署名』と同じなのだが、『緋色の研究』の時にも感嘆させられたが今回は更に作家としての円熟味が増したせいか、ものすごく芳醇な味わいがあるのだ。
なんとハード・ボイルドなのである!!!ハメットすら唸らせるかのようなその臨場感はまるでスペクタクル映画を観ているよう!
しかもそのサイド・ストーリーにも驚きの仕掛―これは今考えるとほとんどサスペンスの常套手段なのだが私には全く予想つかなかった―が施されている辺りにも正にぬかりなしといった感じ。
ドイルはやはりドイルなのだと感じ入った次第。思うに本来ドイルはこのような小説を書きたかったのではないだろうか。



▼以下、ネタバレ感想

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Tetchy
WHOKS60S
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.49:
(5pt)

二部構成、ふたつの話としても楽しめる

最初に読んだのは相当昔である。今回、中古の美品(改訂版)が手に入ったので、早速読み返した。

第一部:イギリスの由緒ある城砦に住む当主が殺された。散弾銃で顔を撃たれ、目を背ける姿になっている。城砦の館の周りは水を張った堀に囲まれ、ずぶ濡れの怪しい人物は発見されていない。殺害現場の部屋には鉄アレイがひとつだけ残されている。悲劇が起こったにもかかわらず、当主の友人と当主の妻は何事もなかったかのように談笑している。クローズドサークルで起こった不可思議な殺人事件である。

第二部:アメリカの「恐怖の谷」と呼ばれる製鉄と炭鉱の街。ある若者がふらっとやってきて、警察といざこざを起こしたことでたちまち有名になる。この街は実質マフィアの親分のような議員が牛耳っていた。若者はこの集団に迎い入れられ、たちまち頭角を現す。数か月後、有名な探偵会社が刺客=エージェントを送ったことが明らかになる。

第一部のトリックは、物事を注意深く見られる人なら分かるであろう。第二部のトリックは、第一部を読んだ後ならオチを予想することは難しくない。第二部はミステリーというよりアドベンチャーである。「恐怖の谷」を牛耳る悪漢どもをどういうふうに「掃除」するかが見ものである。ここで終わらない。絞首台に送られることを免れた人物が、復讐にやってくる。

正統派ミステリーを期待する人は、第一部はともかく、第二部は「役不足」と感じるであろう。逆にハラハラドキドキ感は第二部の方が上手である。十分読み応えがある。
恐怖の谷 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:恐怖の谷 (新潮文庫)より
4102134085
No.48:
(5pt)

久しぶりに読んでみたくなり、購入しました。

時間つぶしに何か読んでみようかなと思い、色々調べていくうちに「シャーロック・ホームズ」を思い出し、購入しました。名作はいつ読んでも楽しめるものですね。
恐怖の谷【新訳版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:恐怖の谷【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488101232
No.47:
(4pt)

面白い

ホームズは面白いです
恐怖の谷 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:恐怖の谷 (角川文庫)より
4041086221
No.46:
(3pt)

事件に至る人の執念を感じた

英国のちょっと田舎のダグラス邸でダグラスが顔を散弾銃で撃たれて殺害された。ある男(モリアーティ?)からの暗号文でホームズにダグラスの危機を伝えていたが、間に合わなかった。そしていつものようにホームズは捜査し犯人を特定する。なお、この作品は二部構成になっており、前半はダグラス殺害事件を解決するもので、後半はダグラスの過去(これが事件と関係する)の物語となっている。ダグラスが殺害される理由は第一部では分からなかったが、第二部を読むと事件の真相が分かる構成だ。犯罪というのは刹那的なものではなく、過去も含めて長い期間にわたって関連してくるものであることが分かる。個人的には納得できないことなどあるが、これは個人的にホームズの長編作品が自分に合わないだけだろう。
恐怖の谷 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:恐怖の谷 (角川文庫)より
4041086221
No.45:
(5pt)

おもしろい

かなり古いマンガですが小学生の時図書室で何回も借りました。今読んでもおもしろいです
シャーロック・ホームズ全集―まんが (第3巻)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ全集―まんが (第3巻)より
4092331037



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